2007年1月〜2010年12月
<230>


☆☆ Merry Christmas ☆☆

皆さんはどんなクリスマスをお過ごしになりましたか?

マスコミが煽るほどにクリスマスに思いが動かなくなったのは、歳を取ったのか…(>_<)、本当のクリスマスを体験したからか…。

そして、私のイブは、年内最後の本番、けいゆう病院のミニコンサート!!
この準備のせいもあるか…!?

今回は、音大を卒業した高校の教え子二人の協力を得て、季節にちなんだ曲を揃え楽しいものになった。
指導しているグループの方々や他のお客様と、ニコニコ聴いてくださるのは嬉しく、最後に『聖しこの夜』を皆さんで歌って、 あっという間の30分だ。

 終演後、出演者でお茶(ナントあんみつ!)で一息ついて、それからいつも聴きに来てくださるお客様や出演者のお母様共々連れだっ て、高校の先輩の経営している野毛の焼き鳥屋に繰り出した。
 開店時間17時に入り、ウーロン茶で乾杯…と、思わぬ流行りの“女子会”となった。30代〜80代までの世代が違った女子だ ったが、もつ煮込みのスタートから、野菜を鶏肉で巻いた巻き物、ねぎ間、つくね…と次々と頬張り、締めは梅雑炊!の定番(*^_^*)

和やかで楽しい雰囲気と美味しさにハッピー全開。
“またやりましょう!”と次回の開催を約束して解散。滅多にしない忘年会が成立して、(たまにはいいね〜)となった。

情報で、赤煉瓦倉庫でドイツ風のクリスマス市が立っている、と聞いていたので、里心(笑)ついて1人足を伸ばした。
…が、あまりの人の多さに市の小屋にたどり着かない…(@_@)
 市のハジッコにアーモンドを甘い物でコーティングしたドイツ菓子が売っていた。懐かしさに目をパチクリ。しかし、 高い!オーストリアの半分の量で倍の値段。本番終わった発声で「高〜い!」と叫んだら、店主がムッとしてた(^_^)v …でも 里心ついてるので、買って口に放り込む。ん〜、懐かしや☆
期待した程の市ではなく、ちょっとテンション下がって帰路につく。
途中、みなとみらいのビルは一斉に電気を点け、それはそれで明るく清々しさを醸し、イブの演出に花を添えていた。
盛りだくさんの1日となった。
(2010.12.27)

<229>

私の気に入っている若手俳優がインタビューで、恋人役の女優のいる撮影現場に向かう時の心持ちを語った。

(そうか!)と思い当たる事があった。
 今年に入って(ほぼ一年前!)ずっと読み耽っていた本がある。
いわゆる“娯楽時代小説”のジャンルになるのだろうか。
 その描写がまるで映像の様で、心を捕らえて離さず、テレビを観るより楽しく没頭していた。
もう1つの理由はその主人公の魅力的な事!本の中で、淡々と生き生きと生きている姿に惹かれ、彼に逢いたくて、まるで “恋をした”みたいに、ページを繰る。(みたい…ではなくて、恋かも!)

(こんな男性は現実には居ないのかしら?居たらいいのに!)とばかり…。

 この本、文庫本で34巻もあり、始めは数冊揃えて読んでいたが、何と言っても娯楽小説だから、ドンドン読める。彼会いたさ に本は進み、先が無いのが不安で買い揃えて一気に読んでいた。30巻目を読み終えた頃、まだ書き下ろしの連載中だと知った。
(えっ、じゃあ最後はまだわからないの??)

今、34巻目を読み終えて、私の“恋”は宙ぶらりん(@_@)

次は何時会えるの〜?『坂崎磐音様〜』(佐伯泰英 著『居眠り磐音 江戸双紙』)
(2010.12.11)

<228>

 縁あって、みなとみらい地区にある「けいゆう病院」でミニコンサートを定期的にする事になった(次回は12月24日、 来年からは偶数月第4金曜日)。
 11月5日(金)が第1回。いつも聴きにきてくださるお客様もわざわざ来てくださっておよそ30分(9曲)楽しく終えた♪。
終了後、海の見える13階のレストランで食事をしていると、「海のない埼玉出身だから海って新鮮」といつも弾いてくださる ピアニストさんが言うので、ボランティアで弾いてくれたお礼に「じゃあ、ぷかり桟橋からシーバスに乗って横浜まで行きまし ょうか!?」と食後勇んでみなとみらいからぷかり桟橋へと向かった。
APEC直前、警備が日に日にものものしくなっていたにも関わらず、ピンと来ていなくて、警備のお巡りさんに制止された。
「IDパス無い方は通れません」
「ぷかり桟橋に行きたいんですけれど…」
「あちらの案内係に聞いてください!」
と、ノコノコと女性の前に行きその旨を伝えると、キリリと男前(!)に「海も只今政府が借りきっておりますから、 今日は行かれません!!」と言われ言葉もなく、断念。
考えれば当たり前だf(^^;
APECも終わり、事件もなく無事終り安堵している。長い期間、日本中のお巡りさんが警備していて(ご苦労様だな〜) と思っていた。
果たして日本の代表が我々にとって有利な話し合いができたのかは…、願うばかりだけど!!!

南大沢まで整体に行っていたが、調布に移ったので通い出した。大分近くになった。
 近くに深大寺があるので、いつか行ってみよう!と、ようやく先日平日に行ってきた。
土日祭日は深大寺行きのバスは超満員。人気の朝ドラの影響とのこと…。
最寄りのバス停から数分で深大寺の森に到着。こんもりした木々の中、オゾンを含んだ空気は何よりのご馳走(*^_^*)深く息を 吸い込み、「生き返る〜!」と、散策。
新蕎麦が出ていて、味見。(んまぁ〜!お蕎麦ってこんなに薫りがあったのぉ〜!こんなに風味があるのぉ〜!)と感激、感激。

帰り、探し歩いた近くの温泉にドボンと浸かり、ホワ〜!っとして帰路についた。
思わぬ体と心の休養になったo(^-^)o
(2010.11.20)

<227>

 秋の装いも整わないまま、秋を越えたような季節になってきたみたい…。「明日は今日より寒くなります」とのニュースに、 その日午後も夕方近くになってバタバタと洋服の入れ替えをした(~_~)
 要領はわかっているものの、何だか増えている気が…。そんな事考えてると手が止まるから考えず…作業を進める。 今年は暑かったせいか防虫剤が気化してみんなカラになって、足りなくなって途中慌て薬局に走る。
 幾つかの古い洋服を目を瞑って(エイッ)と処分して、無事収納でき、これでいつ冬が来ても大丈夫になったo(^-^)oヤレヤレ。

『上村松園』 の展覧会開催期間が間もなく終わると言う頃、いただいた招待券を握りしめ北の丸まで出かけた。終了間近の事もあって、 入場券を買い求める行列がある。その脇をすり抜け入った。
 一瞬、人の多さに困惑するも、絵を目にした途端、(これは!やっぱり天才!)。
何回観に行っても魅了される。

当時の日本画画壇はやはり男性が中心、その中で描き抜いた強さは絵そのもののエネルギーとなり、観る私達に今も放っている。
構図の新しさや女性ならではのしなやかさ、彼女でなければ描けない作品は、どの一枚をとっても目を逸らさせない作品ばかりで、 人混みの多さなどなんのその!
 絵の美しさに心満たされ、女性として励まされ体が熱くなって帰ってきた。
本当に素晴らしい。

 親戚から葡萄が届き、知り合いから栗、さつま芋が届いた。
秋の味覚満載。
中華街を歩いたら「しんくり〜!」天津甘栗も栗が新しいらしい。買って食べてみた。
瑞々しく香りよく美味しかった(*^_^*)
 今年の短い秋を堪能する!!。
但し、食べ過ぎに注意(^o^)/
(2010.11.09)

<226>

 羽田空港に国際線が“復活”した!!

昔、昔のその昔(笑)。私の初ヨーロッパは羽田空港発だった。帰りは成田空港の予定が、当時の成田空港反対派が学生と共に、 成田空港の管制塔を壊してしまって、結局羽田空港に戻って来たっけ…。 以来、ずっと海外へは成田空港通い。(遠い、 遠い…)と思っていたのも、だんだん慣れてくるもの…。
国内線で利用する羽田空港に国際線があれば確かに(近いな〜!)と実感する。深夜にパリ行きが出ると言う。それを夢に描いたら 体がウズウズしてきたo(^-^)o

…とは言うものの現実に戻れば、国際線開港の翌日、国内線に乗って仕事。
騒ぎは“国際線”だけだろう…!と思っていたら、何と!国内線第2ターミナルも大きく変貌していて、唖然(@_@)
エスカレーターで昇ってゆくと、出発ロビーは左手に広がっていた。ところが今回上がって行ったら、右手にも出発ロビーが 出来ていた!!。
搭乗ゲートも、ナント700番台の数字も!(@_@)
新しいロビーは綺麗で眩しいほどにピカピカ。
バタバタと自身の手続きを済ませ搭乗ゲートへ。今回は飛行機の場所までバス移動。タラップを登る。
ターミナルビルからは遥か。

機内アナウンスが流れた。「本日は新しい滑走路から離陸致します!」
(@_@)まぁ!
海に向かって飛行機はランを始めた。

そんなつもりもなく、新しくなった空港を体験した。(*^_^*)

帰り、少しばかり土産を買い、飛行機に乗り込んだ。荷物を置く段になって、その土産を待ち合いロビーの椅子に置いてきた 事に気付いて慌て取りに戻ろうとした私に、「お客様、もうお戻りになれません」と乗務員に諭され、「地上職員に連絡致 します」と、待つこと数分。
私の土産は大切そうに飛行機入り口に待つ私の元に帰ってきた。大した金額ではないのだが、ホッとした。これも初体験。
一度入ったら出られないんだ〜と学習。えっ?それより『忘れるな!』? 確かに^_^;
(2010.10.25)

<225>

 目覚めて窓を開けると、ひんやりとした空気と共に金木犀の香りが流れ込む。
“暑さ寒さも彼岸まで”とはよく言ったもので、本当にお彼岸を過ぎたらキュンと涼しくなった。
夏の暑さの記憶があまりに強烈で、いまだに夏の服装で出かけてしまいそう!だがそろそろ秋の装いにしなくては^^; また、一騒動です。

日々に追われる毎日。それでも10月8日(金)のリサイタルが終了して、束の間一息、と言ったところ…!
沢山のお客様に包まれて歌うありがたさが身に染みます。
 最近は何十年振りの知人がコンサートに来てくださる事が増え再会の喜びがあります。高校時代1年と3年の時の体育の先生! (昨年ゆっくりお目にかかる機会があり今年初めて、大人の私を見てくれました)を始め、中学、高校の同級生、可愛がっていた 高校の後輩、昔在籍していたサークルの方々…と懐かしい顔、顔、顔。嬉しいな〜と、感謝しています。
私自身の、これからの課題も見つかり、また次の本番に向けて再びまだ少しリサイタルの安堵と疲れを残しながら練習の 再開o(^-^)o。また頑張ろう(*^_^*)

仕事帰り、京急に乗って横浜で降りると、山梨県警のお巡りさん。(何か山梨の重大事件でもおきたのかなぁ^^;)…と。 東横線に向かうと岐阜県警、翌日桜木町に行けば山形県警(@_@)
物々しさにここまできてやっと(!!!)」わかった。
11月に行われるAPEC(アジア太平洋経済協力)の警備だ!1ヶ月も前から警備が始まっている。
APECなどテレビのニュースで(フンフン)と耳にしていたが、我が身の近くの事なんて思ってもみなかった。こちらも歩いて いて緊張する。お巡りさんとは言え、慣れない人の多い街の警備はさぞや大変だろう。
次の本番である、ボランティアの“けいゆう病院”のミニコンサートの打合せに出掛けた。
その横の空き地には、やはり全国からのパトカーの駐車場と化していた。
無事にいって当たり前。でもその陰に、安全を守ってくださる縁の下の力持ちを沢山目撃した。
(2010.10.20)


<224>

9月に入り、コンサートの準備が具体的になり俄に忙しい^^;
演奏家としては、本番で使用する1840年製プレイエルでの合わせも熱を帯びてきた。柔らかく繊細な音に心トキメク!
 だがしかし…、今年は夏が暑すぎて、どんなにクーラーの効いている部屋だとしても、心身ともにバテてしまってなかなか 順調に練習できず、ピアニストと「次回のコンサート、本番10月は止めようね!」が合言葉になっている(笑)

お陰様でチケットは完売寸前P当日券が果たして出るだろうか…?とピアニストさんと頭をつき合わせ席をカウントしながら、 嬉しい悲鳴と悩み…。
  インドアばかりの作業の毎日。友人が「たまには気晴らしを!」と、川崎等々力競技場で行われた「スーパー陸上」の招待状をくれた。
 競技場は拙宅から1時間もかからない。
秋晴れに恵まれた爽やかな昼下がり、競技場に入ると別世界。緑の芝生が日に映えて眩しい。
普通は予選、決勝と進むが、今回は招待選手と日本の選手との試合!それぞれの競技が一回で決してしまう。
彼方で棒高跳び、こちらはハードル、次々と競技が繰り広げられる。選手達の鍛えられた肢体はしなやかで美しい。
中でも、昨年世界陸上で銀メダルを取った村上選手の出場した槍投げは、観るも初めて!手から離れた槍は、クルクルと回転しながら、 生き物の様に落ちてくる。キラキラととても綺麗!
招待席は良い席だから、100m走のゴール前。
ただ座っているだけなのに、一緒に体が動いて熱が入り、ジリジリと肌を焼く日射しに喉も渇き、売店を探しに歩く。…と、 “かき氷”の旗。
この夏は「暑い暑い」と言いながら、逆に外にも出ず、“かき氷”なんぞは食べていなかった。まさか9月下旬に夏の風物詩で ある“かき氷”を食するとは!!あ〜、けれど一口、口に入れるとそれは体が何よりも求めていたもので大正解o(^-^)o スーっ と体から暑さが引いてゆく。
体をリセットさせて、再びシャンと背筋を伸ばし観戦。走高跳びには、女子にはスロバキアのブランカ・ブラシッチが出場。 来日をテレビのニュースで報道したほどの選手。190センチを越える長身で顔が小さくモデルもこなし、世界記録まであと 1センチの記録を持つ。他の選手とはひときわ違うオーラを放ち、しなやかな体が軽々とバーを越える。(走高跳びってこんなに フワ〜ッって跳ぶもの!?)と何だか考えも新たになった。
記録は平凡だったが、彼女自体が非凡なものだった。
全ての競技が終了するのに、二時間半。
秋晴れの日に、友人が言ってくれたように、異空間に身を置いて、この上なくリフレッシュした時間だったo(^-^)o
(2010.09.29)

<223>

 九月に入っても暑さは変わらず、グッタリしつつも体感だけは慣れてしまった気がする。
それでも台風がやってきて以来朝夕の風が少し涼しい体感。

数日前、ザルツブルクの友人から電話があり「ヨーロッパも暑いんでしょう?」と聞いたら「それがね〜、暑かったのは数日で、 今日なんて17℃よ〜!寒いの!」
「・・・」こっちと20℃の差。想像がつきません。

ヨーロッパの友人の用件は「誕生日に何か送りたいけど、欲しい物ある?」…。思いつきませんf^_^;
そのお声から流れ込むヨーロッパの空気こそ、私の望み!…それでも段々頭が働き、口から出たのは「ハーブ入りのお塩を!」 「いつものカレンダー!」なんて勝手言ってお願いしたものが、先日空を飛んで届きました。友人の温かい心のこもった小包でした。

1年に1度のお誕生日はアッと言う間にやってきて、アッと言う間に過ぎます。
幾つになってもなんとなくソワソワする私はいつまでも“乙女チック”(*^_^*)
 バースデーカードやメール、お花が届き、プレゼントいただいたり…。
 当日は多忙な友人と予定が合い、久しぶりの嬉しいお食事会となりました。
“食通”の友人に誘(いざな)われ中華街へ!
「今日は三軒ハシゴだよ!!」
「・・・」(中華街でハシゴ!?無理!そんなに食べれない!!)と心の中。なんたって頭の中では、沢山料理の乗った円卓が 3個並ぶ…(@_@)(笑)

先ずは、四川の名店(日本人に合わせていない中国の味だそう)。 小皿で、フカヒレの姿煮、茄子の辛子味噌炒め、ホタテの辛子 ニンニク炒めとご飯小。これを分けて、いただく。フカヒレの煮込んだタレが美味しくて、「これにご飯付けて食べた〜い」と食し、 茄子やホタテの料理は辛いのでご飯と一緒に、ちょっとホットにハフハフと。美味〜。
ついつい食欲に負け、辛うじて撮影覚えていたのは、茄子の料理が来た時だけ^^;
食べながら「主食代わりは次のお店だよ」と言われて、口をモグモグしながら「ハイ!」と素直な私。一気に食べ終わり、 暫しお茶を飲んでいるとお店の人が「デザートはいかがですか?」と聞いてきた。丁重にお断りして、“次のお店”へ!と軽快に 立ち上がる。

お腹には結構たまり、次なるは上海料理で「つけワンタン」。
「お腹いっぱいで入らなかったらどうするぅ〜?」と訴えても、「入るょ」の一点張り。
出てきたそれは、エビもプリプリに茹で上がったワンタンがコロコロと皿に踊る。「じゃあ、一口ね!」と、タレをつけて パクリ(^O^)「!!」(美味しい〜〜〜(*^_^*))
…結局一人前をペロリ。仰る通り、軽くて食べられちゃいまいました。
「じゃあ、行くよ!」(@_@)滞在時間約20分。

「今度はデザート!」(ヒェ〜(@_@))中華街の中でも相当美味しい、杏仁豆腐とマンゴープリン。…成る程、確かに美味しくて、 日頃デザートなどあまりいただかない私も、自分の杏仁豆腐をペロリ、相手のマンゴープリンまで手(口?)を出してました。
中華街は終りが早くどんどん閉店してゆく中、お土産まで買っていただいて、集合から二時間でノルマ達成。
忙しくも充実した楽しい時間でした。
本当にお食事とお心にご馳走様でした。

今年もハッピーなバースデーウィークを過ごせましたm(__)m

夏の疲れが出る頃かと思います。皆様お体お大事にお過ごしくださいm(__)m。
(2010.09.16)

<222>

 月曜日月二回、桜木町で発声のグループレッスンをしている。 某日、そこに向かって歩いていたら、靴底に何か違和感!ペタペタって感じになってきて…(?)。見ればペロリと靴底が半分以上 剥がれてスリッパみたいになっている。(ひえ〜〜!(@_@))その日お稽古を済ませ、慌て百均ショップに入り、瞬間接着剤を買って その場で貼り付けた(^_^;)

昨年、思い出のいっぱい詰まったサンダルを筆頭にほとんどのサンダルを処分した。今年は、数年前に知人からいただいた黒いサン ダルで、(今年はこれで行こう!)と決心もご機嫌で闊歩。
…のはずが履いて間もなく、この事態。

(あ〜、びっくりした)と、安堵して帰宅。
 それからまた次の桜木町のお稽古日。
またまた、違和感!?。そこに通う生徒さんに会うや、「先生また靴底が剥がれていますよ〜」と教えてくれた(>_<)。
ちょっと心折れた私は、帰りにいつも直してもらう靴の修理屋さんに駆け込んだ。¥300で貼り付けてくれた。(ヤレヤレ〜) ホッとした。

 某日、南大沢に整体に行った。「!?」今度はもう片方の靴底が剥がれた。折れた心は砕けた…(笑)

南大沢には小さなアウトレットタウンがある。あんまりブランドにこだわりもないものだから寄った事も無い。
しかし、今回はもう、決めた!。ちょうどセールだった事もあり、靴屋さんに飛び込んだ。

  セール時には目玉商品があるはず。そのサンダルでも買おう!と入れば、ビンゴ!
ありました、ありました。

少し重たいけれど、厚底の革の白いサンダル。これを格安でゲットし、壊れてばかりで私のハートを痛めて続けていたサンダル とお別れし、履き替えた。
(あ〜、ヤレヤレ)気分もスッキリ、心も癒され辺りを見回せば、素敵なサンダルがあっちにもこっちにも目に飛び込んでくる。
久しぶりに、心が踊った♪

それぞれの棚の靴には、安くなった上に更に値引きの数字。
(あら可愛い、あら素敵)と次々に試してみてはお気に入りを見つけ、「じゃ、これ」「じゃ、これ」…と気が付けば店員が ついてきて、私の決めたサンダルを持っている。(プチ!“プリティーウーマン”気分)
結局、ピンク、黒、オレンジの穴の空いたブーツ型、…そして、格安。計4足のサンダル!
バカじゃないの!?ハイ、バカです。何だか久しぶりに炸裂しました(^_^;)

レジの店員さんが、“更に割引”に気付かず二度もレジを打ち直す(何千円も違うので!ここはしっかりo(^-^)o)アクシデントも ありましたが、高い靴なら一足分で4足手に入れました。

自宅に戻り、靴箱の整理をしたら、(サンダルはあの黒しかない…)と思い込んでいたのに、茶色のが箱から顔を出し、ちょっと固ま りました、私^^;
それも(!)下ろし、新たな家族の格安サンダルはもちろん、ピンクのサンダルも早デビューし、足元に幸せがやってきました ♪♪♪(*^_^*)
(2010.08.23)

<221>

夏らしい夏。
外は暑いけれど室内は涼しい(寒い?)。人間の体は温度差が7度位までなら対応できるらしい。それを越えると、体調に変調を きたすそうだ。
あまりに暑い日は、お湯を溜めた入浴と、長袖!!
日除けとクーラー予防も兼ねて必ず一枚長袖を持参する。

親戚の若い娘から「これ大きいから使ってくれる?」と、最近は“お下がり”ではなく“御上がり”をありがたく頂戴している。 その中にガーゼ生地の長袖カーディガンがあった。もう何年も何の気なしに着ていたのだが、今年突然、その軽さと着心地の良さ に目覚める!
『この暑さの中、な〜んと涼しい事か!!』
陽射しを遮り、生地を風が通り抜けるo(^-^)o

あ〜、だがしかし、こんなに快適と自覚もなく着続けた結果、「!!」 生地が弱って切れてきた…(;_;) 繕っても繕っても、生地自体がもう弱っているのだろう…、また切れてしまう。
これは大変!とばかりに、これをくれた親戚の子に「あれ、何処で買ったのぉ?」と連絡を取っても、「忘れちゃったぁ!」と 気のない返事。

数年前からチュニックなどのエスニックファッションが流行り、今年はインド更紗のスカートもそこいら中に売っている。
いつも、整体に行く時の乗換駅前に前から気になっていたそんなお店があった。
なかなか入るきっかけがなかったのだが、30%OFFセールと言うのも勢いになって入ってみた。
親切な店長さんに、「ガーゼ生地のジャケット探しているのですが、ありますか?」と問えば、一生懸命探してくださり…。 けれど、私のイメージしていたものは生憎無く、残念ながら…と目を上げると、ガーゼ生地の柄シャツが目についた(*^_^*)
試着させてもらったら「!!、快適〜」色違いで二着“おとな買い”

数日後、着てみるとそれはそれは気持ちいい。ご機嫌。
すると生徒さんの一人が「それ素敵ですね〜」なんてほめてくださる方がいて益々ご機嫌。(お世辞かも知れないけど)。 でもついに「良かったらそれ買ってきてもらえませんか」とまで言っていただき、もちろん引き受けて、次の整体の帰りに ルンルン・と寄る。
店長さんは覚えていてくださり、「ガーゼ生地ですよね。ジャケット入ってますょ」と出してきてくださり、私が想像して いた物ではなかったのだが、(こう言う物は、ある時に買わないと手に入らなくなるんだよねぇ〜!)と独り納得、またまた 二色“おとな買い”(^^;
頼まれた、私とお揃いの柄シャツを買い、更に素敵な色のタンクトップ(もちろんガーゼ生地!)等、見つけるとキリが無い!
まとめ買いに少し店長さんがオマケをしてくれ、イソイソと帰宅。
もう夏物は買わないゾ!と心に決めていたのに思わぬマイブームの到来となり我が身がオソロシイ(*^_^*)
(2010.08.12)

<220>

 急に抜ける様な空に、空気がピンと張ってジリジリした日差しになった。
梅雨の時期、大雨の災害に遭われた地域が多く、心からのお見舞いを申し上げます。
私達の地域ではそれほどの雨量が無かった代わりに湿度が物凄かった。それが、抜けるような青空になったかと思ったら“夏”が来た!
以前『冷夏』と誰かが言っていたが、なんの事はない!気象予報士は『連日猛暑日』と言い続けている。

(そうだろ〜、そうだろ〜!!)と納得。 体が慣れなかったのか夏初日(?)、ほんの15分近所に出て戻って来ただけなのに“ボタボタボタ〜”と体から水分が一気に放出さ れた。服の中と言わず、顔、頭の中と言わず、ありとあらゆるところから流れる汗に自分で戸惑った(@_@)。
それも日を追う毎に慣れ、1日に二度は当たり前の様に汗に濡れたシャツを着替え、時間があればシャワーも、だ。浴びた直後は サッパリと爽やか。
冷房で体温調節が下手になっている体には『湯船に浸かる』が、良いそうで、たまには温目のお湯を貯めて入る。芯から解れて 我を失う(!?)夏の睡眠不足には優しい自分へのご褒美だ(*^_^*)

 暑さに顎が上がってしまう中、今年は合宿が無い代わりに、合唱指導が週の半分、しかも連夜続く事もあり、その上リサイタル のチラシが刷り上がり、俄に猛烈に忙しくなってきた(@_@)
習慣とは恐ろしいもので、チラシが出来てくると、体にスイッチが入り、コンサート当日までの時計のカウントダウンが動き始めた。

『歌の仕上がりに拍車をかけたい私』がムクムクと頭をもたげ、『気合い』なのか『焦り』なのかわからない自分の中が蠢く。
ポーランド観光局にご挨拶にうかがったり、お世話になっている諸先生方、いつも来てくださるお客様にご挨拶状も書いたりして時は 過ぎている。

今年はショパン生誕200年記念。2年前に一度演奏した再演。
5月の高島屋の演奏の時にお話した様に、今回はプレイエル(ピアノ)を使用するので、ショパンが曲を創った音色が当時のままに、 再現できる…。その音色に包まれて選ばれた「詩」を噛み締めると、見えなかった“何か”が見える気がする…。

今年は、だから頑張って(!)銀座王子ホールを借りました。いつもより早い10月8日(金)19:00〜です。

いつも横浜までお出でくださっている埼玉や千葉や東京のお客様、今年は少し近くになりました。横浜のお客様、少し遠いですが 是非お越しくださいm(__)m
詳細は【スケジュール】のページを開くとチラシが見られます。

座席数も、みなとみらいホールより少ないのでお早めにお申し出ください。チケットはいつもの様に、オフィスTAK (TEL044-933-9391)で扱っております。

では暑い夏、皆様お体ご自愛くださいm(__)m
(2010.08.01)

<219>

 いやはや今年の湿気は堪らない(>_<)
“今年は冷夏”と人から聞いたが、もう十分暑いのでは!?。
既に、1日に2度も3度も着替える日がある。
先週などは、気も抜けグッタリ気味。(もう夏バテか!?)…と思いきや、思い当たる事があった。
『サッカー』だ。
熱のこもった日本戦をずっと観戦。日本チームの活躍に寝不足でも元気が湧き、毎日が充実して過ごしていた。日本が惜敗して 試合が無くなったら、それまでの疲れがドッと出て、気力も激減(^^;気が付けばヘロヘロ。
(ちょっと休憩)と、ゴロンと横になろうものなら、爆睡(笑)。体内時計がすっかり狂っている!毎日の予定の変更を自身に迫 られるハメになっていて、焦る〜!
夕べも早々寝てしまい(ちょっと休憩して仕事するつもりだった…)、フッと目覚めたら午前3時。(!!)
マズイよなぁと思いながらも『スペインvsオランダ決勝戦』を見てしまった(>_<)
物凄かった。
勝っても負けても、プロ選手が男泣きするんだなぁ…。凄いなぁ、と。
観戦にヘトヘトになって再び眠りに入る。これは惰眠かなぁ…。
反省の1日をスタートさせた。
今日から体内時計を本気で戻さねばo(^-^)o
(2010.07.12)

<218>

 いつも花を買いに行く我が町の仲良しの露店の花屋!
生花の好きな私はほとんど部屋に花を切らせた事がない(生きていない造花は苦手…)

いつもの様に買いに行くと、(!?)「白桃」と書かれた鉢植えが置いてある。確かに実がなっている。
「白桃って、白桃?」と聞くと「そう、香りがするよ!」と教えてくれた。鼻を近づけると本当にあの仄かに甘やかな白桃の香りがした。 「食べられるようになるの?」「…多分。うまく育つとね!」驚きに許可をいただいて、写メールを撮らせていただいた。

切り花の好きな私はあまり鉢植えは買わない。…がいただく機会が多く、咲き終った後そのままにしておくと(もちろんお水はあげます) 、場所が良いのか、翌年も葉を付け花を付けて再び楽しませてくれる。(お陰でベランダは鉢植えだらけ^^;また咲くのを知っているの に捨てられず…)
今年も数年前にいただいたハイビスカス、ジャスミン、カラーが芽を出し花を付けた。花が付くと北側の玄関に置くのだが、 先日カラーを二鉢出したところ、小さな生き物を発見した!近づいてそっと覗くと…なんと、小さな小さなカマキリ。卵から 孵って棲みかにしたのか…。この写真、カラーも綺麗だけれど、よくよく御覧あれ!わが同居人(?虫…)が写っておりまする。 今朝見たら、少し大きくなっておりました。きっと害虫を食べてくれています。(*^_^*)嬉しき同居人!
(2010.07.02)

<217>

梅雨の日々が続きます。汗ばんでシャワーの回数も増え、ミントのシャワージェルが再び登場となりましたo(^-^)oサッパリ サッパリ!!

 自転車盗難騒動(笑)のあった市立病院。週末に、時折人だかりができていたり、煌々と明かりがついていたりする。ごく普通の 病院だが、よくテレビドラマの撮影に使われているらしい。
以前は、『ハンチョウ』つい先日は『同窓会』そしてWOWOWのドラマ。
ドラマって放映の直前まで撮影されているものらしく、先日木曜日に最終回を迎えたドラマはその前の日曜の晩まで撮影していた。
その木曜日の最終回を野次馬根性で見てみた!
何が面白いって、知ってる廊下を“違う設定”で俳優が駆け抜けてゆく。(あっ、玄関入り口!あっ、診察室!あっ、あそこ!)なんて ストーリーに関係ない所で楽しんじゃって(^O^)

サッカーのワールドカップも開催されている。そんなに盛り上がらないかな〜と思いつつ、それでも世界レベルのプレイはもの凄く、 魅せられてしまう。
その上、我が日本チームが健闘していて、テレビ観戦していても熱がはいる。
先日のオランダ戦。開始時間が明け方3時…と聞いて(とても無理(>_<))と就寝。ところがトイレに行きたくなって目が覚め、 時計を見るや、正に試合中。(ちょっと結果だけ…)とスイッチを入れてみたらもうダメ。ちょうどハーフタイム。
2対0で日本が勝っていて、(え〜!)、すっかり目が冴えて応援!
明け方独りで「あ゛〜!ウワ〜!」と口から呻き声を放ちながら、ついに勝利を味わった。
『エライ!エライ!』と、日本チームを労って再び眠りに就いたが二度寝などするから、なんと(!)眠りながら目眩を感じ、 (気持ち悪〜い!)と仕方なく起きた。
その日1日は寝不足ながら、日本チームの勝利を我が事の様に歓び幸せな1日を過ごした。ありがたい事だ!
バンザイ(^o^)/
(2010.06.26)

<216>

日に日に湿気が増してきた!と思ったら気象庁が「関東地方も梅雨入りしたと思われる」と宣言した。上手い言い方だ(笑)

 毎年、友人と確定申告を提出し終わると、ご褒美に築地にお寿司を食べに行く。今年もずいぶん前になるが、行ってきた。
美味しいお寿司屋なんて何処にでもいくらでもあるのに、初めて暖簾をくぐって以来、確定申告のご褒美は“築地”と二人して決めて いる。板前さんに、「1年に一度と言わず来てください」と言われ、(そうか〜!行こうと思えば行けるんだ!)と今更気付くほど “決めている”。


フリーの仕事の我々は5時半開店と同時に入り、しかもお酒もいただかないので、ひたすら食べて満腹、満足して店を出る。
 そこからお茶へはしごするのだが、まだ7時(*^_^*)。好きなドリンク注文して二人して「あ〜だ、こ〜だ」と語り合う。 そんな話題のなかで、「朝御飯は何食べる?仕事の合間に何食べる?」となった。友人はしっかり健康管理する人で、 『朝は玄米、数種類のナッツ、フルーツ…』あなたは?と問われ考えると、ワンパターンながら、『先ず、バナナ。チーズを塗った パン、野菜サラダに塩昆布とジャコ、フルーツジュース…』互いに「ふ〜ん!」。
お互い人を時間刻みの仕事。昼食を食べ損なう事もあり、その時どうする?
大概私は、ヨーグルトを食べる。それ以外に最近「蒸しパン」にハマっている。甘すぎずお腹にたまるo(^-^)o。お陰で色んな お店の蒸しパンを“お試し”。美味しさは値段でない。好みを見つけて喜んでいる。(中華街のお気に入りの美味しい蒸しパンは 格別ですが、なかなか買いに行かれません)

「良いかもね〜」と賛同していただき満足な私(^_^)v。あんまり甘いものを食べなかった私もこのところせっせといただいちゃって…。

お寿司で満足した私も食べ物談義に花が咲き、再びお腹が空いてしまった自分を笑っちゃいました(*^_^*)

友人に感化され私は白米に入れる16種類の雑穀を通販で手に入れ、いただいている。
 体に優しくて良いみたいです。
(2010.06.20)

<215>

梅雨の前、落ち着いた天候の爽やかな日がほんの一時ある。今が正にその時。
湿度の低い澄んだ空気の中、陽光が肌を射す。紫外線に肌がいきなりヒリヒリし、今夜は慌てて、冷蔵庫で冷してあったローズ ウォーターでコットンパック!

そんな爽やかな昼下がり、お気に入りのインド更紗のフレアースカートでこれまたお気に入りの自転車(ママチャリ)に颯爽と乗った。 …が、少しして急にククッとつんのめる様に止まった。更に走ろうとするとスカートの後ろが引っ張らる。
見れば、自転車の後輪にスカートを巻き込んでいる!更に前に進もうとすると、腰からスカートがずり落ちる…(@_@)
物理的には後輪を戻せば良いものだが、果たして上手くゆかない…。知人宅目前で立ち往生!ホトホト困り果て、ついに知人に携帯から 電話し出て来てもらい、クククと笑いながら、バックした自転車からスカートを救出してもらった(^-^;
我がお気に入りのスカートお陰様で“かすり傷”程度の軽傷で助かった。

それから数日後、やはり我が愛するママチャリで近くの病院に、見舞いで訪れた。
通り雨が降り、その後止んだのを見計らって帰ろうと駐輪場に行く。「!?」探しても探してもナイ!似た自転車が一台あるだけだ。
ずっと探しているものだから、病院の守衛さんが来てくれた。
とは言っても自転車はなく、トボトボと徒歩で帰宅。
…翌日、午後再びそこを通ると前日の守衛さんがいた。私を見つけるなり飛んで来てくれた。
〈似た自転車の持ち主が通り雨で、家族に連絡し車で迎えにきてもらい、似た色の私の自転車も慌て乗せて帰ってしまった。 今朝間違いに気付いて返しに来てくれた。〉と教えてくれた。晴れて私の元に帰ってきた(*^_^*)

スカートを救出してくれた前述の知人曰く、「自転車が大事にされていないって、拗ねてるんじゃないの?」
…そう言えば、最近トンと磨いてもいなければ、油も注してあげていない^^;
自分のお手入れにパックで勤しんでるだけでなく、お天気のいい日に自転車もお手入れしてあげようっと!
感謝と反省(^o^)/
(2010.06.10)

<214>

 真夏の様な天気に恵まれたゴールデンウィークもあっという間に過ぎ…。かく言う私は、カレンダーとは関係ない仕事で、 土日や祝日もあまり縁がなく、8日本番目前の日々となったゴールデンウィークも準備に余念なく…と相成った!

…が、その本番前日。目覚めたらアゴが痛い!!半端なく痛い(>_<)前の晩まで何ともなかったのに、朝、痛くて開かない…。 寝た時にアゴを歪めていたのかも…。(イタタタタ(;_;))
食事もままならず、朝食の食パンは指でペチャンコにして口にし、箸やスプーンでいただくものも、ほんの少量ずつ、ゆっくり ゆっくり。おかげで少食になり体重軽減!(笑?いや笑い事ではない)


 翌日の本番を控え、最後の練習に稽古伴奏者と練習。声は何とも無いがフォルテ(強音)が思い切り出せない。(本番までに何と かしなければ!)とまず耳鼻咽喉科に飛び込み検査、(聴力も少し落ちていて)「少し風邪の影響もあるかも」と、 そして痛みに対する強めの抗生物質を処方していただいた。日頃から薬物はあまり摂らないが、この日ばかりは仕方なく、 薬局で受け取るやその場で服用。休むしかなく早寝。
 翌朝、本番が11時からなので、5時に起きアゴの様子をうかがう。すると歌うには充分開く!
無事にリハーサル、本番二回歌い、食事休憩。すっかり痛いのを忘れて、昼食をパクリと頬ばる!前に『ズッキ〜ン』と激痛(;_;)
歌うアゴと食べるアゴは違うんだ〜!と学習。
それでも三度の本番を無事に果たし、本当に良かった。(*^_^*)

デパートのコンサートイベントの出演依頼は初めてだった。 “ショパン生誕200年記念”で、ショパンの歌曲の依頼だったので、お引き受けした。どんな環境なのかもわからず、 簡単に連絡のつく方々にだけお知らせした。それでも、沢山の方々のお顔が見え、とても嬉しく幸せな思いだった。
皆様ありがとうございました。
(2010.05.31)

<214>

 気温25℃の日あり、9℃の日あり、とジェットコースターの様な気温差に着る物にてんてこ舞い。クリーニングに出そうと思って 置いてあったアルパカのセーターとダウンジャケットを再び、羽織る羽目になったり…。
毎日毎日、(今日は何を着たら良いんだ?)と困って、で、思いついてみました。
日頃は“星占い”なんぞ何の興味もないのだけれど、その中の“ラッキーカラー”を取り入れてコーディネートしよう!と考えた。

  「イエロー!?」そんな色有ったっけ?…なんて動揺しつつも、引き出し探せばジャケット見っけ〜!!
「トルコブルー!?」ハイハイ!トレーナーね。と言うことは下はジーンズで良いか!?なんてルンルン楽しく始めた(^_^)v
(何だかんだ色んな色の服あるなぁ)と我ながら感心。日頃なかなか袖を通さなかった洋服まで陽の目を浴びせる事が出来、結構満足。
しかし、「レッド」は兎も角「ゴールド」「メタルシルバー」となると、いくら派手な私でもロックンローラーでない限りは、 ない…。さぁ、どうする?
閃きましたょ!!
アクセサリーで良いんじゃん!と。
ゴールドにはネックレス。メタルシルバーには髪飾り。
「ラベンダー!?」(これは紫とは違うのか…??)以外や以外、ラベンダーカラーの洋服はありませんでした。 小さな小さなアメジストのペンダントを付けました。
誰だ〜?、ラベンダーカラーの洋服買わなくちゃ!何て言ってるの?
い、いえ、私じゃぁありませんょ^_^;

まぁまぁ、今のところカラーコーディネートの毎日を楽しんでいます。意地になりそうですが…^_^;

なかなかタイミングがなかったけれど、そろそろ衣替えですし☆☆☆o(^-^)o
(2010.05.03)

<213>

“石川町”“伊勢佐木町”“飯田橋”“石焼き芋”“イチゴミルク”…etc.

これは何か?と尋ねれば、我が門下の発声練習教材の単語。
皆さんとそれを繰り返している内に、何だか“石焼き芋”が食べたくなり、近くのスーパーで、金曜日の石焼き芋 セール日を良い事に買いに走り、「甘〜い!(*^_^*)」と舌鼓。
そして“イチゴミルク”
最近のイチゴは立派で、そのまま口に入れる事が多くなり、なかなか“イチゴミルク”に出会えない。
熟れたイチゴの方が潰すのも簡単。ミルクとのコラボも濃厚〜。
…で、待っていましたっ!熟れたイチゴが売られるのを!!
そんな愛しいイチゴを買って、牛乳を買って、洗ってへたを取りイチゴ用のスプーン持って儀式の始まり(*^_^*)。 潰して潰して、お砂糖ドバッと入れたいのをグッと我慢して控え目に。そして牛乳を注ぐと、 『お〜!久しぶり〜!』『あ〜!美味し〜い!』『幸せ〜』
そんな訳で久しぶりに“イチゴミルク”堪能の日々は続く勢い!

桜も散り青葉を愛でる!…のはずが、4月も半ばを過ぎ、『雪』が降った!!こんな時期の雪はあまり記憶にない。
散りかけの桜に雪が積り、感じた事のない季節感を味わう。
雪が溶け、若葉萌え圧倒される緑のエネルギー!
夏の様な気温、またまた冬の様な気温。元気な人間にも大変な日々。くれぐれもお体大切にm(__)m。

「5/8リバーサイドクラシックス音楽祭」HPへ
(2010.04.23)

<212>

4月の実感。
 駅が何だか混んでいて、歩く早さがバラバラで、歩きにくい…。
 仕事先の関内駅前が屋台で賑やか。市役所の向こう側が明るい。ナイターが始まった(横浜球場)。
…新年度なんだな〜!

 花冷えの今年は桜が長持ち。そろそろ花吹雪が舞い始めいよいよ潔い桜花も見納めか…。
いつまでもヒンヤリして着る物に悩まされる。しかも春らしい装いを(^-^;と。
 冬に袖を通したセーターは洗わなければ引出しにしまえず、山積み。(さあ!)とばかりに、天気の良い日に腕を捲って一気に手洗い!
陰乾しの後、部屋にかけたら満艦飾の賑わい。ふんわり乾いて漸く片付いた(*^_^*)

今年はショパン年。生誕200年記念の年。
2年前に一度ショパンの歌曲を取り上げたが今年はもう一度、更に深く掘り下げて歌いたい《10月8日(金) 王子ホール(銀座)》と、勉強中。
 「今年はショパン色に染まりたい!」(ショパン色って何色だろう…?)なんて考えていたら…5月8日(土)玉川高島屋 でのショパンの催しに演奏の依頼。
デパート故に、11時、13時、18時とオープンステージ(新館6階ホワイトモール)で三回、だそうだ。
 初めての体験で果してどうなる事やら。
   昨年度のフォーラムポーランドでパネリストとしてお話をうかがった作家 平野啓一郎さんの「葬送」はショパンと画家 ドラクロアの晩年を扱った小説。20代半ばで執筆なさっただけあって、膨大な資料からの文章の構築は若さとタフなエ ネルギーで溢れている。臨場感たっぷりに読んでしまい、ショパンの最期は胸が苦しくなった。

   パリに居ながらのショパンの望郷を、短期間だったが滞在したポーランドの記憶にある景色に重ねる今…。

そんなところに、ポーランド大統領特別機墜落、全員死亡の訃報が届き、衝撃を受けている。ポーランドの歴史上の多くの苦難を 思い、今回のこの悲劇に(どうして?)と思いながら、ポーランドと言う国の発展と幸せを心から願いわずにはいられない。
亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りしますm(__)m
(2010.04.12)

<211>

4月。

デンマークでは「人魚像が白骨化した!」イギリスでは「シェイクスピアは実はフランス人だった!」
これは全て“エイプリルフール”のエピソード。欧米は何と社会的にやっちゃうのだろう(@_@)
「エイプリルフール」を面白がっていたのは嘗て。今や知らぬ間に終わってしまった。

桜も満開。 台風の様な突風に、咲いたばかりの桜が(散りはしないか…)と心配したが咲きたてでしっかり付いている。
幾つか落ちた蕾を拾って、拙宅に盆栽の様に生けた。果たして咲くだろうか!?
寒の戻りで、今年は花が長くもちそう。しかし、あまりの寒さに、襟を摘まんでの花見はゆっくり歩いてもいられず、 通りがかりに眺めるに留まる。

国立新美術館での『ルノワール展』が5日までなので、いただいた招待券を握りしめて、出かけた。
『さぞや、行列!』と覚悟していたのだが、朝突風の吹いた夕方、心配には及ばず。入り口で待ち合わせの友人と合流して、 スイスイと入場。

一歩足を踏み入れた途端、心の疲れがフア〜と軽くなり、悦びに変わって行く(*^_^*)
それは、それは素晴らしかった(*^_^*) 大概『ルノワール展』と称しても、大作数展あって他は違う作家の作品が並んだりしている。…が今回は本当に全てルノワールの 作品。教科書に載っている様な作品、他の美術展でかつて観たことのある作品、そして何より感激したのは初めて観る作品。

風景画、コンテ画、そして“ブルー”“パープル”を多用していた頃の画。
普通は静かに観て歩くのだが、文頭でお話した通り、悦んじゃった心はハイテンション。絵をたしなむ友人に筆裁きや色使いを 聞いたり、挙げ句は想像力しかない私の勝手なコメントに大騒ぎ。晩年のルノワールの絵画が何故色濃くなったか…など語り合って、 「私達の解説、概ね合ってるよね!?」などと自画自賛(笑)

楽しいひと時を過ごしたまま、早目の夕食を済ませ、桜咲く目黒川を夜桜見物しながら帰路についた。

良い絵(芸術)に触れると自身がこんなに違う…と実感。ルノワールは日頃当たり前の“名画”と位置付けてしまいがちだが、 その名画たる由縁がわかった気がした。
(2010.04.06)

<210>

春の突風が明け方吹いた。そのもの凄い物音に目が覚めたら二度と寝られず起きてしまった(>_<)
その突風に、開花目前の桜並木の小枝が沢山ポキポキ折れて落ちていたので、拾って我が家に生けている。蕾が膨らんで白い 花びらが見えてきた。卓上花見(?)が果たしてできるかしら…?(笑)

数日前は寒くて、蕾も固く、『開花予告』に(まさか〜!)と思っていたが、20℃の日が2日続き、一気に蕾も膨らみ、 基準木での『開花宣言』待たずして、近くの桜は咲き出した。
3/20お彼岸。お墓参りに出かけた。
みなとみらい線に乗り、元町駅から元町を抜けてゆく。元町は連休で物凄い人出。
その中に、グリーンCOLORの人達を見つける。(…まさか…?)いえいえ、やはり先日表参道で見たパレードと同じ『セント・ パトリックデー』のパレードでした。1週間遅れで元町でも行われていました。(長年、石川町や元町に来ていますが、初めて 遭遇しました)
セント・パトリックに何かご縁があるみたいな気がしてきました!!!(*^_^*)

外国の“お祭り”を後に、お花を抱えて坂を登り、お寺でお線香を買い、桶二つにたっぷりお水を持ち、階段だらけの墓地に行く。 皆さん忘れずに見えていて、お花が沢山あってきれい。
久しぶりに墓石の前に立ち、日頃のご無沙汰お詫びかたがた、花入れを洗ったり、お水をあげたり、ご先祖様と心の中で対話し ながら時を過ごした。
何だか特別な時間を過ごした感じです。

近所のソメイヨシノが開く少し前、郊外にフラリと出かけ、小さな川の両側に、沢山の花を見つけた。清々しさにシャッターを きってみた。
(2010.03.25)

<209>

早々『春一番』が吹き、気温も上昇…。が、春への道は、冬の名残りとの鬩(せめ)ぎ合い。3月に入って必ず雪が降る。
気温の上昇、春の気配に心も少し弛んで服装も油断するから、真冬よりマズイ。毎日、5〜10℃も気温差があると体もたまらない(*_*)

今年は、ダウンジャケットを仕舞い好きな『オーバーコートを着る』とさんざん言って…、でも遂にダウンコートに手を入れてしまった^^; (体温調節がしやすいんだなぁ)と言い訳しながら分析。

さすがに、モコモコの冬服はそろそろ着られず、(さて、何を着ようか!?)と薄手で暖かい服装に頭を悩ます。

今日、私の頭は春です(*^_^*)
気候のせいではありません。昨日がホワイトデーだからでもありません。(今年はバレンタインデーをスルーしてしまったので^^;)

…では、何でしょ!?「確定申告」ですょ。
私事で、時の流れもわからなくなるほどの日々を過ごし(原稿も遅くなりましたm(__)m)、その中いつ抜け出すとも知れない整理に 手をつけ、トンネルの向こうの明かりが見えた様に、フッと仕上がった。(ん?)って感じ。
締切の今日、朝イチで税務署に出し、晴れて私の頭の中は「はる〜!春、春o(^-^)o」

本当に肩の荷が下りました。毎年の事ながら、いやはや一大事!


昨日、巷では3/14はホワイトデーですが、ブリタニカ(イギリス)、ブルターニュ(フランス)の地方ではセント・パトリックデー。

表参道でその関係者達がパレードをすると言うので、“ケルト”に興味がある私は一時間だけ確定申告作成中の部屋を抜け出し出かけた。
ブルターニュには、ブリタニカを終われて海を渡ったケルト民族をルーツに持つ人々が居る。その方達の文化を実際に触れるチャンス。
14:00〜パレードは始まり、アイルランドのバグパイプの音色が彼方から聴こえ…。リバーダンスチームや大使館の方や、そして白黒のブルターニュの旗を掲げた一団…etc。
音楽やダンスには独特の物があり、その一時は一瞬外国に居るような空間だった。
(2010.03.16)

<208>

 ポーランド語の試験が終わった^^;。
いつも、にわか勉強でやっつけばかりなので、今回は少しジックリ…!?……。^^;
こんなところあったっけ?なんて、記憶の鍵を開き、ほどくのに時間のかかる事!(>_<)
プリント三枚ある最後に、テキスト閉じる直前まで見ていた“仮定法”。(ヨシヨシ大丈夫!)安堵して一枚目から。いよいよ 三枚目に突入!
(???)わ、わからない。一枚目から絞り出していた記憶に追いやられ、一番新しい記憶が何処へやら^^; (これなら、 最初に仮定法書くんだった!)と言っても後の祭り。これが歳いった脳ミソですか!?

13人位いた生徒さん、試験開始30分後から退出可。絞りまくって、終了チャイムまで粘った私が顔を上げると、残っていた のは、私を入れて3人。知らない内に皆さん退出なさってました。

冷や汗と共に提出して、共に最後まで残っていた英語学科の現役大学生で親しくしていただいている学生さんと、学生食堂で ランチして“試験トーク”に花を咲かせ!学校を後にした。
いよいよ、ポーランド語のショパンに再チャレンジo(^-^)o

ポーランド語の詩が新鮮に見えます。
これは『勉強の成果!?』はたまた『全く忘れた!?』(笑)

気持ちも新たに取り組む所存です(^o^)/

近くの路地に紅梅が咲き、メジロが遊びに来ていました。その次の路地には沈丁花が蕾を膨らませ、一つ、また一つと 甘い香りを放ちながら開かせています。春はもう、すぐそこ。
(2010.03.01)

<207>

 2月に入りもう、関東は9度の雪模様。『今年の冬はヨーロッパみたい!』なんて言ってる場合ではない(>_<)。
旧式コンクリート造りの拙宅は冷蔵庫の様に冷えきって、一度冷えたら温めるのに大変。部屋の中で防寒着!?の有り様。
レッスンにいらっしゃる生徒さんが寒くはないだろうか、とハラハラ。

節分も済み、新たな気分でスタート。
ずいぶん先だと思っていた冬季オリンピックも「あれよ、あれよ」と言ってる間に始まった。 今季は日本勢頑張っていて、応援のし甲斐もあると言うものだが、気の小さい私はドキドキハラハラが苦手で、結果を知って 安心してから観戦する、と言う情けなさ^^;
けれど、今回はカーリングのルールがわかってきて、なかなか面白く応援している。
寒さについ部屋に籠りがちの中、オリンピックからは元気を沢山もらっているo(^-^)o

9月生まれの私を、仕事の都合で冬にお祝いしてくれる友人がいる。
昨年から「恒例化(!?)しつつあるね」と言いながらも、この時期お祝いしてくれる。その気持ちだけで、充分嬉しいのだが、 なかなか会えない友人なので、会いたさにお招きを受けて出かける。
都内に住んでる彼女は、隠れ家的な美味しいお食事処を沢山知っていて、毎回本当に様々な洒落たお店に連れていってくれる。
今回は和食。(前回お話した様に、カロリーダウンの日々なので^^;)お造りや鮟鱇(あんこう)鍋や生姜の炊き込みご飯、 デザートにはわらび餅。
ゆっくりおしゃべりもご馳走の内。二人で喋っていると、時々板さんが「そうですょね〜」と入ってきたり!!(笑)


集合時間の早い我々は食後、コーヒータイムもたっぷり。
イタリアンのお店に入って、お砂糖たっぷりのエスプレッソをいただく(*^_^*)。

次は「確定申告提出の打ち上げだね〜!」と約束。
こちらも恒例となった築地のお寿司屋さんが、“お馬のニンジン”の様に待っています。オッホッホ〜(^_^)v
(2010.02.21)


<206>

 「もう、一年の1/12が終りましたね!」と伴奏に来てくれたピアニストさんがポツリ。
ホントにアッと言う間に、2月になった。立春目前には雪が積った。

  ようやくお年賀状の整理が済んで落ち着いた、と思ったらポストに確定申告の書類が入っていた。(>_<)
年々、億劫になってきている…から、早々と整理して早く終わらせたい!!

 暮れギリギリまで仕事で忘年会も無くおわり、新年は…!?と思っていたら、卒業生達と恒例の食事会に声をかけてくれた。
古くから野毛にある、浜っこなら割合知ってる中華屋さんに集まる。
半年振りに近況を語りながら、空腹で集まった若者三人は屈託なく良く食べ、来る料理来る料理あっという間に空になる。
会う度に、各々の社会で育てられて成長しているのが見て取れ幸せになる。
最後に出てきた(注文してから大分時間がかかった)『中華鍋』も(写メ!)と思った時は既に空の鍋になっていて、記念に空の鍋を撮ってきた。

 その翌日、支度をしていて気が付いた。
(!!…今日の新年会も中華だ〜(@_@))
仕事先の皆さんとランチで新年会。場所も桜木町。
24時間経たない内に再び桜木町に舞い戻り、再び中華を戴く(*^_^*)。
こちらは東京の有名中華料理店の支店。
和やかな楽しいランチだった。
前日とは味も違い、美味しく戴け大満足。

ただ、ただ心配なのはカロリーオーバー(>_<)
そうでなくても、コンサートで沢山戴いたお菓子がなかなか減らず、セッセと食べたら、検診の先生に「肝臓に脂肪が付いてるぞ〜!ダメだそお菓子は!」
…そうなんです。私の体質はお菓子に合わないのです。
それが これをきっかけに甘味を食べる癖がつき、体にはマズイ事になっている!

これを期に、また「小鳥の餌」の様な食生活にしなければっ!!!
(2010.02.06)

<205>

 このところ冬らしい寒い日々が続く。
今年は、長い間眠っていたコート(!)を引っ張り出し、とっかえひっかえ袖を通して楽しんでいる。
 日常に戻った仕事の帰り、キンキンに冷えた歩道を歩く。歩きながら、(ヨーロッパの寒さ…)と、一瞬自分がヨーロッパの路地にいる 様な錯覚をおぼえた。
すると、単純。
何だか本当にヨーロッパに居るような気がして、ワクワクしてきた。歩き慣れたいつもの道がヨーロッパの街角に思え、そう思えば足取りも軽く、 この寒さも何でもない気がしてきた。
単純!
ホント、単純f(^^;


お馴染みの花屋さんには、フリージア、アネモネ、スイトピー…と、春の花が勢揃い。
 心踊ってつい、スイトピーを50本買って、テーブルにドン!。
玄関のドアを開く時、フワリと漂う花の薫りに優しい気持ちになる。外はまだまだ冬だけど、部屋の中は一足お先に春を感じる。

大寒は春の陽気になって、寒さは小休止。けれどまだまだ寒さ続く。皆様、お体お大事に。(^o^)/
(2010.01.24)

<204>

 左手の掌(てのひら)、親指第一関節と薬指の第二関節右手親指に絆創膏…。

「あ゛っ!あ゛ぢぃ〜〜(>_<)」

長ネギのスープにチーズを乗せてオーブントースターで焼き、それを取り出す際、ミトンをつけていたのに親指にスープが!放す訳にも ゆかず素手の左手を添えた…!
…目が覚めた!? どころかピアノもろくに弾けない状態(>_<)
…仕事が丁寧じゃないから、この有り様。
今年は“自分に丁寧な仕事”を目標に入れよう!

 恒例の初詣に行く友人も最近は多忙で、(今年はどうかなぁ…)と思ったものの、二人の予定が無事合って、出掛けた。
こんもりと茂った神社の参道を歩くと自然の“気”を浴び、体がリフレッシュしエネルギーが湧いてきた。
長い参道を歩く間、久しぶりに会い、止まらぬ話に、気が付けばはお参りも済んで出口に向かっていた。
職業も別、一年に数える程しか会わないにも係わらず、「会わなかった時間に考えた事」が一緒だった。私がポロッと口にしたら、 さぁ〜と理解されて、逆に(何で分かるのぉ?)とばかり。互いに共感できる歓びを感じる。
いつも風切ってばく進する彼女の後ろ姿を眩しく眺めている。そして応援している。

 …そして、ランチ。
以前行ったガレット(そば粉のクレープ)のお店。
他の友人を誘って行こうとしたら、お店が有った場所は更地になっていた。唖然!
今回、移転先を調べてやっと行けた。
フランス人のムッシューが「ボンジュール」オーダーに「ウィ」帰りに「オーヴォアール」。ヨーロッパに居るみたい。 (あ〜!フランス語真面目にやるんだった〜!)
美味しいガレットに舌鼓をうち、腹ごなしに街を散策。


今年はショパン生誕200年の記念年。私も10月8日にショパンプログラムでリサイタルをするのだが。(王子ホール)
私の好きなチョコレート屋さんがカフェを併設させたと、お茶しに入った。
メニューに「プレイエル」と言うチョコレートケーキが有る!。
“プレイエル”とはショパンの時代のフランスのピアノ業者。
この店の本店はパリの“プレイエル”と同じ通りにあり、当時の多くの音楽家達がそのカフェでお茶を飲んだそうだ。

「それでは!」とチョコレートケーキ「プレイエル」を注文。
ここの味は大好きではあるが、本来甘い物が得意ではない私(ホント!)は、ほんの一口で幸せ。
小さいが濃厚なチョコレートケーキ「プレイエル」を完食できない…。胸いっぱいになりながらやっとの事で半分食べて、ギブアップ!!!
(つ、辛い^^;)紅茶に付いてきたチョコレートと共に、持ち帰りにした。

甘いもの得意な友人には到底理解出来ないらしく、いとも簡単にペロリと完食し、私の様子を見て苦笑い!

  帰りは陽も落ち、11年振りに点いた表参道の美しいイルミネーションにうっとりして、…ともかくも、新年が切られた!
(2010.01.17)

<203>

明けましておめでとうございますm(__)m

皆様は穏やかな新年をお迎えでしょうか。
旧年中は演奏会にお出でいただき、また職場でも色々お世話になり本当にありがとうございました。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
皆様の今年の御多幸を心よりお祈り致します。

2010年 元旦

あっと言う間に新年に。
私は、昨年末は大晦日までオーディション目前の生徒さんのレッスンがあり、大掃除も半端ながら、ビリビリだった障子を独り大騒ぎで張り替え。
これ一枚でも温かい和紙に感心しつつ、きれいな障子は真っ白で心も清々しく、新年を迎える事ができた。
…の割には、年賀状片手に炬燵に入り、座りっぱなしの日々。
お正月ながらの幾つかの定番料理に舌鼓を打ち、動かない事数日。(これは肥る、完全に肥る!^^;)と内心考え、 主治医の顔が脳裡にちらつきながらも、「食する」事が「習慣」になると、滅多に食べなかった“甘いもの”や日中しか食べない “果物”を夜でも何でも口にしちゃって…。

これは完全にマズイ^^; 私と言う「生命の危機!?」
仕事が始まったら、食生活を戻し、運動をしなくては…。と、“今年の目標”以前の寂しい目標が…(笑)

何はともあれ、健康でスッキリとした一年にしたいと、心の新年もスタートしました。
(2010.01.06)

<202>

今年も残すところ1週間。
 演奏会から早、2週間が経った。
様々な先にご挨拶をしていたら、時が瞬く間に経ち、(果たして私は本当に歌ったのだろうか…?)と、記憶が薄くなってしまった。
そして、そのまま年末モードに突入^^;、…が演奏会の後片付けと重なり何が何だか訳がわからない。

演奏会が終ると大概、ザルツブルクに静養に行くのだが、それが叶わず、頭の中がリセットされない。
キンキン冷えた空気の中の静かで美しいザルツブルクのクリスマスが目に浮かぶ。あ〜ぁ。
…と、ザルツブルクのペンションのオーナーFrauハウゲネダーから、クリスマスカードが届いた。胸キュンキュンします(*^_^*)
辞書片手、いや両手にやっとお返事のグリーティングカードを書き終え、やれやれ。
今日からは年賀状に!!
えっ?、今日はクリスマスイブ!?
あらら〜^^;
優雅なクリスマスは何処へやら…。辛うじて、玄関のリースといただいたポインセチアが物語る。
昼間は暖かで、カーテン洗濯しながら、窓磨きの掃除日和。日本の暮れはあれやこれやと忙しすぎる。

けれど、夕方からはちょっと静かに、キャンドルでも灯そうか…。
皆様
Happy X'mas (*^_^*)
楽しい時間を!!

2009.12.24.


<201>

皆様、過日12月11日にはあの冷たい風雨の中、お出かけくださいまして、誠にありがとうございましたm(__)m
お陰様で無事に今年のコンサートを終える事ができました。

現役で活躍なさっておられる作曲家の作品を歌わせていただくのは、初めてで、いつもとはまた違った覚悟のいるものでしたが、 私がとても好きな曲ばかりでしたので、楽しく歌う事ができました。実際に、作曲家の方と作詞家の方が会場に居られるのも初め てでしたが、ご両人ともとても喜んでくださいまして、本当に安堵しました。
沢山の想いを込めて体や心に詰め込んだものが、一度の公演で、体から消えてゆく、寂しさを覚えながら、でも、ホッとした気持 ちでいます。

今年はいつものお客様に加え新たにお客様になってくだすった方も多く居られ、それも喜びでした。
お客様始め、関わって下さった全ての方に感謝しています。
ありがとうございましたm(__)m

少し休んで、また来年のコンサートに向けてスタートいたします。[来年のコンサートは11月8日(金)銀座 王子ホール]

本日はお礼まで。

オフィスTAK  瀬尾 美智子
(2009.12.17)

<200>

11月3日、私が長年勤めていた学校の「旧職員懇談会」があった。
私には、非常勤講師を辞した後、昨年からご案内が来ていた。昨年は、リサイタル間近で行かれなかったので、 今年は(仲良しの元同僚に会えれば嬉しい!)と、出席を出した。
当日、イソイソと会場(中華街)に行き、手続きを済ませて部屋に入ると、……!!
な、な、な、なんと、私が高校生だった頃の教科の先生が何人も見えていて「oh〜!Seo!」とは、英語のグラマーの先生。 「元気か〜」と倫理の先生。「相変わらず元気だな」と体育の先生。「こいつ、憧れの先生いてよぉ〜」と保健の先生。
ご挨拶のたんび、ペコペコ、ヒヤヒヤ、焦っ焦っ(>_<)参った〜!

他の方々は「旧職員懇談会」でしたが、私だけは同僚に会うどころか、「独り同窓会」の“独り生徒”でしたぁ(@_@)



一歩足を踏み入れたら、そこはウィーンの美術館だった。

今年は日本とオーストリア国交140周年だそうで、それに因んだ展覧会が幾つかある。その内の一つの新国立美術館 (六本木、乃木坂)に出かけた。
壁を緑色に、それに掛かっている油絵を観るとウィーン美術史美術館に居るような錯覚を覚えた。
ちょっと前から、出かけたくなってウズウズしている私は、そこで疑似体験ができました(^_^)v。
豊かな宮廷文化と穏やかなその国に思いを馳せ、出口にはオーストリアの物産が。何だか幸せになり、買ったことも無い “Demel”のザッハトルテを奮発して買い、自室でコーヒーなんぞをを入れて、ウィーン気分は続き…。

…、考えるに私は前世きっとオーストリアの“村娘”だったに違いない!!と結論。
(2009.11.13)

<199>

 衣替えを終えホッとして、秋の洋服を楽しんでいる。

近頃外出が多く、家でゆっくり料理をする時間がなかったので、気がかりな冷蔵庫の中身整理をしようと、ガサゴソとやった。
『野菜、野菜!』と気にしているので、色んな野菜がちょっとずつ、大根1/3、人参一本、ゴルフボール大のじゃがいも 五個…。それでは!!と、『豚汁風』を作り、堪能。
お次は、なかなか減らないキャベツに、転がっていた一個のズッキーニやトマト、鮭の切り身をいれてチキンスープで 煮た『ミネストローネ風』。…と季節に相応しい、体も温まるスープができた。
ドライポルチーニ(茸)もあったので、刻んで戻し水とトマトの水煮でミートソースを作ったら出汁がよく効いて美味に仕 上がった(*^_^*)
簡単イタリアンが揃った。
結構、残り物でできるものだ…と我ながら感心。

田舎から大量の柿が来たのでサラダに入れ、いただいたリンゴがあったので、切って干し葡萄とグラニュー糖をいれ、 電子レンジで「チン♪」ライムを絞ってもう一度「チン♪」。またまた美味なコンフィチュールができちゃったo(^-^)o
この分だと、大好きな「無花果」でもできるかな!?

…なんて、お陰で冷蔵庫の中身は整理され、すっきり。野菜たっぷりのお料理にお肌もスベスベになりました。
たまには、自分に手をかけてあげるのも大切ですっ!やっぱり!!

…と、食べ物のお話をセッセ載せるのは、読者リクエストがあったからです。
そのリクエストしたご本人、「食べ物の記事よく出てきますねぇ、食べるのお好きですか!?」と、のたもうた。
「…、あの、あなたが美味しそうなお話載せて!とおっしゃったから…」とお返事f^_^;「そうでしたっけ?あっ、そうでした、 そうでした!」ですと。
でも私は挫けずに載せるのですo(^-^)o

仕事で羽田空港を利用した。
なんとタイムリー(^_^)vた事に、前回お話した、現在読書中の『坂の上の雲』のドラマの俳優陣が飛行機のボディに プリントされているのを見つけた。
売店を覗いたら、『新内閣』の饅頭を売っていた。
両者思わずシャッターを切った(*^m^*)
(2009.11.04)

<198>

秋晴れの日が続く。

なかなか時間が取れなかったが、まだ陽のある遅い午後に、ついに衣替えをした。
今回は(夏物を少し処分するぞ〜!)と勢い決心したのだが、以外に「滅びた」物が少なく、勢いも半減。考えたら去年、 大分処分したっけ…。
会員制ホテルのショップの、しかもセールを狙って遊びに行っては、素敵なシャツを買い込み、内心ホクホクで帰って来ては、 収納に悩む“反省しない私”は今年も健在。綺麗なシャツに囲まれて幸せなだけ!!外野からだけでなく、我が身の内側か らも「アホか!」と言う声がする。

 自分ではあまりわからないのだが、“少し痩せたらしい私”はそれまでギリギリで来たり履いたりしていた洋服がスイスイ 入って、気分も良く、身の回りに気を使い始めた。
…と、また気分も変わる。
“何か、良いことが起きないかしらぁ!”って!? (^O^)

 人間って、いっぱいいっぱいになってくると、逆に吐露できなくなる。
公私にやたら忙しく、体と心のバランスが取れなくなり、珍しく友人に「弱音を吐きたい」とメールをしたら「いつでも聞くよ」 と返事。…、それで、心は解放され軽くなり元に戻った。
そして一度食事に付き合ってくれた。季節感ある美味しい食事と何気ない楽しい会話に、癒され再スタートが切れた。

最近のテレビドラマには、アニメや文学に原作のあるものが多い。
ずっと、読みたいと思っていた本が次々と映像化され、焦っている^_^;。読み終えてから観たい!。
読みかけで止まっている「沈まぬ太陽」、そして「坂の上の雲」を慌てて手に取る。
読み始めたら、楽しく!!これも気分転換になり、心の栄養に一役買っているようだ(^_^)v
(2009.10.25)

<197>

 釣瓶落としのように陽が、暮れ始めた。
ひんやりした空気の中に、一面に漂う金木犀の香りが拡がる。
秋 真ん中。

フィギュアスケートの試合が始まった。
(もうこんな季節か…)と実感。
 昨シーズンの浅田真央さんの「仮面舞踏会」のプログラムが好きで、この4月、シーズン最後に代々木競技場での試合に、 安いチケットが手に入ったので、いそいそと出かけた。
 席は値段通りで選手からはかなり遠いが、テレビではカメラが選手を追い、そのスピード感や、リンクいっぱいに滑る 様子がもうひとつわからなかったが、その臨場感と選手達の運動能力に感心させられた。
靴が氷を削るゴォ〜と言うその音も想像以上の凄さだ。
 浅田選手はエレガントな中に、力強いエネルギーが全身を支配し、圧倒的な強さの理由を知った気がした。
音楽と共にプレイする選手の一挙手一投足に観客全員が惹き付けられ、一体となる。
今年は冬季オリンピックが目前。パバロッティが歌ったトリノオリンピックから、もうそんなに時が経ったとは、驚きだ。
日本の選手の応援に一層力が入る。

若いスポーツ選手の活躍に目を見張る。ゴルフに、体操に。深夜やっていた体操に、寝不足になりながらもつい、観戦してしまった。
どれ程の練習か…!と思うと、我が身も引き締まり、コツコツ練習したりして…♪f(^_^;

郊外でバスに乗った。黄色い畑が目に飛び込んできた。秋の陽に、正に黄金色に輝く稲穂だった。
秋、まっ盛り。
(2009.10.19)


<196>

「大型台風が来る」と言っている日に、「富士山が初冠雪」のニュース。
心の準備の未だないままに季節はそれぞれに姿を現す。
金木犀の香りが風に乗ってやってきた。

聴講している大学の授業が始まった。
7月以来、すっかりサボった頭はスッキリ、すっからかん…。体は登校したものの、教室に入ったらエネルギッシュな 学生達の熱気に、気持ちはオロオロ。先生が入ってきて前期の試験を返してくれた。またまた、オロオロ…^_^;
何とか授業は始まった。「あ゛〜、メガネ忘れたぁ」
ボロボロのスタート。
学校と言う規則正しく進む1日が入ると、一気に忙しく感じる。
日頃、いかに呑気に暮らしているかが、知れる。

そんな中でも、今年のリサイタルの準備が具体的になってきた。

今年は、「あなたの歌、わたしの歌」のシリーズ。日本の歌。
 現役の女性作曲家 中島はる氏の作品。
 恩師に曲を紹介され、歌ってみたい…と中島はる氏に直接お手紙を書かせていただき、楽譜を譲っていただいた。
独特な日本調のメロディに、さすが「女性」。わかり過ぎるほどの “女心”が歌っていて心地よい。
心がキュンキュンする。

チラシがスケジュール・コーナーに掲載されました。
どうぞ皆様、お出かけくださいm(__)m
(2009.10.11)

<195>

今年の私は、何だか変!

突然、楽譜で溢れかえっている本箱の整理を始めた!
一気にはとても無理なので、床に積み上がる書籍に足元が狭く、生徒さんにはご不自由をかけている状態…m(__)m。 それでも、ダブった楽譜を取り出したり、昔の私は、(結構、勉強してたんだぁ…)と思い出しながら一段ずつきれい になって、気分も変わる。
少しは向学心も湧いてきたo(^-^)o。

 そして…、
主婦の方なら当たり前の、エアコンの掃除!
ずっと(フィルターを洗わなきゃ^_^;)と気になっていたのだが、エアコン洗浄液のある事を思い出し、 エアコンの下に大きなビニール袋を張り付け、冷風口と送風口に専用洗剤の泡を吹き付け、リンス液なるものを 仕上げに流し、二台のエアコンの掃除した。
 効果は如何に!?
まだ日中暑い日に運転させてみた。
「!!」
冷風がサァ〜ッと、軽やかに吹き抜ける。(アリャリャ、全然違う。)これならとっくにやれば良かった。
気づいた歌の生徒さんは、「風が全然違いますよね」ですと^_^;。
家事の苦手な私でも、ちょっとやる気が出てくる。

先日のシルバーウィークに衣替えをしようと思っていたけれど、まだまだ日中は暑く、ちょっと断念。
それでもいよいよ真夏の服はもう無理。遂に、そろそろやろうか!と。
次回のこのコーナーには、その話題が載るのでしょうか!?

そんな“主婦トーク”の私、新宿からバスに乗ってちょっと河口湖に遠足してきました(*^_^*)。

お天気に恵まれ、富士山にも再会。輝く河口湖もきれいでした。
湖畔にある「オルゴールの森美術館」に立ち寄り、自動演奏オルガンや弦楽四重奏や、音楽で踊る噴水を観賞。


園内のレストランで昼食を、と“栗のスープ”が出てきました。初めての味。甘しょっぱくて美味し〜い!
初めて“桃のスープ”に出会った時と同じ、ちょっとした驚きがありました。
 また、そこのショップには、日本ではなかなか見ない、私の憧れて止まない“アウガルテン”のカップがありました。 …目を見開いて見つめましたが、やっぱり“お値段”に、開いた目を閉じて引き下がりました。・゜゜(>_<)゜゜・。。
館を後にし、葡萄園に寄って巨峰をたらふくいただいて帰ってきました。

私の“秋”1日体験でした(^_^)v
(2009.09.30)

<194>

9月も半ば。朝夕ひんやりしてきた。気づけば蝉の声はパタリと止み、虫の声が聞こえて秋らしくなってきた。 見上げた空は高く爽やかだ。


 演奏会にいつもお出でくださり長く親しくさせていただいているお客様が「お誕生日に!」と、以前から旅行をお 誘いくださっていた。
ずっと辞退していたのだが、今年はついに、お言葉に甘えて初めてご一緒させていただいた。
日頃、独り旅の私は相手が居るのにも新鮮だし、人ってこんなに喋るのぉ!?って言うくらい喋りっ放しで、 歌でも嗄れない声が、嗄れそうになった^_^;
二泊の旅は快適で久しぶりにのんびりして豆腐づくしや和食ビュッフェ、最後は広大な公園にある素敵な イタリアンで誕生日のお祝をご馳走していただき、楽しく幸せな時間をいただいた。

会員になってる映画館のレイトショウで、ポーランド人監督キシェロフスキの特集をやっている。
参考に通っている…が、映画観賞と言うのも結構体力の要るもので、ハードな日々となる。
この時期、昼間のプログラム(流行った時期からはかなり遅れて)もかなり興味深く、魅力的で、つい時間を作って飛び込んだ。
飽きっぽい私は、面白くないと、集中して観られない^_^;
しかし「スラムドッグ&ミリオネア」「グラン・トリノ」は気を逸らさせる事なく一気に観た。
かつて色男だったクリント・イーストウッドが圧巻で、歳を重ね、それでも輝きを放つ瞳に、 (どうして、この年齢でこんな力が湧くのだろう…)と思う。まったく、私の人生の“教科書” の様で映画には…、学ぶ物の多いものが沢山ある。
(2009.09.23)

<193>

 九月が来た!
 気温はまだ高いが空を見ると秋の澄んだ空が広がる。
誕生月のせいかエネルギーの波動が勢いを増している様で、久しぶりに懐かしい素敵な仲間達から連絡が入って嬉しい限り(*^_^*)

 選挙はドラマの様な結果となり、それでもこれからが正念場。選んだ私達に責任があるわけで、私達に住みやすい国になるよう に願いつつ見守る必要がある。成熟した国家になってもらいたいものだ。

 友人のお誘いでイッセー尾形の1人芝居(コント)を観に行った。
入場すると、ロビーは縁日の如く、軽食コーナー、ドリンクコーナー、はたまたマッサージコーナー!?…と色んなサービスがあり、 (これは凄い!)とのっけから驚かされる。
楽しい気分に高揚され客席に。
出し物は6つのショートコント。
ステージ袖に衣装を並べ、話が終わる度にそこで次のキャラクターに成るべく着替え、メイクを直し、再びステージセンターに 暗転でスタンバイ。
照明が上がった時にはもう新たなキャラクターに命が吹き込まれ、笑わせる。
新しい脚本だそうで、新鮮な緊張感の中に集中力とキャラクターが生き生きとして、爽やかな後味だった。大いに刺激を受け、 足取りも軽く、帰ってきた。
(2009.09.09)

<192>

 九月が来た!
 気温はまだ高いが空を見ると秋の澄んだ空が広がる。
誕生月のせいかエネルギーの波動が勢いを増している様で、久しぶりに懐かしい素敵な仲間達から連絡が入って嬉しい限り(*^_^*)

 選挙はドラマの様な結果となり、それでもこれからが正念場。選んだ私達に責任があるわけで、私達に住みやすい国になるように 願いつつ見守る必要がある。成熟した国家になってもらいたいものだ。

 友人のお誘いでイッセー尾形の1人芝居(コント)を観に行った。
入場すると、ロビーは縁日の如く、軽食コーナー、ドリンクコーナー、はたまたマッサージコーナー!?…と色んなサービスが あり、(これは凄い!)とのっけから驚かされる。
楽しい気分に高揚され客席に。
出し物は6つのショートコント。
ステージ袖に衣装を並べ、話が終わる度にそこで次のキャラクターに成るべく着替え、メイクを直し、再びステージセンターに 暗転でスタンバイ。
照明が上がった時にはもう新たなキャラクターに命が吹き込まれ、笑わせる。
新しい脚本だそうで、新鮮な緊張感の中に集中力とキャラクターが生き生きとして、爽やかな後味だった。大いに刺激を受け、 足取りも軽く、帰ってきた。
(2009.09.07)

<191>

 毎年恒例の合唱団の合宿を終えると、今年の夏も、終わり。夏休み気分の私は少し寂しい。
合宿先は御殿場。今年は涼しいせいか、富士山が見られた。夏の富士は真っ黒で重々しく圧倒され畏ろしくもある。
いつも、合宿を終えると、(さぁ、帰ろう!)と電車に飛び乗るのだが、今回は以前から気になっていた『御殿場アウトレット』 に行ってみようか…!?と、送ってくださる団の方にお願いしてアウトレット近くで降ろしていただいた。
なんでも、セールが始まったそう!で(アウトレットなのに更にセールがある!?)、物凄い車の量。
近くの駐車場からシャトルバスが出るそうで、シャトルバスに乗り込んでの入場となった。

 そこは、溢れんばかりの人でまるで一つの街。
初めて足を踏入れ、地図をもらい位置の確認をする。有名ブランドが建ち並んでいる。
ブランドにあんまり興味の無い私は、ましてや家の収まりきれない程の洋服が頭を過り、買い増やす気になれず(エライ!) …陶磁器のお店やオーガニック化粧品のお店にプラプラと出たり入ったりしてみる。
…と靴屋さんが目に入る。

 靴が大好きで、曾て母に『百足(むかで)じゃあるまいし!』と諌められ、『50足は無い!』と真面目に反論(笑)、母に笑われた。
かく言う母も若い頃、“桐の下駄”を集めていた、と言うので、まぁ遺伝か!!と割りきる。(この遺伝は確実に受け継がれ、 姪が靴好き(^_^)v)

東京のお店に並んでいた靴(ヒールがあるのに安定感抜群)を半額で見つけてしまった^^;。

靴だって結構ある。
先日も、古くからいらしていて親しくしている生徒さんが足を悪くなされ「ヒールを履かなくなったから良かったら履いてくだ さい」と仰有ってご好意を受けた。
早速自分の古くなって処分を迷っていた3足を始末してスッキリした気分で、「宜しくお願いします」と伝えると、大きな袋 と段ボール箱に入った靴が二回に分けて届けられた。
「…!…」
数えれば12足!^^;
3足処分して12足って事は、…(9足、増えた!?)
試し履きをして、どうしても履けないものは、人にお分けしたりして、後はクリームを塗ったり踵や中敷きを取り換えたり、 お手入れして収納。
それでもプラス5足。その上その時、ちょっとお気に入りのブランドが安かったので1足買ったばかり。計6足。

さて、御殿場。 その靴を、店員さんと「あ〜でもない、こ〜でもない!」と話しながら試していたら、何だか楽しくなってしまい、(買っ ちゃおうか!)と相成り、購入(*^_^*)
靴箱をぶら下げて再び散策。
『!』
憧れの靴のお店があるではないか!『憧れ』と言うことは、「早々買える値段ではなく、眺めては溜め息をつく!」もの で、初めて見る店舗に思わず足を踏み入れた。
バックはセールと言っても結構な値段。革製のそれ自体重さがあり、私にはNG。
靴は…(やっぱり高いよなぁ)と手に取る。「!!」半額以下の値段になってる!!!
サイズを聞いて無かったら諦めもつく!「えっ、ある!?」
アドレナリン全開。
つ、ついに憧れの靴を手にしてしまった(*^_^*)
(お店に入る順番が逆なら一足で終わったかも…)と、二つの箱を持ち、ホクホクと帰宅。部屋で箱から出して思わず 頬ずり☆(^_^)v☆
これでまた+2足。夏用のサンダル三足決心して処分の予定。

30日は選挙。
解散直前は落ち着きもなく、選挙になったら候補者達の目の色は国会では見たこともない程、真剣で目がキラキラして いる。テレビのコメンテーターが言ってました。
「こんなに立派な政策なら、素晴らしい国になるはずなのだが…」その通り!
(2009.08.30)

<190>

 一仕事終える度にシャワーで汗を流す。
生徒さんからいただいたおよそ1リットルもあるオーガニックのボディソープが残っていて、セッセと使わせていただいている。 これは今でこそ有名になった“マ○ックソープ”
髪から、顔から体まで全部洗えます。事実サッパリして快適!
…なのに、「残っている」とは何!?なのだが、このソープ、香りがミント。
『そう!!』熱いお湯で濯いでも、体がスースーします^_^;(意味がわからない(笑))
冬に使ったら、かすめる風でも“寒く”断念。『冬眠』していただく事に相成りました。
今や時は『夏!』
大活躍の毎日。スースーしてます(*^_^*)

聴講している大学の授業が夏休みで、時間が少しでき、人に会ったり、小旅行をしたりで、美味しいものを食べてたら、てきめん!
中性脂肪とコレステロール値がピューンと上がった^_^;。
マズイ!
美味しいものはカロリーが高い。
またまたウォーキングをしなければ!!しかし、まだまだ授業は始まらず、この先更なる数値アップは避けられない。

8月10日朝5時7分、ゴゴーという地の底から唸る様な音がして目が覚めた。それから建物の基礎からググッと揺れはじめた。
日頃体験している揺れとは全く別の揺れ。
(これが、大きい地震の揺れなのかぁ…)と、何をすべきか考える。ホテルには物が無いから、部屋の真ん中に居れば、 落下物の被害は無さそう。
逃げ道確保のためベランダに通ずる窓を開け、あとは座っているしか、ない。
大きな幅の揺れが長く続き、そしてようやくおさまった。
頑丈なホテルは何ともなかったが、エレベーターは非常事態制御装置が働いてしまい、専門家が来るまで解除できない…との事で、 四階から業務用階段を使って朝食を食べに降りた。
帰りは初めて動いた東海道線に乗り、本来なら時速100kmで抜けるトンネルを25kmでゆっくりゆっくり走りながらも、 変わらぬ日常に帰り着いた。
後からの情報では、これは東海地震ではなく、『東海地震ならこの180倍のエネルギー』と、聞き、唖然。私はきっと早々に 諦めて、逃げもせずその場に居るのでは…と考えた。
帰り際、ホテルの方がエレベーター不通のお詫びにコーヒーを入れてくださった。その味は薫り高く格別だった。

自室に戻り、やりかけている本箱の整理を本気に終わらせようと、まるで地震で散らかったような本箱の前に立って思うのだった(*^_^*)
(2009.08.23)

<189>

皆さま!
暑中お見舞い申し上げますm(__)m

今年の夏は、カッと暑い日より湿度の高い日が多い様に感じます。
これはこれでだるさを感じます。どうぞお体に気をつけてお過ごしくださいm(__)m

先日、親戚の子と待ち合わせ、立川にショッピングに出かけたら、最寄り駅は休日とも思えない人の波(≧ω≦)

その翌週は、一年に1回は会う卒業生との集まり。
またもや、浴衣姿の人が横浜目掛けて湧いていた^^;
両日とも『花火』らしい。
よりによって、『花火』の日にお出かけの我々…(>_<)。
大変な人混みはもちろん全く苦手!だけれど、女の子達はそれぞれ、シックに、現代風にアレンジしたり…若い男の子も着 たりと、なかなか日本の季節を感じることの少なくなった今、(貴重かなぁ…)と浴衣姿の人々を見る。
『ドド〜ン』と轟く打ち上げの音に、心踊り、思わず“空”を眺める。何だかんだ言っても、“夏の風物詩”は良いものだ!

そして、社会人となった卒業生との再会。すっかり頼もしい大人になっていてホントに嬉しい。
四人で話すと共通の話題で3人または2人が話し、残りの人間が聞いたりする。日頃、大勢で集まるのが苦手な私でも、 話題の広がりが豊かさに繋がり、たまには良いな〜と思ったりする。

また某日、サントリー美術館の『天地人展』のチケットをいただいて、初めて“東京ミッドタウン”なる所に足を踏み入れた。
ギャラリー館に美術館はあり、エスカレーターを上って入場した。日頃から西洋絵画の展覧会にはよく行くが、 和物は珍しく、どう観たらいいのか、慣れない。フムフムとまさに日本史の“お勉強”。出口を出れば、明るいショッピング街へ。
初めてのお店をいちいち覗き、愛らしい暑中見舞いの葉書を購入したり、0が一桁違う様な洋服屋さん(ブティック!?^_^;)に すまして入ったり…。
あるお店に入ったら、そこは全て『Made in Japan』の商品を扱う店。
家具から食品、日用品、化粧品、等々色んなジャンルの品が陳列されている。
ボディオイルの試供品があり、それを試してその優しい薫りに癒されて帰路につく。
(…!)一階に下り、手を触ってみると、(アラ!?)ふっくらスベスベ☆
(う〜ん☆)、と再び上の階に逆戻り。
そのお店にとってかえし、お友達のお誕生日が近いのでプレゼントにも、と結局三本購入。
ついでにポイントカードも作り、ご機嫌に「他に支店はありますか?」と訊けば「成田空港に」。
(な〜るほど!)感心しながら今度こそ出口に向かって歩き始めた。
お気に入りの品物が見つかってハッピーな私は、単純(*^_^*)(*^_^*)
(2009.08.12)

<188>

7月も下旬ともなると学生達は夏休み。長く講師生活をしていたために、この時期いまだにそんな気分でのんびりムード。
…でも、今の生活のリズムは一年中変わりはしないはず!“のんびりムード”は気のせいですf(^^;。
 取り立てて夏休みプランもないのだけれど、それでも“夏”を感じたくて“夏休み”気分を味わいたくて、会員になっている ホテルの企画『戸田(静岡県)の花火を船上で観賞する』ツアーに参加した。
生憎の空模様で船は少し波に揺れたが、戸田港の祭りは開催され、岸辺で打つ太鼓の音に、夏の夜を感じ、いよいよ花火が打ち上がる。
船は打ち上がる花火の下に近づき、真っ暗な夜の海に自分達の船だけが浮かび、独占している心地だ。


最後の花火の後、我々の船を“黒潮太鼓”の船が一周しながらかき鳴らしてくれた。太鼓の音は心を震えさせた。
ホテルでのんびりとした一夜を過ごし、束の間の“夏休み”を満喫した。
(2009.07.29)

<187>

30℃をはるかに越えた翌日、関東は梅雨明けした。まだ関西、中部地方は明けていないらしい。この先、雨はあるらしいが、 今日の暑さは何だかスゴい^_^;。フェーン現象だそうだ。

  1日一本食べているバナナの買い置きも、暑さでグッタリ。熟れてきて、グニャリとなってしまった!食べるのはもう無理。
「!」唯一私の焼けるバナナケーキを急遽作り始める!
いつもなら、材料を計量するだが、今回は突然朝っぱらからなので、(まぁ、私の作るケーキなど、誰が作っても失敗しない !)材料を適当に放り込み一気に焼いてみた。
沖縄土産の黒糖を入れたので、あまり甘くなく、朝食のマフィンの様になりました!美味(^_^)v!

 仕事でバタバタしていて、お祝いしていなかった5月生まれの友人のお誕生日祝いを、後れ馳せながらさせていただいた。

互いに忙しく、やけに久しぶりの再会に、私は、照れた(*^_^*)。 都心に住んでる彼女には恐縮してしまうが、桜木町野毛の下町に来ていただき、我が母校“桜丘高校”の卒業生の溜まり場の “焼き鳥屋”『安兵衛』(店主さんも卒業生!)にお越しいただいた。
 鶏肉が苦手だとちょっと残念だが、と〜っても美味しい!!と、私は思っている。
殊に『巻き物』は、薄くスライスしたお肉に、シソやアスパラやオクラ…を巻いた物。特に、トマトは格別(^_^)v ほっぺが落ちそう。
 始めのうちは、次から次に口に放り込み、寡黙だった私達も、びっくりするほどの串の数で満腹になる頃には、久しぶりの ガールズ(?)トークに盛り上がる。
あれやこれやと話題は飛びながら、徐々に大声になりながら、久しぶりに豪快な笑いを飛び交わした。
〆に「梅雑炊」を満腹でもさっぱりといただき、嬉しい一夜でした(*^_^*)。

今年も互いに元気でお誕生日をお祝いできて、本当に良かった!
(2009.07.17)

<186>

横浜は今年『開港150周年』。四月からは『開国博Y150』をやっている、らしいf^_^;
“…らしい”と言うのも、週に二回は横浜に仕事に行っているのに、なかなか記念イベントの地区に足を踏み入れる機会がない。
 開港記念日(6月2日)を挟んだ日程には、仕事先の周りの公園でバザーをやっている。(これは毎年の恒例行事)
横浜市役所の市民広間演奏会での演奏(5/29)の帰り、雨の中、そのバザーを歩いた。
 中学生の頃、友達と歩いて、お揃いのペンダントを買った(一つのハートが二つになるのペンダント)のを懐かしく思い出した 。 可愛くもドキドキときめいていた(*^_^*)
今は!?。佃煮屋さんのテントで小魚の佃煮を買い(これが美味しくて!、お茶うけにしてあっという間に無くなりましたf^_^;)、 農協主催のテントで顔ほどの大きなレタスを(ナント\100)、と何たる実用的なお買い物。…でもまぁ、バザーの中を歩くだけで 気分はワクワク。

 6月21日の横浜交響楽団のコンサートで横浜開港150周年記念に寄せて、山田耕筰作曲“黒船”の序景の“お吉”を歌うこと になった。なかなか演奏されない作品を経験させていただけて本当に歓んでいる。
難解な作品も馴染んでくれば、愛着が湧くもので、たった2ページの“お吉”にどのように命を注ぐか、と考えた。

…数年前、プッチーニのオペラ“蝶々夫人”のモデルの一人かも…。と言う説に、買っておいた本が一冊本箱に置いてあった。 今年になって、その背表紙がやけに目に止まり、(読まなきゃなぁ…)と手にしたら“お吉”をいただいた。(そんなものだ!)
その本『唐人お吉物語』を、一気に読み終え、虚しさと掴み処の無さに、ポッカリ心に穴が開いた。
何とかそれを埋めたくて、某日、朝早く家を出て、お吉の故郷『下田』に行ってみた。

下田の至るところに“お吉”の足跡や気配が感じられ、人生が偲ばれると共に、その苛酷さが、痛く苦しいものであった。彼女の 眠る宝福寺も訪れ、墓前に手を合わせてきた。(詳細は“旅物語”のコーナーに掲載予定)

ゆっくり下田の道を踏みしめ、街を眺めてゆく内に、ポッカリ空いていた胸の空虚感は慰められ、心は軽くなった。
(ああ、これで歌えるかもしれない…!)と嬉しく思い、“紫陽花祭り”の下田公園を訪れ、天然温泉の銭湯に立ち寄り、 お吉が経営したことのある料亭“安直楼”の隣の干物屋さんで、無添加の美味しい干物を買い込んで、帰路に着いた。

本番当日、沢山のお客様の前で無事に歌わせていただき、ホッと安堵しています。
私は観られなかったのですが、当日のNHKの首都圏ニュースで、この日のコンサートが取り上げられ、私のドアップが流れた! そうです。友人知人からメールや電話をいただきビックリしました〜(*^_^*)
(2009.07.01)

<185>

『梅雨入り』がまだの時から、雨模様。ついに『梅雨入り宣言』。

 忙中閑あり…なんて言っちゃって、色んな所出かけたり、色んな事したり…。しかし、本当の“忙中”はそれどころで はなかった…。良くわかった^^;
 最近はなるべく予定に余裕を持たせ、ゆったりとこなす日々に慣れてしまっていて、バタバタするのは、卒業!…なん て思っていた。
ところが、ところが、一つ予定を加えたところから、ドミノ倒しの如く恐ろしくスケジュールが押せ押せとなり、余白の 無い忙しさに、身動き取れなくなってきた。友達にアホなメールも入れられない。
 某火曜日、本来午後からスタートなのだが、川崎市は偶数年齢に婦人科のガン検診に補助が出るので、予約して出かけ た。(受付が間違って普通診察の会計を出してきたら、¥4600!精算し直していただいたら¥1300。川崎市に感謝です!!)
そのあと、二つの予定が既に有ったが、秋にあると思っていた外国人アーティストのコンサートがあることがわかり、 夜、急遽当日券で行く事にした。
そこで、本来予定していた夜の予定が翌週の火曜日にズレた。
そんな時は重なるもので、翌週の火曜日、“ポーランド国交90周年のコンサートとパーティーがあるからいらっしゃ いませんか?”とお招きの声をかけていただいた。それが有ることは前々から知っていたが、私がパーティーに参加す る事はあまり考えていなかった。予定は先週のずれ込みがピッタリ入っている。何とか、両方の予定が組み込めないか !?と、手帳をニラメッコ(*^_^*)
だか、しかし物理的に当然不可能。パーティーは断念した。
 現実の忙しさに音をあげていた私には、格好の現実逃避。
 (あ゛〜、綺麗な洋服着て、パーティー行きたかった(>_<))

いただいた、初めて食べる北海道の有名な生キャラメルを、慰めに一粒口に入れ、我が機嫌を取るのでした。
(2009.06.13)

<184>

気がつけば早や、五月も下旬。日も長くなり夕方6時を過ぎても、まだ太陽がキラキラしている。
日射しでピリピリする顔にクールパックをしてお手入れですo(^-^)o

えっ!?
もう沖縄と奄美は梅雨入りですって!。
…なんて言っていたらインフルエンザがついに関東上陸。しかも拙宅から目と鼻の先の学校。そして報道の日に、 その最寄り駅に行く用事が!!
日焼け防止の帽子を被り、マスクをして極めて怪しい格好で出かけるのでした^^;巷にマスクはなくなり、(ひょっとして…) と仙台の友人にマスクを頼んだら、やっぱり売り切れ!ヤレヤレ。

本番がここのところ続いて、一つコンサート終わる毎に、次の曲!と練習の日々。
 その演奏会の狭間に、十代に知り合った学校関係の知人が「日本酒で漬けた梅酒があるから試飲会をしましょう」と連絡をくれた。 一息つきたかった私には願ってもないチャンス。
 今でもこの仲間達とは年に数回、外で会って食事しているのだけれど、我が家に訪問いただくのは10年以上ぶり^^;!
日頃、レッスンに生徒さんが沢山いらっしゃり、人が見えるのには慣れているとは言え、流石に会場が拙宅に決まってからは、 当日までに可能な限りの、下手な私の片付けが始まった。

当日。
世代の近い我々は、話題(音楽やら仕事やら)も体調管理も共通項が多く、出す肴は野菜中心の注文。
折しも、『ツタンカーメンの豆』を栽培なさっている方からいただき、珍しい豆ご飯を出すことが出来た。
『ツタンカーメン!?』とお思いでしょう?確かに、“ツタンカーメン”で、その遺跡から出てきた豆だそうです。広がって日本で 栽培されて我が家にまで辿り着いた訳。
『よく来た、よく来た』とばかり愛おしみ、炊き込んだご飯はほんのり小豆色。豆はグリンピースよりも一回り大きくモチモチっと して美味。
そこから会話は弾み、横浜に新しく出来た話題の高校、サイエンスフロンティア高校には『ニュートンのリンゴ』と 『メンデルの豆』があると言う。ひゃ〜、見てみたい(*^_^*)と盛り上がる。
同時にいただいた、スナップエンドウや、北海道から届いた甘〜いアスパラなど、サッと湯がいていただくのが一番美味しい 取れ立て野菜のオンパレード。 
広いジャンルに話は渡り時の経つのも忘れ、終電と競争に。
尊敬する優秀な仲間は、私の若い頃からの生き字引。困った時、凹んだ時何時も助けてもらっていて、感謝するばかり!
翌日、気づけば元気になっていた。
人間って、やはり心の動物。楽しいと体が軽やかです。
第二回がもしあったら、再び感謝を込めてもっともっと、野菜のお料理のレパートリーを増やしておきましょo(^-^)o
(2009.05.27)

<183>

五月になった。
新緑も美しく、一気に初夏の感覚になった。

このコーナーは少しお久しぶり!?。
でもその間に、【旅物語】【演奏後記】を更新しました。良かったらそちらも、読んでみてくださいm(__)m

本番が幾つかある狭間にホッと一息しているのだが、気が付けば税金、年金、所属団体からの会費の請求書だの、 次から次に支払いの嵐^_^;
何処からお金を捻出しようか!? 頭を抱えてる日々(@_@)
過日、漸く給付金の申請書が来たが、これも税金から出たお金。それを税金に使う事になりそうな(意味わからない…)私。

招待券をいただいたルーヴル美術展があって、ゴールデンウィークなら空いているか…と甘い考えで出掛けたら、 六本木と言う場所柄、想像以上に人がいた(@_@)
入館時、入口にはインフルエンザ対応の消毒液が置いてあり『よろしければお使いください』とあった。私はもちろん、 シュシュと手にかけて入ったし、ほとんどの人は使用していたが、中には素通り…。
色々だ。

テーマは『美の宮殿の子どもたち』
様々な子供の美術品が陳列されていた。エジプトの少女のミイラまであって、びっくり!
あまりに人が多く、とても美術館とは思えない混雑に、見たい絵だけ観る事にして地下のカフェに。ここは私のお気に入り。 観終えたこの一時が幸せ。
一葉の絵はがきを買ってきた。絵はがきファイルに差そうとしたら、(……!!)
もう何年も前に買った同じ絵葉書があった^^;(…と言う事は、かつて観たのだ。それも忘れてた…)

ポーランド観光局のお招きで、ポーランド大使館主催の『日ポ国交90周年記念コンサート』に行った。高円宮妃出席の厳かな会でした。
私も、いつもは着ないマントの様な朱色のコートをひらつかせ、色を合わせた同色の靴を履き、珍しくおしゃれして出かけた。

若手のバイオリニストの才能溢れるソロの、武満徹の作品。
ポーランドと言えば!『ショパン』と、ピアノコンチェルト1番。ポーランドの小編成のアンサンブルに、 日本の女流ピアニストの見事な演奏。
(あ〜、ショパンは素晴らしいなぁ)と涙の滲む様な思いで堪能。
休憩が入り、会場にあるレストランを解放し、ドリンクが振る舞われ、お祝いにシャンパンもあり、何時もは決してアルコール 類を口にしない私が、(この日も始めはジュースを飲んでいたのだが)、そのシャンパングラスの形と泡だっている中の液体に 妙に惹かれ、手に取りました。口当たりの良いその味についつい飲み進みそうになるのを(この後、仕事だし!)と、グラス半 分で止めにして、ミネラルウォーターをクイッと飲んで後半の演奏に席に着きました。
後半はメンデルスゾーンの弦楽八重奏。軽快に音楽が始まり…、が、どう聴いても音楽が繋がって聴こえません^^;
意識はあるのですが、脳が働いていないようです…。見えていて、聴こえているのに訳がわからない…感じ。

演奏を仕事として、しかもコンサートで聴くのが何よりも好きな私が、この様な状態でいるなんて!?初めての感覚。
寝不足、空腹も重なり、シャンパンは私の中でお祭り騒ぎです(@_@)
結局、終わってアンコールになり漸く意識回復。やれやれとホールを後にしました。

季節柄、みずみずしくなってきた野菜を使って春雨サラダを作ってみた。
彩りがきれいです(^_^)v
(2009.05.10)

<182>

 咲いた!!
 満開の桜。
 若い樹々は、伸びやかに溌剌に、老木は威厳を持ってどっしりと、どちらも一気に狂おしく咲く。
 来客を送りがてら、近くの桜の綺麗な領水の畔を歩く。桜は勿論見事だが、その横で、青葉を繁らせる紅葉の緑の美しさにも、 息を飲む。
また、某日出かけた先の、桜と菜の花のコントラストに声をあげる。
花は本当にいい(*^_^*)
その桜も、パッと散りゆき、花は花水木に移りゆく。

忙日閑有り。
見そびれていた“ベルリンフィル創立125周年記念”の二本立て映画を観に出かけた。
一本は、『帝国オーケストラ』
自主運営していた彼等をナチスが式典等で使う内に、プロパガンダ(広告塔)の役割を果す結果になり、ナチス専属のオーケス トラの様に他からみなされてしまった時期がある。(断れば生きてはいられない…)
生存している当時の団員やその家族達が語る。
(そうだったのか…、そうだったのか…。)と心に突き刺さる知られざる事実。
若者が徴兵で街から消えても、このオーケストラの団員は徴兵免除をうけていた。街に居ないはずの若者を見ていぶかしむ人。 証明書さえ見せれば放免、しかしそれを申し訳なく思っていた団員は証明書を示さなかった。団員は憲兵に連行され、…戦死する。 戦地に慰問演奏に行けば同世代が負傷している姿を目の当たりにした、胸の痛さを語る。
当時の指揮者フルトべングラーはあらゆる形で死で団員を守る。(その為にナチスとみなされ戦後裁判にかけられる)そうやって 乗り越えたベルリンフィルがそこにあった。

もう一本は現在、また自主運営となったベルリンフィルのアジアツアーを追いかけたドキュメント『ベルリンフィル、最高のハ ーモニーを求めて』。
現在のベルリンフィルは、みんな才能の塊の集団!我々から見れば雲の上の人々。…そう考えて観た。
確かにもの凄い才能の集団。けれどそこに至るまでの彼等の苦悩と様々な人生。
団員候補生三人の奮闘。(団員の投票で新団員を決める)

多少なりとも音楽を勉強する私には、考えさせられる見応えある二本でした。
(2009.04.23)

<181>

桜が開花宣言された。ワクワクして満開を待っているのに、冷え込んで、なかなか…咲かない。
明日から春本番らしい。一気に開くのを楽しみに(*^_^*)

 確定申告を終えて、お話した様に友人と築地にお寿司を食べに出かけた。(去年の確定申告終了の打ち上げもこちら! 暫くは恒例行事になりそう(^_^)v)

 友人の話だと人気のお店だそうで、程よい時刻に行くと並ばなくてはならず、予約が必要…らしい。
 それじゃ〜!とお互いのスケジュールを確認して(!)出した結論は、開店時間の五時に行く!
「お子ちゃまの夕食時間だね」などと言いながらも、ルンルン・とお腹も五時に調整して胃袋の味覚は酢飯にスタンバイ。
しかも“1割引き”から月曜日!。

   楽勝でカウンター席に座り、ゲコの我々は“あがり”で確定申告終了の乾杯。“店長オススメコース”に突入。

お寿司は粛々とオススメのネタで出てきます。仕事のしてあるお寿司はどれもほっぺが落ちそうに、おいしい〜(*^_^*)
最後に一つだけお好みリクエストが出来るので、“炙りトロ”をいただいく…、シアワセ♪。
お酒無しでパクパク食べてたので、食べ終わってもまだ、6時半。 お店を出て、食後のティータイムもゆっくり、まったり 過ごして、それでも8時に解散。
 久しぶりに会った友人に、(あれも話そう、これも話そう)と、思っていたんだけれど、結局お茶飲みながら顔見て ニコニコしてただけ。
確定申告終了の達成の安堵感。贅沢なひと時でした(*^_^*)。

昨年のリサイタルのアンコールにサラ・ブライトマンが歌い、よくコマーシャルのBGMに使われている “Time to say goodby”を歌った。テノールさんと歌ったのだが、彼は何度も歌っている様で、上手い。
自然な曲で、なかなか歌いやすい。
 5月16日(土)山王病院でのロビーコンサート(心臓外科医 小坂眞一先生の心臓病予防の講義と共に)のリクエストで 再び歌う事になった(詳細は【スケジュール】のコーナーをご覧ください)。
ちょうど、依頼を受けた頃、サラ・ブライトマンが来日し、公演を行っていた。
ディスクは聴いていて、その歌と技術はわかっているものの、果たして生は?…との思いに、コンサートに行こうかどうしようか 迷っていた正にその時、友人から「仕事が入って行かれなくなったから代わりに行きませんか?」とのメール。
武道館もいつも高速道路から眺めるばかりで入った事もなかったので、(これは行くべき!?)と、決断。金一万五千円と 引き換えにチケットをゲットしたのでした。
イヴェント色の濃いコンサート等の、子供のころの『ウェスタンカーニバル』と『三大テノール』のコンサートくらい(笑)。 渦巻く人の波に酔ってしまう^^;
時刻になり、巨大スピーカーから流れるサウンドの中、現れた彼女は胸もはだけんドレスを身に纏い、聞き覚えのあるあの声 で軽やかに歌う。時にはブランコに乗ったり、鏡を利用して寝転んで歌ったり、とステージは脚色豊かに進んでゆく。 だん だんどの曲も同じに聞こえてきた辺りで、テノール歌手を引き連れて“オペラ座の怪人”を歌った。これは圧巻。
“Time to say goodby”も立派!
この二曲に満足し、ディスクのイメージと変わらなかった事を確認し、(これで語れるわ〜)と帰宅したのでした(^O^)
(2009.04.04)

<180>

 “震えた!”最近の花冷えの寒さではありません。
“熱くなった!!”発熱ではありません。
“ドキドキした〜!”病気ではありません。

 某朝、目を覚ましてTVをつけたら、野球をやっていました。
始まるまでは「野球?WBC?」なんてあんまり興味ない感じでしたが、いざ観戦してみれば、上記の始末。ハラハラドキドキ!
 日本の選手も選抜すると、本当に巧い人ばかり!(しかも知らない名前ばっかり!)ビックリでしたっ!観れば観るほど、 そのプレイに魅せられ(頑張れ〜!)と応援。気づけば、ただ独りなのに声を発している。「う〜ん!」「きゃあ!」「わ〜!」
国との戦いに、これほど熱く観戦できるのは、私達が間違いなく“日本”の国民である証(*^_^*)
ドキドキハラハラしながら、キューバ戦、韓国戦、準決勝のアメリカ戦…と、一戦毎に応援は熱くなり、こんなに野球を待ち 遠しく思ったのは久しい。
勝っては夜のあらゆるスポーツニュースを観てから安らかに眠り、また翌日の試合にスタンバイ。

決勝は五回目の対韓国戦。トーナメントなのは承知ながら、(なんでこんなに韓国戦ばかりなんだろう…?)と息も詰まる戦いに ヘトヘトになりながら、途中29日の本番の伴奏合わせに向かう。
サッサと合わせを済ませ(!?)、ピアニストさんに「野球の結果観ていいかしら?」とお願いしたら「私が観ると 負けるジンクスあるんですけれど…」(そ、そりゃ〜大変!)「じゃあ、必勝祈って観るの止めよう」と。それから約 半時間、携帯メールに号外が来た!!
(ヤッタ〜!ヤッタ〜!嬉しいな嬉しいな〜)
もうもう、早くニュースが観たい〜!のですがこの日、夜は友人のコンサート♪
夜10時半頃帰宅して、当然どのチャンネルも野球世界一一色のスポーツニュース。

惚れ惚れするような面構えの侍達!
カッコいい〜!日本の男性も棄てたもんじゃない!

追記
今日ニュースで、あの巨人V9時代の土井選手が闘病なさっていると知った。王選手も好きでしたが、土井選手も好きでした。
どうぞ、どうぞお大事に(^o^)/
(2009.03.29)

<179>

いつもリサイタルの伴奏を引き受けてくださるピアニストのお宅にお邪魔した。今年の演奏活動も始まらない内から、 来年のリサイタルの打ち合わせ!だ。
 ご実家はピアノ製作(名取ピアノ)をなさっていて、今は弟さんが継いでおられ、その弟さんが昨年アンティークピ アノをおよそ20台まとめて落札なさった。(私にはとうてい考えられない額!)
 それはそれは興味深い楽器ばかり。それの半分を開けたので…と、音を聴かせてくださった。
 100年もの歴史を持つ楽器達を前に(お前はどんなドラマを辿ってきたの?)と話しかけずにはいられない、ひっそり としてはいるが存在感のあるもの達ばかり。


ウィーン製の100年前のスタインウェイ、ベートーベン時代のフォルテピアノ(現在のピアノの前の楽器)の複製。 これでモーツァルトやベートーベンを奏でると、その音色に時代がタイムスリップする。
有名なピアニスト、ケンプの特注のピアノ。アメリカ製の自動ピアノ。
そして、ショパンがパリで使っていたのと同時代、1840年プレイエル製のピアノ。もうもう、行った事もないその時代に 想いを馳せ、訪ねてしまったような夢見心地。
(あぁ、我々は歴史の伝道師なんだなぁ…)と、つくづく思う。

 来年ショパン生誕100年を記念に、当時の音色のお届けしたく、この楽器をお借りして、再びショパンの歌曲を歌い たいと思っています。
皆様、どうぞお楽しみに〜(*^_^*)
(2009.03.16)

<178>

アカデミー賞外国語映画賞と短編アニメ賞に日本の映画が選ばれた。
 何だか情けない人間が巻き起こすニュースばかりが流れていた最近、気持ちも重くなりがちな中もたらされたこの ニュースは、忘れていた歓びと誇りを思い出させてくれ、心が軽くなった気がする。
 サービス業の進化で、何でも簡単に手にできる様な『錯覚』の中、その歓びを届けたのは人が動くアナログな世界の人々だ。 それにどれだけ安堵したろう…。我々が人である事をもう一度新鮮に思っても良いのではないだろうか。

 確定申告受付が始まった。(さて、部屋中の紙の中から有効なレシートを探さなくては!)、とエンジンを吹かそうとしたら、 自由業の友人からメール。『1ヶ月間違えて確定申告終わっちゃったから、そちらが終わったら去年のお寿司屋に行こう!』と。
確定申告時は互いにエールを送りつつ、提出し終ると祝杯を上げる仲なのです。(但し、二人共呑めないのでもっぱら食事) それが!、『1ヶ月も早く終わった』と聞いて心が折れてしまい、仕切り直しです。

 この友人、なかなか会えないのですが、ポイントポイントに的確な一言をくださり、私にとっては有り難いお方です。
 確定申告でバタバタする前の某日、『遅くなってごめ〜ん。お誕生日しよう!』とメールが送られてきた。

(…?、…!!) 私の誕生日は半年も前。もちろん誕生日祝いは一年中受け付けますが(笑)、半年も経ってからのご招待は恐縮至極。 大概の友人知人はこんな場合、カードやメールでメッセージを送ってくだすって、それで一年済んでしまう事もある。 それでも嬉しいものだから「いいよ〜!気持ちだけで!」と今回も言ったのですが、「渡したい物もあから!」と 言ってくれて、有難く出かける事にしました。(彼女が前回お話した“マヌカ蜂蜜”を教えてくれました(*^_^*))

 都心に住んでいる彼女にとって、恵比寿は“庭”。その恵比寿には、隠れ家の様なレストランが沢山ある。毎年、 お誕生日にお招きいただく度、とっても素敵なお店に連れて行ってくれます。
今年も、何気ない路地にガラス張りのほの暗い素敵なレストランに連れて行っていただきました。魚介中心の和洋 折衷なお料理が次々に出てきて、最後は場所を移してドルチェ(デザート)を。ろうそくが立って出てきました。 彼女が頼んでくださったのでしょう。
お食事は勿論美味しかったのですが、彼女の篤いおもてなしに嬉しさで胸がいっぱいになりました。

お店の方に「おめでとうございます」と次々に言われ、始めはピンと来なかった私も次第に慣れ、「ありがとうご ざいます」を繰り返す内に、二度目のバースデーを迎え本当に年をとった様な気がしました。(一年で二歳かぁ!ひぇ〜!)

お待たせしている友人と『お寿司屋さんに行く』と言う“人参”をぶら下げ、先ずは確定申告を早く仕上げましょう!!
ヒヒ〜ン!
(2009.03.05)

<177>

(風に春の香りがする…!)と思ったら、例年より早い“春一番”が吹き、これから三寒四温を経て春へとまっしぐら!。

そして!今週はHappyバレンタイン☆
皆さんハッピーな時間をお過ごしの事と思います。
私は?
当日は、今年のリサイタルで歌おうと思っている曲の作曲家のコンサートに出掛ける予定がありました。(その前に生徒さんから、 チョコレートを幾つかいただいて…(*^^*))
コンサートの後、観そこなっていた映画『p.s.アイ・ラブ・ユー』と『最後の初恋』、どっぷりラブ・ストーリーの二本立て を観、(なんで片方死んじゃうストーリーばっかりかしら…)と愚痴りながらも、久しぶりに女心をキュンキュンして楽しみました。 なかなか、自分バレンタインも良いものです(^_^)v

辺りは私を含め、マスクの人が沢山。インフルエンザが流行り、その話が鎮まったかと思ったら、今度は花粉症の為に欠かせな いマスク。
日本人は清潔で予防上手。だから健康で長生きなのかもしれません。日本に来て間もない外国人はこのマスク姿の数の多 さにギョッとするらしいです。『恐ろしい伝染病が流行っているのか…?』と思うみたい。

確かに寒い冬のヨーロッパで、マスクに帽子を被って街を歩くと、みんなに異様な目でジロジロ見られます。 それでも、予防に優れた日本は決して嫌いではありません。

『ハリー・ポッター』を読み終えて、読書欲に目覚めた私は、次々と本を手にしている。
滅多に翻訳物は読まないのだが、以前から話題のジェフリー・ディーヴァーが読みたくて買っておいた本を手にした。 (『ボーンコレクター』)…が、冒頭いきなり(ヒエ〜!)と言う残虐さ。『ハリー・ポッター』からのギャップは物凄く、 しばらくはヘロヘロしながら読んでいたが、さすがに話題の作家だけに、人物像やストーリーは面白く、いつの間にか話は 進んだ。もう一冊くらいはこの作家を読みたいと思った。
次は、長々友人に借りていた本を返さなくては、と読んだらこれも医療系の小説で、またまた(ギャ〜!)と読んでいて痛 くなりそう^^;これも間もなく終る。
次はハッピーな本を選ぼうっと!。

柑橘類の果物が美味しい季節になりました。あちらこちらから我が家にもやってきました。金柑、文旦、いよかん。
山田耕筰の『電話』と言う曲を思い浮かべて。
(2009.02.17)

<176>

今年度の門下生の勉強会を終えると、ホッと一息。もう一つの季節の区切りです。

皆さんを見習って、そろそろ私も勉強を!の矢先、前回の「体がだるく、かと言って高熱も出ず…」の籠っていた風邪が 表に出てきて、数日間を棒に振り、こんこんと眠る羽目に。でも、お陰でようやく風邪は抜けてスッキリした。
自然療法をよく利用する私。(今回何でスッキリしてきたのかなぁ…?)と考えるに、数年前にお友達からいただいた 『マヌカ』蜂蜜!!。ニュージーランドにしか自生していない植物の蜂蜜で先住民が病気や怪我の際使っていたそう。
抗菌作用のある蜂蜜で、のどの調子の悪い時に、日頃はティースプーン一匙ペロリと舐めているのに、この度はあまりに 風邪でボーっとしていてすっかり忘れていてた^^;。
今年もお誕生日にくれた友人に「こんな時、おろし生姜やレモン搾ってお湯で飲めば?」と言われ、(そうだった、そう だった…!)と早速実行。す、すると、な、な、な、なんと!2〜3回続けて飲む内にスッキリしてきました。 凄いです!
そして、先住民は偉いです。
もちろん、こう言う物の効果は、個人差がありますが、私には大切なアイテムです。
声楽家の友人にも、紹介して大変喜ばれましたから、効果あるみたいです。

ようやく元気になった私は、カルテに書かれた様に、再び「歩き」始めました。すると、急に以前のペースでやったので、 階段昇る時、『イテテテ!』…なんと、筋肉痛です。
歩いて筋肉痛なんて、なんと情けない事か!!
トホホ…、です(>_<)
(2009.02.12)

<175>

ヨーロッパの冬を何度も共に過ごした“戦友”ダルメシアン柄の手袋が、片一方無くなってしまった…!。
結構ボロボロで“そろそろ…”とは思っていたものの、思い出深い手袋に愛着もひとしお。なくなってしまうと、寂しい。
仕方なく以前から買ってあったベロア調の深紅の手袋に手を入れた。…が、二度目に出かけた帰りに、「???」(…無い?)、 探せど探せど、無い。早や片方無い。
ダルメシアン柄に未練たらたら、手を入れたのが気に入らなかったか、サッサといなくなってしまった。あまりの早業に唖然と している。
もちろん他の手袋もあるのですけれど、ダルメシアン柄は左手が残り、深紅の方は右手が残り、(指を使うときは片方外すし、 このまま左右色違いの手袋でこの冬はいこうか…)と、内心真剣に考えたりして(笑)。

このところ、インフルエンザが蔓延。歌の生徒さんも次々と「風邪をひきました。」とレッスンのキャンセルのお電話。 数日すると「治りました〜。レッスンお願いします。」「本当に治りましたか?」と念を押す私。
何しろ受験生も、声楽家の方もレッスンにみえるので、私がひいて、困るだけでは済まされない。
何人かの病み上がりの生徒さんがみえた。因果なもので、私は空気中に風邪菌が漂うのが、わかってしまう。 しきりに「治りました!」と言う何人かの生徒さんの言葉うらはら、風邪菌を吸い込んでしまった。(瞬間にわかります)
生徒さんの勉強会も近く、伴奏合わせのスケジュールも密な日々に、風邪になってはいられず健気(けなげ)な体は、こなしていた。
勉強会の前日、定期検診日、色んな検査の後、「あらら、風邪ひいていますねぇ…。普通の風邪とインフルエンザ の混合ですよ」「へっ?」いまだに熱も出ず、ただ早く治さなくっちゃ!とばかり、睡眠をたっぷり取る毎日。
そして、お正月を過ぎた私の体はメタボ。私のカルテにしっかり“歩くこと!”と書かれてしまった(*_*)

皆様も、風邪とメタボにお大事に(^o^)/

(多摩川に架かる是政橋を渡ろうとした。橋の上、沢山のカメラマンが西の方にカメラを向けていた。その方角を 見ると、なんと沈みかかった夕日がちょうど“富士山”の真上。〔ダイアモンド富士〕と言うのだそうだ。私も思 わず携帯のカメラを向けてみた。果たして見えるでしょうか!?)
(2009.02.03)

<174>

大寒を過ぎた今週は、冬らしい寒さの日々となった。久しぶりに厚手のセーターを出して身も心もポカポカ気分。 お陰で手洗い洗濯が増加。エクササイズの様に、要体力!
まぁ、お正月の食べ過ぎの体には良いかも!

“セーター”と言えば、何をやっても不器用な私が、何故か唯一セーターだけはまともに編めて、お金も仕事もあまり 無く時間ばかりがあった頃、せっせと自室で何枚も編んでいたのを思い出しました。
今年のお正月、親戚の家で過ごし、そこの若い娘と街に出掛けた時、「マフラー編んであげるから、好きな毛糸選んでよ!」 と言われ、「去年も言ってたけど、くれなかったじゃない!?」等と言いながらあれこれ毛糸を選び、彼女は休日中編んでいました。
私も昨年完成予定(!)の毛糸が有ったのでその横で編み始めました。すると、せっせと編んでいた嘗ての自分を思い出し、 それはそれは楽しい時間になりました。「私…編み物好きみたい…」と自身に呟き以外な発見。
コンサートのスケジュールに向けての明日の自分にばかり付き合っていて、“今の自分”がどうか?なんて考えても いませんでした。立ち止まり、“今の自分”に付き合うのもなかなか味わい深く、良いものでした。
彼女の編んでいたマフラーは完成し、寒い日には巻いて歩いています。私の編んだ物は彼女が使ってくれています。
今年は小さな作品を編んでいこうかな…と思っています。

風邪やインフルエンザが流行っている様です。皆様お体お大事に(^o^)/
(2009.01.25)

<173>

明けまして
おめでとうございます


新しい年もいよいよ始まりました。
皆様は新しい年をいかがお迎えでしょうか?
一週間前はまだ去年でした。新しい年を迎える直前までドタバタやっていた私も、除夜の鐘を聞いた途端パタリと手を止めて、 心洗われ全てが新たに感じる不思議を体験します。
同じ様に過ぎているはずの時の境目が、その日だけは大きく感じます。
区切りとしてはとっても良いのかも知れません。
“去年”とくくられた時が「イマイチ」だった人は新しい年には、“今年こそ!!”と、「良かった」人も“より一層!!” と思い直せます。
貯めておいたエネルギーを、その一歩の踏み出しに使って、心機一転スタートしましょう。

今年もどうぞ宜しくお願いいたしますm(__)m
(2009.01.07)

<172>

学校勤めが長かったせいで、新年の仕事始めの感覚は、8日過ぎ。けれど世の中は、カレンダーに合わせて5日には始まり、 日常はスイ〜っと元通り。
 暮れも28日以降はオフのハズが30日まで働き、新年も(の〜んびり11日位までは…)と考えていたものの、何の事はない! 結局は5日から私も始動。(松が取れていないのにぃ!)とのんびりしたい自分と、それが後ろめたい自分とのせめぎ合いとなった。
…それでも心身共に、リフレッシュした私は今のところ、まだ余力を残している。

リサイタル後、やっとできた時間に、これまで「会いましょう」と言い続けて、なかなかお目にかかれなかった恩師や 知人の何組かとの再会が実現した。本当に久しぶりだったのだが、“互いの心に互いが居る”と、古巣の様な居心地の 良さを感じ改めて感謝した。

年明けてからも、毎年初詣に一緒に行く友人と日の出桟橋で待ち合わせ、水上バスで浅草に遅ればせながらの初詣に出かけた。
仲見世を歩いていると、人形焼きは売ってるわ、お煎餅は売ってるわ!で、二人は一々買い食いして歩く。
すると向こうから集団が。すれ違い様に見てみれば、母校の卒業生の石塚君とタレントの柳原加奈子さんの撮影隊。二人共、 テレビで観るより横にデッカイ!!
よっぽど同窓のよしみで、声かけちゃおうか!?とも思いましたが…やめました^^;。

浅草寺の煙で、友人と「何処にする?」なんて言いながら、「ノド」から始めた私も、結局頭だ、お腹だ、と全身に煽って参拝。 晴れて新年の行事をクリア。

この友人とは、初詣は勿論の事、前年の思いと、新たな年への抱負を語るのが恒例となっている。(彼女に話しておくと、 叶う様な気がする)。
仕事も年齢も違い、昨年夏以来は会っていないのにも関わらず、語られたのは同じ様な内容。それに驚きつつも新たな抱負を 互いに確認し、心軽く新しい年の日々をスタートさせた。
いい1日でした。(*^_^*)
(2009.01.13)

<171>

蜜の入った美味しいリンゴをいただいた(*^_^*)。 本当に美味しくて、スーパーに売っているリンゴは、買えそうにないくらい…と 思ってしまう。
 リンゴは、冬!の季節を実感します。

 (ふ〜っ!)と満足。
長い長い時間をかけて、やっと完結した“ハリー・ポッター”。ようやく時間を見つけて読み終わった。読み始めると止まらない。 「そんなに面白い?」と聞かれるが、面白い!

頭の中が、“魔法”になってしまい、声楽のレッスンの例えが、不思議な物になってしまう(笑)^^; 「お釜を伏せた様な声はだめ ですよ!!」「魔法使いの持っている、魔法を使う時の棒の先からでる星の様に…!」なんて(*^_^*)
分かりやすい私でした。
二つの小説を読んで、ずうっと一方向に向いていた心がようやく我に返ったように解れてきた。ホッと一息。やっぱり本はい い…!次は何を読もう!?…と張りきっているとはいえ、今年も残すところ片手の指が折れるだけとなった。
なかなか仕事が終らず(受験生がいる事もあり)、暮れの30日まで今年の日常が終わりそうにありません。
それでも、ゴミの回収が29日までなので、出せるものだけは出してしまいたいと思って夜な夜なゴソゴソとやっています。 こんな事でもないとひっくり返さないので、ありがたいと思いながら、またゴソゴソ。
洗濯機も回りっぱなしです。少しでもスッキリとして新しい年を迎えたいと思っています。

私の様々な瞬間に関わってくださった全ての皆様、本当にありがとうございました。来年もどうぞ宜しくお願いいたします。m(__)m

皆様にとりましても、来年が健やかで、一層のお幸せな年でありますように。(^o^)/

瀬尾 美智子
(2008.12.28)

<170>

     皆さ〜ん
     ☆メリークリスマス☆┏★┓   ☆
     ┣┏★┓ / \
     ┗┣╋┫ /  \
      ┗┻┛/   \
          ̄ ̄┃ ̄ ̄


X'masはどんな時間をお過ごしでしたか?
私は23日、24日は割合時間を空けていたのですが、何のことはなく部屋でゆっくりしたり、少しずつ仕事が入り“普段の暮らし” でした。
信者ではありませんが、厳かなヨーロッパのX'masを知っているので、日本に居ても厳かな気持ちになります。

この日が終わると、坂を転がる様に、一年が終わりに近づきます。
今年は暦の並びで、X'mas前から「佳いお年を!」のご挨拶がはじまった。何だか気分が出なかったのですが、“アレよアレよ” と言う間に今日になり残すところ1週間となりました。
これから仕事からようやく解放された仲間達との、忘年会が二つ待っています。それを今から楽しみにしています。
冬らしい寒波がやってきました。
皆さん残りの日々、お体大切にお過ごしくださいo(^-^)o
(2008.12.27)

<169>

コンサート、そして休暇の後、1ヶ月振りに大学に行き授業を受けた。先生にはお断りをして三回授業を欠席。今や文法は佳境にはいり、 未来形、過去形、仮定法と目白押し。この辺りを休むのは痛い!(>_<)(しかし、演奏スケジュールに無理もできず…)。
およそ1ヶ月ぶりに出席。久しぶりに会ったクラス仲間に「今日は何処からですか?」と尋ねると、「練習問題からですよ」
(ムム〜!)慌て見てみるが、(……!)
テキストとにらめっこ(*_*)
先生登場。(まぁ、先生はお休み知ってるから良いか!?)
授業始まる。
「今日は問題からですね。ではそちらから。」と先生は反対側の端から指してゆきました。内心(ホッ!)
その間、私の頭の中はフル活動!…けれど、どこかで(私は当たらないだろう…)なんて思っていて。
先生「はい次、瀬尾さん」にこやかに私を見てる。(え〜っと、え〜っと)口ごもりながらボソボソと。
「はい、そうですねぇ!」と先生。
(ひゃ〜間に合った^^;)冷や汗ものです。
授業は更に進み、再び問題。何事もなかった様に先生は私にも問題を当ててくださり、大変な緊張感の90分でした。
それでも休暇ですっかり頭が空っぽになったお陰で、頭が働いたのでは…という気がしないでもないのです。

…そう言えば、二年半も使わなかったドイツ語が、休暇中何故か以前より使えた不思議を思います。

初めてウィーンで映画館にも入り、ドイツ語の字幕を追いかけながら観てみました。(全部理解は無理でした^^;)
あちらは大きな方が居るので椅子は重役級のゆったり感。足元も私だったら足が伸ばせる位の広さで快適でした。
(2008.12.15)

<168>

「ない、ない、無い!」 仕事に今、出かけんとする私の叫び。いつも置いておく所に無いとすると、バッグの中か?はたまたテーブルの上か?
刻一刻と仕事に間に合う時間は減ってゆき焦るばかり(>_<)
無いのです、『鍵』が。
(あ゛〜)と心のなかで叫びながら、諦めてそのまま出かけました。途中、親戚で私のスペアキーを持ってる子にメールをして、 「時間があったら鍵掛けといて。持ってる鍵、見つかるまで、貸して!」と言ったら、返信。「了解。時々ビックリするような 事するよねぇ!」
この一言にすっかり凹み、内心(でも入ったんだから、部屋の中に必ずあるはずなんだから…)等と、誰に言うでもない言い訳タラタラ。

リサイタルの後、久しぶりに長い休暇(10日)をとり、すっかり頭の中を空っぽにしてきました。楽しかった事(*^_^*)
その反動か、平常の生活に戻ったら、ちっとも頭が回らずにドジ続き。バタバタと、部屋の中を動き回るばかりで何にも捗らない。 …そんな時に起こったドタバタ。

結果、翌日部屋でテーブルの高さに目をやり、見ればちゃんとそこに有るのです。慌ているとそれが見えません。 鍵を借りた親戚には直ぐ様報告とお詫びを言い、「信じらんない」の一言にまたもや凹んだ私です。
(右写真・・・「リヒテンシュタイン美術館」(ウィーン))
(2008.12.08)

<167>

日に日に秋が深まり、夕方5時ともなると、早くも暗くなってきました。
10月から受講生登録している大学の授業が始まった。夏休み、すっかりほったらかしていたので、頭の中は空っぽ…マズイ(*_*)!
そんな時、ポストにその大学から郵便。
開封してみると、前期の修了証。なんだか、勉強したような気分。なんと単純(^-^;。後期も頑張る事にします。
その授業の後、以前友人からいただいていたチケットの美術展が間もなく終わってしまうので、出かけた。
ジョン・エヴァレット・ミレイの代表作は「オフェリア」で、以前にも観たことがあった。リュートの伴奏でルネサンス時代の曲を 歌った中に、オフェリアの歌があり、そのイメージそのままの絵に心奪われたのを思い出す。端正なミレイの絵画は本当に心静かで 且つ豊かに私に語りかける。

久しぶりの一時に満たされて、(さぁ帰ってお茶でも飲んで、何かやろう)と建物を出ようとすると…、そこに映画のタイムテーブル。 (ん?)『我が教え子、ヒットラー』前から観たかった映画がやってる!? えっ?今日まで!? どうしよう…。予定外…。すると以前『善き人のソナタ』で感銘を受けた俳優ウルリッヒ・ミューエが出ている。彼の目だけの演技が忘れられない。そして、残念ながら彼は去年、亡くなった。(え、どうして…?)ポスターの解説を読むとこれが遺作。これは観ねば!と映画館のある階に進む。すると、この館だけ火曜サービスでナント\1000! (これはやっぱり観ろ!って事だわ)なんて勝手に運命論(笑)
やっぱり素敵な演技に唸りました。

さて私のコンサートも間近になりました。日常の自分を忘れて、舞台に立つ自分を創っています。豊かな時間になりますように。 私も心から思います。

『芸術の秋に』
(2008.11.08)

<166>

☆バナナ…最近“バナナ”が手に入りずらく、高い!
「えっ、あなたもやってるの、バナナダイエット?」と聞かれそうですが、そうではありません。
以前から、生徒さんのレッスンの合間に、必ずヨーグルトにバナナと蜂蜜を入れておやつに、またサラダに入れたりしていたのです。
…それが、このところのブームでウカウカしていると、買いそびれます。何度か失敗しバナナの無いヨーグルトの日々が続きました。 時には有っても高くて買えずスゴスゴと帰ってきました。
最近午前中に時間のある日は、決めたお店にまっしぐら!やっとリーズナブルにバナナが常備できる様になりました。
…良かった。

☆柿…叔父から柿が送られてくる季節になりました。柿もこの季節、私のサラダの必須アイテム。

☆食用ほおずき…歌の生徒さんが「美味しいんです!」と、“ほおずき”を持ってきてくださった。
(ほおずき〜?食べられるのぉ?)と、びっくり。見た目は観賞用ほおずきそのまま。想像する味覚は、苦味と酸味。
「本当は10個ほど先生に差し上げようと思ったのですが、あと一個あと一個とついつい食べちゃって…」と5個ばかりいただいた。
生徒さんのパッチリしたオメメに見つめられ、ドキドキの試食と相成りました。
(!?、あっま〜い!)ほんの少しの酸味と爽やかな甘味が口に広がります。それまでのイメージと見た目と味覚にギャップがあります。
いや〜、人生初体験はまだまだあります!!

☆石焼き芋…最近スーパーマーケットでも見かける様になりました。
時折、無性に食べたくなるのです。
私の声楽のレッスンに「イ」のつく単語を口にしてから、イ〜〜〜♪〜、と歌う発声練習があります。その時生徒さんから 「イ」の単語をいただくのですが、それぞれ人によって違います。
〔イカスミスパゲッティ、イチゴミルク、いらっしゃいませ、石田三成、イチローetc.〕様々ですが、一番多用するのが、 “石焼き芋”
それぞれの生徒さんと使っている内に無性に食べたくなりました。
スーパーに行くたび、横目でチラリ…。
遂に手を出す!と、ホクホク甘く、病みつきに!メタボにこっそり、バターをほんのり塗って…あ〜美味しい!

『食欲の秋』の話題でした。
(2008.10.27)

<165>

急に気温が下がってきた。
辺りを見回せば進む秋の証が色々見つかる。
漂っていた金木犀は地面の上に絨毯となり、稲穂は黄金になる。

仕事で地方に飛んだ際、その近くを回る事にしている。
今回は岡山に降りたので、初めて『後楽園』を訪れた。
小学生の遠足らしい小さな旅人と一緒になり賑やかな散策となった。
広々とした園内は昔のお殿様が贅を尽くした様がうかがえる。[私は、『天赦園』(宇和島)と言うお庭が好きだ。]
その後、近くの『竹久夢二郷土美術館』に立ち寄った。彼の生家は少し離れた所にあるそうだ。
夢二の話はよく耳にし、絵もあちらこちらで目にするが、彼一人のの美術館は初めてで、一挙に数ある大作をじっくりと観る事ができた。
彼の描いた女性の見事な曲線に感嘆。彼は『女性』と言うものが本当に“美”として好きだったのだろう、と。(もちろん美人は格別!!)
なかでも、白黒の絵の具だけで描かれた一点は素晴らしく、暫し佇んだ。
有名な歌曲“宵待草”の夢二の詩のエピソードもあり、歌う私には何よりの情報だった。

その後、たまたまこちらに仕事に来ている横浜の友人と、落ち合った。同じ神奈川で日々過ごしているのに、 なかなかゆっくり会うこともなく、遠巻きに消息を知るような感じだが、かえって場所を変えたほうが他に紛れなくて 良いかもしれない。
久しぶりに旧交をあたため、寛いだ時間を過ごし、またそれぞれの時間に進んでいく。私は次の仕事先に移動した。
気がつけば、翌日心が軽やかになり歌も元気になっていた。友人とはありがたい、と心から感謝した。
(2008.10.20)

<163>

外に一歩足を進めると、金木犀の甘い香りにつつまれる。
 パタパタしている内に、10月になってしまい…俄に私の暮らしもせわしなくなってきました(^^;
 演奏会の準備や練習(これから歌い込み!)やら。
オペラは、色々な“女心”に出会えて本当に嬉しい。

   仲間もあちこちで演奏会を開いている。某日曜日など、関わりある方々の演奏会が4つもあり、どうにも一つの体では無理な状態。
 先ずはマチネに、ドイツにオーボエで留学している高校の教え子が、一時帰国し横浜で開いたリサイタルに出かけた。
一昨年聴いて以来だったが、見違える様な上達ぶりと首の太さに、どれ程の練習量か!と察する。我が身に置き替え、 果たしてこれ程の勉強をしているか…?!と考え、大いに刺激を受ける。
 会場ではすっかり成人した卒業生達とも会えて嬉しい時間もいただいた。

 それからどしゃ降りの中、大宮に移動して、フランスのバンジョーによるラグタイムの音楽を聞いた。
“バンジョー”と言えばアメリカのウェスタンのイメージだったが、そもそもはやはりヨーロッパ。音楽は軽やかで、 TVコマーシャルにも使われている曲もあるとかで、親しみがあり新鮮で楽しかった。
 二つのコンサートのハシゴはさすがにハードでした。
ハロウィンを飾る街並はオレンジ色と黒。
食にもその影響があるみたい。仕事の帰りに寄ったレストランで“自分にご褒美”とばかり、“カボチャのグラタン”をいただいた。 丸くくり抜いたカボチャにホワイトソースが入っていて、トロトロ、ホクホク(*^_^*)
ハロウィンにあまり縁のない私でもハッピーになりました(^_^)v。
(2008.10.10)

<162>

秋分の日が過ぎ、これからは昼の長さより夜の長さが長くなる。こんな話だけで、秋深まる感じです。

 過日、ポーランド観光局の恩師からご招待券を頂戴し『旅行博』に行ってきました。
りんかい線に初めて乗って、やはり初めての東京ビックサイトへ。
“大勢の人の流れ”についてゆくと到着!…広さに絶句です。世界の観光局が集まっています。
先ずはともあれご招待いただいたポーランド観光局に行ってご挨拶を、とブースの案内図を確認。ヨーロッパ地域の図を頭に入れる。
直ぐに見つかったポーランド観光局で、恩師にお礼を言った。久しぶりにお目にかかれて嬉しく思い、ポーランド語の仲間にも久しぶり に出会い、おしゃべりに花を咲かせる事ができた。

そしてまた、ご縁があるらしく、教え子のお父上がオーストリア観光局にお勤めだと言うので、過日パンフレットを送っていただいた 事もあり、そちらにも訪ねてご挨拶。

そして、他国のブースを一回り観ることにした。“一回り”と言ったって、広いのなんの!
アフリカ・アジア・オセアニア・ヨーロッパの国々の見知らぬ文化。どの国のブースを覗いても心惹かれる。行ってみたくなる。
熟知しているお客さんは多く、振る舞われる紅茶・コーヒー、その国独特のお菓子やツマミに行列を作り、 ゲームやクイズに正解すれば景品がもらえ、ワインの試飲もあり、それぞれを楽しんでいる。
軽食コーナーでは本場のアフリカ料理や他国の料理が味わえる。
音楽も、ステージで、アフリカ音楽、レストランブースではイタリアのアルレッキーノ(喜劇役者)の扮装でカンツォーネを歌い、 日本のコーナーでは津軽三味線の演奏、と本当に豊かな情報満載。
国名は知っていても何も知らない国のパンフレットをもらって読んでみたり…。
楽しみ方は色々だ。

あまりの楽しさに時間を忘れそうだったが、夕方から仕事を控え、時間を気にしながらの見学になり、小腹を整えるべく 『日本のホテル』コーナーへ。
…すると、8月友人と行ってカレーに舌鼓を打った「宮ノ下富士屋ホテル」が出店して、その名物カレーを販売しており、 再び注文、挙げ句にレトルトになったカレーまで、お土産に買い(9月から\50値上がりしていた…(^^;)、博覧会を後にした。
世界の国の博覧会のお土産が“箱根”のカレー?!とちょっと違和感を感じつつ、隣のホテルの「フカヒレ丼」に後ろ 髪引かれ、(来年はここだな!来る時は1日空けて、スニーカーにしよう!)
仕事先に向かうパンプスの足がパンパンになった私は固く思うのでした。(*^m^*)
(2008.09.30)

<161>

九月の声を聞いても、相変わらず残暑厳しい…と思っていたら、いつしか虫の音が耳に届き、秋の風が足元を吹き抜ける。
 花屋さんにはリンドウ、われもこう、と私の好きな和花が並ぶ。

  誕生日にも祝電やメールがお友達から忘れずに沢山届き、とっても嬉しい。皆さんどうもありがとうございます。
お花や、姪に訊かれて頼んでおいた、革のペンケースに「ハリーポッター」の最終巻が届いた。何時読もう…。

誕生日は幾つになっても嬉しいもの。飲めない私は、ささやかに姪とビールで乾杯。
 これからの日々が一層愛しく思え、時を静かに味わい噛みしめたいと心から思う。

それより少し前、マイレージ特典旅行にも、「9/15以降の予約はサーチャージが$100かかる」との話。
「それでは!!」と重い腰を上げ予約を実行。(「ハリー・ポッター」を読む時間を見つけた!!)
 私のマイレージカードはNW(ノースウエスト)。何故なら、ノースウエストだけは有効期限が無いのです!
ゆっくり貯めてもマイレージが消えない。クレジットカードのポイントを全て移行して貯めに貯め、何年もかけて遂にヨーロッパまで 行かれるマイレージが貯まりました(^_^)v。 以来、ユーロのレートが気になり経済ニュースを気をつけて見ていた。
3週間程前に、1ユーロ=¥166→¥160に(ソレッ!)と少し換金。…すると数日後、=¥156になりまた換金。 すると=¥154になり、遂に=¥151に!!
少しずつ何回も換金していたが、こんな短期間に、こんなに「¥」が高くなるなんて、絶句。
遂には、リーマン・ブラザースの倒産で、更に円高。
何だか喜んでばかりいられない状況になってきた。

気がつけば九月も半ばになり、十五夜も過ぎた。時の流れは思った以上に早い。
リサイタルを始めとする秋のシーズンに向けて、いよいよ気を引き締める覚悟の日々。
心残りの無いように演奏するべく、これから励みます。

“馬の人参”如く、特典旅行のヨーロッパを鼻先にぶら下げて、ひた走りますっ、ハイ(*^_^*)
(2008.09.20)

<160>

2008年8月8日午後8時8分、北京オリンピックは開会した。
大して興味もなかったのだが、始まってみれば、いつもより日本代表に熱いエールを送ってしまった(笑)
 あまりの猛暑に何もしたくない真夏の昼、遮光カーテンをひいた薄暗い部屋での観戦は力も入る。
 現代の若者が自身の能力の限界と闘う姿は胸を打つ。この四年間にどんな時間が流れ、どんな心の葛藤があったのかと思うと頭が 下がり、全ての選手に敬意を表する。

 猛暑の後は大雨。涼しくなったのは良いが、激しすぎる!!
曾て起こったこともない町中での災害が増えている。その事態に「温暖化」が大きく関わっているのは否めない。 小さなエコを心掛けようと改めて決心する。

7月にウォーキングと食生活の改善でメタボから片足抜け、せっかく3s痩せて鎖骨が見えてきたのに、 その暑さと大雨(と言う言い訳)で、なかなか歩けず、気が付けば鎖骨は再び姿を埋め、元に戻ったような…^_^;。

「歩かねば!」と気持ちばかり、大雨の後大分涼しくなってきたのだが、ヘビーな御殿場での合唱団の合宿に、精根尽き…。
秋の風が吹き始めたこの頃、ウォーキングを再開。メタボ健診1ヶ月前!
さてさて、リサイタルのチラシが出来、ハードの方の準備は着々。今年は、“プッチーニ生誕150年”。それにちなんで客演 テノールの大川信之氏にお手伝いいただき、オペラの二重唱等を歌いたいと思っています。
どうぞ皆さん、是非お聴きくださいm(__)m
チラシは、こちらをクリックしてください。
(2008.09.09)

<159>

蝉が鳴き、トンボ舞いスイカ登場。夏本番、勢揃い。
 ジリジリと肌射す日射しに日焼け止めクリームをせっせと塗る。…と、何だか目も焼ける気がして、サングラス。
そして、突然気が付いて『唇は!?』…とUV効果のあるリップクリームなんぞを買わねば!(今まで、どうして気 付かなかったのだろう?)
し、しまった“首”(--;)忘れた。仕事のあと、散歩。汗をかいて帰宅。シャワーを浴びようと衿の開いたシャツを脱ぐ。 (ヒャ〜)くっきりと衿の形に日焼け(ドカタ焼け!?)秋からのコンサートシーズンにドレスを着る際、夏の日焼けがく っきりするとマズイ。
以前ヨーロッパのコンサートで日焼けにドレスで出演している人を見て、私もやってみた!すると俄に客席の囁き声。 『水着の跡かしら…ヒソヒソ』…以来大分気をつけている。

テレビが2011年から地上デジタル放送になるそうで、我が古きマンションもその対応にアンテナやケーブルの取り付けを迫ら れた。住んでいる私とすれば、それよりベランダや窓のフェンスのペンキ塗り替えを先にやっていただきたい!(ここ何年か お願いしていても無返答のオーナー)。なのに、地デジ対応にはいきなり反応。否応なしに技師がやってきた。今その対応機 器を入れると『料金は半額で専門チャンネルは多種観放題』『きれいな映像で見られますよ〜』とのセールストーク!
…でも心の動かない私は、ケーブル取り付け工事のみにて失礼しました。
ところが今まではっきり見えなかったTV神奈川がハッキリ映り、他の空いていた二つのチャンネルには、通販番組二つが24時間 休まず流れる事になった。
初めて見る、通販番組に、始めは横目で観ていたが、品物を紹介する司会の人の誇大リアクションはつまらない演劇よりもずっと 面白く、買うつもりも無いままずっ〜と見続けた。
その内、UV仕様のリップクリームがツイに登場!!スプレー式UVローション登場!!
いよいよ、通販番組購入デビューに相成りました^^;
これで、紫外線防止作戦はバッチリとなった訳です(*^_^*)
(2008.08.22)

<158>

猛暑が始まった。
シャワーを浴びても浴びても汗ばみ、夜も今から寝苦しく、先が思いやられる。皆さんはどうお過ごしですか?

メタボ診断の結果、ウォーキングを始めたお話は一ヶ月前。
最近は物騒な世の中、なるべく人通りの多い明るい道を涼しくなった頃に、無理せずにせっせと歩き、食事のバランスも 気をつけ…いよいよ1ヶ月後の検診。今までも気をつけてきたが、なかなか数値の結果が出ず、諦めにも似た無言の私。 買い直したヘルスメーターが表す体重も体脂肪も変わらない数値…。
 果たして血液検査の結果…。医師曰く、「ほ〜らな!!」(へっ?)
びっくりするほどの数値のダウン!
信じられな〜い!ウォーキングがこんなに効果があるなんて!(検査当日、朝食も昼食も抜いたのが効を奏したか!?)
じゃ、じゃあ、新しく買ったヘルスメーターの数字は何なのっ!?
まあ、とにかく万歳\(^o^)/
結果を励みに更に頑張る…と決意も新ただが、この暑さにご機嫌な太陽を恨めしく見上げる…。

本番前には必ず美容院や、整体に行く。以前の先生が急に廃業なさり、路頭に迷うこと暫し。体のバランスが気がかりな日々。
…と、突然一枚の葉書。先生復活!(えっ、ええ〜!)とまた驚く。(整体Vril 042-686-2627)
早速アポを取りうかがう。
先生の技術は一段と進化していた。“癒道整体”と言うそうだが、体のポイントにピッ、ピッと刺激を与えるもので、 全然バキバキ・ボキボキしませんが、体のバランスが取れてゆくそうです。
久しぶりの初日、先生曰く「あ〜、顔が左右歪んでますねぇ!」でピッ、ピッ。
鏡を差し出してくださり、覗きこむと、確かに左右揃いました。
先生のお宅を失礼して改めて鏡を見たら、「んっ?」目の下に横に真っ直ぐ“線”がある。よ〜く見直す。ひぇ〜、 今までなかったシワが目の下に!!
顔のバランスが変わって今までなかった所にできたみたい…。どうしよう。

えっ?今度お目にかかる時に見てみます?もう大丈夫です。顔のバランス馴染んできて消えてきました(^_^)v
(2008.07.28)

<157>

 梅雨明け直前、一層多湿な毎日です。『夏』が待たれます。

 皆様、7月6日の日曜日、県立音楽堂にお運び下さいまして本当にありがとうございましたm(__)m
 滅多に聴けないオペレッタの楽曲が数々並び、私にも楽しい一時でした。皆様もお楽しみいただけましたら、とても嬉しく思います。
 私個人としましては、今回デュエットのパートナーが高校の“教え子”だった事が、不思議で、喜びで、また衝撃でした。 (こんな大きな教え子がいるんだ〜!)とビックリです。…ひょっとしたら皆さんも?その昔(ン年前!?)築いた信頼関係は、 彼が真っ直ぐ生きてきた事によって少しも損なわれず、深い信頼で歌ったデュエットは楽しいものになりました。 それは当然お客様にも伝わり、歌いながら客席に目をやれば、お客様が次第に微笑みはじめ、最後はニコニコしてくださり、 (あ〜良かった♪)と嬉しい気持ちで舞台を降りました。
 ご縁とはそんなもの。で、11月の私のリサイタルでは、ちょっとお手伝い(コキ使う?)願うことにいたしました。 それも皆様お楽しみに。今回はお礼までm(__)m
(2008.07.13)

<156>

 ♪恋はや〜さしぃ〜、野辺のは〜なよ〜♪で有名な『ボッカチオ』
 …けれど、この歌しか知らない。
 『マルタ』も有名な1曲だけしか知らない。
 その二作品を、ウィーンフォルクスオーパーが来日公演で取り上げた。
全曲を観た事が無いこともあって、(行ってみようか…)と久しぶりにチケットを手に出かけた。
上野の文化会館など美術館に行くとき横目でチラリっと見ていたので、中に入るのはいつ以来だろう。行き慣れたホールが新鮮。 赤い緞帳をみると、(あ〜!やっぱりここは東京の音楽の殿堂だぁ♪)とトキメク。
 ウィーンのオーケストラが音楽を奏で出した途端、心は今を離れ、ヨーロッパに飛んで行った。
フォルクスオーパーには突出したスターはいないけれど、メンバーの結束した手堅い舞台作りにストーリーは楽しく展開してゆく。
殊に『マルタ』の中に出てくる「庭の千草」の美しいメロディは効果的に使われ心を打つ。知らず知らずに引き込まれアッと 言う間に終わり、豊かな心になって帰路についた。健康な音楽は人を健康にさせる。
さて、次は自分が奏でる番。オーケストラ合わせの日。オーケストラの豊かな音にエネルギーをいただき、良い音楽になる事 を祈って♪。(08,7/6,15:00〜県立音楽堂)
(2008.07.08)

<155>

梅雨に入りひとしきりの雨が続いたと思ったら、今は真夏の様な日。ここ数年はこう言う極端な梅雨になっています。

近頃“メタボ健診”と言われている。企業はなるべく健康保険の節約を考えている。
私も定期健診をきっかけに、メタボ対策。薬を使いたくなく、食生活改善を図ったものの、イマイチ成果が出せず…。
そんな中、以前から親族がお世話になっている心臓専門医の検査を受けたら「心臓は大丈夫だけど、中性脂肪落とさないとステージで 血管破裂する日がくるぞ!」と超ド級の恐ろしいお言葉を頂戴し、電卓を手渡され体重、身長を入れてかけ算し「7キロ落としなさい! まぁ、足が壊れる位歩くんだな!」とまた超ド級の激をいただく事に相成りました(>_<)
足は壊れたくはないので、専門知識のある友人に食事の摂り方やウォーキングのアドバイスを受けて、早速始めました。
初日は、20〜30分のウォーキングが長く感じられ、しかも『“早歩き”ではなく“速歩”』だそうで、運動など久しぶりゆえ、 足を前に素早く出すなど、エライ事でした。無事終了すると、噴き出す汗の爽快さ。運動の快さを思い出しました。
それから一週間。欠かさず歩くと、あら不思議。簡単に足が上がるし、前に出ます。ちょこっと歩けるようになり、地方の仕事の 後、汗だくになって歩いた先で温泉にドボン!なんて、やってます。
さてさて体重の事はしばし気にせず、運動を楽しむ事にしますっ(^_^)v

最後になりました。
このところ、秋葉原の事件や宮城の地震と、胸の重くなる事がありました。被害や災害に合われた皆様に心からご冥福、 お見舞い申し上げます。
地震の災害が、梅雨の雨でひどくなりませんように。
(2008.06.21)

<154>

 いよいよ梅雨になった。例年より早いらしい。
 気温の上昇と共に、着るものがいよいよ無くなり、“衣替え”が必至!なのに、アッと言う間の梅雨で、なかなか晴れてくれず ジッと我慢。やっと来た晴天。(スワッ!今日やるしかない(*^^*))と、昼下がりに始めた。チョチョイと終わる気にもかかわらず、 やれどもやれども何故か片付かず…唖然。
途中、三時間ほど出掛けなければならず、仕方なく放置して出掛け、帰宅するや“ホッ”とするのも束の間。気合いを入れ直して 再開(このままでは今夜寝られず!)
(ウンショ、ウンショ)と心で号令をかけながら冬物で重くなった衣装ケースを元に戻す。
何だか今年は初めて堪えました。重さも量も、そしてその翌日から二日程、感じた疲労感。これをまた半年後にやるかと思うと…。 少し考えものだ!
けれど、やっと夏服に再会(*^_^*)せっかくだから楽しく着ましょ!

 4月から6月まで、年度始めで、健康保険・年金・税金etc.次々にお金のかかる事だらけ!トドメは積み立て!(どうしてこん な時期なのぉ…?)とばかり。お陰で財布は完全にスッカラカン。“逆さにして叩いても何も出てこない”とはこう言う事ね!
 以来、私は清貧生活。世の中値上げ騒動のもあり近所の農家の無人販売所は大人気。午前中に行かないと無くなってしまう。 私にも救いの神。
今やシーズンのキュウリは取れたてで瑞々しく、玉ねぎは甘い。春菊も香り高く、トマトも新鮮。
その上、いただいたアスパラガスは幸せになってしまうほど甘〜い。
 “甘い野菜”に囲まれて、我が清貧生活などすっかり忘れ、楽しい食生活を送っている(^_^)v
(2008.06.14)

<153>

若葉が緑色濃くなり初夏の香り漂う。梅雨目前の束の間の爽やかな日々。そろそろまた(!)衣替え…。

 晴天の某休日。知人宅を訪ねたら、「今日は面白いものが見られるから行きましょう」と車で10分ほどの自衛隊駐屯地に連れて 行ってくださった。
創立記念日で一般開放され、式典やデモンストレーション、模擬店…に見学、参加できる。
元来、爆音など苦手で私独りなら決して近づく環境でないので、(おっかなびっくりではあるが)、喜んでお供させていただいた。
 晴天の下、迷彩服に身を包み担当地区に別れた隊列の行進。ブラスバンドの演奏(なかなかお上手、指揮者は女性の方だった) そして、式典。整列、敬礼も美しい。


 所有の輸送車、戦闘車のパレード。中にはもちろんキャタビュラーのついた戦車もあります。
それを使って敵、味方に分かれてのデモンストレーション。空砲とは言え物凄い爆音!(ああ、いざとなるとこうなるのか…) (この方達が、前線に居てくれるのか…)何となく少し分かりました。日頃は災害時に助けていたたく隊の様子しか計り知れず、 戦いの現場はなかなか想像出来ません。それは平和と言うこと!有り難い事です。
デモンストレーションの空砲すら不発(一機)になるのも何だか“平和”で良かった!?。


 今年度、私の勉強テーマに必要で週に1コマだけ大学に聴講生として通っている。学生に混じっての授業なのでテンポも早く心だけ は“女学生(*^_^*)”
 私の出身大学はキャンバスが狭く、音大の常、始終ブカブカドンドン音がする。
けれど、学問の大学の何と広々として静かな事!!この静けさが「学問してる感じ」で私の“憧れ”でした。
まぁ学生さんがよくお勉強しています。感心しています。
学生証のある私は図書館にも食堂(三種類も在る)にも入れます。 夕方やっている食堂はワンプレートに大皿にあるお料理を自由に 乗せて100g\110の量り売り。
私のこの写真の日は\400位。美味しいです。…で、いただきながら回りをみれば、ケーキでお茶しながら辞書片手に勉強していま す。おしゃべりに耳を傾ければ「留学」の話をしています。
こんなに真面目に勉強している若者を多く眺め、とても“幸せ”に思っています。
母親の年齢に近い様な私ではありますが、1コマ位は遅れをとらないように頑張りたいっ!o(^-^)oo(^-^)oo(^-^)o
(2006.06.02)

<152>

TVのニュースが『ゴールデンウィークのラッシュが始まり…』と流れていた。(えっ?!あ〜そうか!土日から考えればもうスタート か!!)なんたって私はカレンダーに関係ない仕事で、年がら年中ゴールデンウィークみたいなスケジュールなのでピンと来なかっ た…^^;。
そんなゴールデンウィークも早やおしまい!!

連休少し前、美術館関係者の方から招待券をいただいていたので、『東山魁夷展』に友達と出かけた。
普段は見向きもしない入り口の音声ガイドに『東山魁夷本人が解説』とあったので、借りた。
友人と行っても、互いに黙ってそれぞれ観終わった後、お茶しながら語り合うのが常…、が今回はあまりの素晴らしさに興奮状態 で会話する!!。
 元々好きだった魁夷の作品を一度に沢山観られるなんて!!しかも、どれもが素晴らしい。目に、心に入り、それから彼の世界に 連れていかれる。
 解説で『その風景をみていると、私は〇〇だと思ったんです』と想いを語る。絵は単なる風景ではなく、心象風景なのだ。 その“想い”が絵に溢れ、私も、気が付いたら友人もその目に涙をいっぱい溜めていた。
多くの絵画展に足を運ぶが、こんなに真っ直ぐに心を打つ展覧会があったろうか…と思う。(以前同じ会場で、我が母校の元学長 だった方の展覧会があったが、立ち止まる事も出来ず15分で出てきた…)
 その感動の胸の熱さはいまだ忘れられない。上手く言葉でお伝えできないもどかしさ…。
 今週いっぱい開催されています。ぜひ、オリジナルをご覧くださいませm(__)m

…私はその後もう一度、観に行ってしまった…。
(2008.05.12)

<151>

 花の終わった桜木に新緑がまぶしくなり、顔を上げると、小手鞠・藤・花水木・ツツジと初夏の花が、もう咲いている。
 シャワーの嬉しい季節になり、石鹸泡立て(今はいただいたエジプトのクリーム石鹸。ちょっと香料が強く掌いっぱいの大きな サイズで当分ありそう…!!)手軽にさっぱりとする。

 イチゴも手頃な値段になり、『安いの』を買ってきては潰してミルクを入れ“イチゴミルク”を楽しむ。
 買ってきたイチゴの中に、ふと見ればくっついて“双子”のイチゴが幾つか混ざっていて、(この原稿用に写真!!)とスワ立ち上がる。 見栄えのするように「白いお皿、白いお皿」と、食器棚にってお皿に手をかける。…横着して片手でやったものだから、隣の小皿が スルリと落ち、棚の一番下に並ぶティーポットに「カチン!」と音をたてて当たった。
……。
そこには安いティーポットも有るのに、よりによって一番高い“ヘレンドのウィーンの薔薇”のポットに当たり、注ぎ口がポッキリ 折れた…。
 (なんでこれなのよぉ(;o;))と独り心で叫びつつ(昔『マーフィーの法則』って言うのが有ったっけ…)なんて思い出しながら、 折れ目を合わせる。
 ピッタリ。
 (よし!!瞬間接着剤だぁ)とばかり、接合部に塗って合わせる。…とここで忘れてました!瞬間接着剤って始めはサラサラ。 (なかなか付かない…)と押さえていた指が一瞬ズレた瞬間、くっついた(涙)。
 形有る物いつかは壊れるもの…ではある。 それでも一度も使わず眺めて楽しんでいたのに、こうなったら(使ってやるぅ!!)と 半ばヤケクソの決心。
 けれど“ウィーンの薔薇のポット”は気品に溢れそんな私に優しく微笑む(*^^*)

 全く…『高い』イチゴミルクになってしまった(~_~;)
(2008.05.05)

<150>

ずっ〜と前に、友人と『確定申告が終わったら行こうね!』と、約束した築地のお寿司屋さん行きが、漸く実現した。
築地と言うと、市場場内、場外のお店が建ち並んだ画を想像する。…と広い道路に面したきれいなビル!!何でも移転新築したそう…。 イメージからはかけ離れた洒落たお寿司屋さん。
予約がないと混むそうで友人が予約してくれました。もう前日くらいから(明日はお寿司〜!)と思っていたので、口の中はすっかり 酢飯味。お腹をペコペコにしていたので、席に着いた途端、二人して「店長おまかせコース、お願いします!!!」
一貫ずつ違うネタが出てきます。ボリビアの『お塩』でいただくネタはとてもよく合って美味しく(江戸前の仕事がしてあって、 ほとんど自分でお醤油付けなくてもいい程)
大トロの炙りも然り…、
ですが私が初めていただいてビックリしたのは、鰆(さわら)でした。私は鰆の西京焼きが大好きで、いつも見つけると買って食べるの ですが、鰆を『生で!』と言う感覚が無く…。(え〜〜!?)と心のなかで言いながら口に。『!!』仄かに覚えのある鰆の薫りが口に広がり、 新鮮であることがよくわかる臭みのない美味しいものでした。10種以上のコースの後、板さんが「最後にもう一つ、お好みで握ります」 に友人は“炙りトロ”私は勿論“鰆”と叫んでおりました(*^m^*)

この日は月曜日。月曜日来店は1割引き!!お腹にもお財布にも優しい一時でした。
(2008.04.26)


<149>

めくるめく桜の時期は終わり。今年は近くの桜並木に三回も足を運び満喫した。
これで『春』と思うと気温が定まらず、つい薄着をして鼻水出ちゃったり…!用心しなくては(^^ゞ

7月の横浜シティオペラ主催のガラ・コンサート『オペレッタの夕べ』に出る事になった。私はシュトルツ作曲『春のパレード』から アリアとアンサンブルを歌う。知らない曲だったので早々に楽譜を見る。流れるウィンナーワルツのリズムとハーモニーに、瞬く間に 心はオーストリアに飛ぶ。
(あ゛〜!久しぶりにオーストリアに行きた〜い!!行こうかな〜!!)と。何たってマイレージが貯まっていて特典チケットでいつでも 飛べる(^_^)v

…ん?
…ん?ひょっとして…?
とパスポートを見たら10年用が今月で期限切れ。
やっぱりぃ!!
10年はとても便利で助かりますが、何時更新なのかすっかり忘れてしまいます。
旅行業の知人に聞けば、有効期限内なら戸籍謄本は要らないそう。
某日、外は台風並みの暴風雨。横殴りの雨、傘などさせそうにも、ない。(こんな日はパスポートセンターもガラガラだろうなぁ…)と 思いつつ空を眺める。
するともう1人の私がささやく。(行けば!?穴場だよ!!)
私(だってこの嵐だよぉ。)
(だからでしょ!)
(…そうか!それじゃあ!)とばかりに、突然お化粧して、コートをはおり、丈夫な傘を片手に飛び出す。(遊ぶ事にはフットワークも軽い (笑))
幸い外の風雨は並。駅に着けばダイヤこそ乱れているが電車は動いている。(ちょっと前まで落雷で止まっていたそう。ラッキー!!)
難なく本厚木。地下道を通ると、それはパスポートセンターまでつながり、濡れずに到着。センターの階まで上がり、パスポート用の写真 を撮る。
思い起こせば、10年前。表参道で仕事をしていた頃に、仕事の合間に慌てて風邪ひきのスゴい顔で青山の写真屋さんで撮ったっけ…。 10年間もそのヒドイ顔のパスポートを提示し続け、今回こそは綺麗に撮られたい!!とばかり遠目よろしく化粧をして(!!)挑む。
「お待たせしました〜」と新たな写真を覗きこむ。
『…』ドアップ!
「今はIDチップを入れて偽造されない様に写真も大きいんですよ」と写真屋さん。ドアップ過ぎてお化粧で何にも誤魔化せてない…! ヒドイ顔に、(これでまた10年か〜)とかなりのショックです。
立ち直れない心のまま、センターに行けばガラガラで2〜3人。書類に書き込み写真、葉書を添えて提出まで10分かからず。

嵐の日は穴場です。帰路の電車もスイスイで、帰宅しても写真のショックが癒えていないほど(^o^;)
ほどなく新しいパスポートは私の手元に届きます。…やっぱり嬉しい(*^_^*)
(2008.04.15)

<148>

桜満開。
そして冷たい雨。
桜が散ってはしまわないかと空を見上げる。

先日、仲間のコンサートに出かけた。テノールとバリトン、しかも伴奏者まで男子!!(ステージ上は真っ黒!?)。どんな風になるのか…? 想像もつかずサロンに向かう。
そんな気遣いなど無用だった。様々なオペラの男同士のシーンを、小道具やジャケットを替える事で解りやすく、熱く演じた。 二人のレベルの高さと男らしさに感心し、楽しい時間を満喫した。

良い演奏会の帰りは心軽くなるもの。一緒に出かけた五人で、中華街によりお馴染みのお店で北京ダックのコースをいただく。 顔馴染みになったお店の支配人さんから、杏仁豆腐の差し入れをいただき、お腹も心も満たされたひとときになった。
みなとみらい線の駅で、ポスター見つけて大ウケ!!(ん?パンダ!?だんぱ!?ん?)おもしろ〜い!!…と写メ。
…写していたのは私だけ!?他の皆さんはそんな私を微笑ましく眺めていましたf^_^;
(2008.04.06)

<147>

『春!!になりましたねぇ』、とその言葉を口にするだけで心はワクワク。

先週あたりからグングンと春らしい陽気。
回りが「いよいよ春ですねぇ〜♪」と、心弾んだように(私にはそう思えた)いわれても、私と言えば“まだ春来たらず…”と 心固かった。

ワケは確定申告。こればかりは、毎年避けられないもので、必ずやる。…にもかかわらず、前年のことはすっかり忘れ、毎年初 めてやるような要領の悪さ。ハァ〜!いつ終わるともわからない、領収書の整理…。なので、提出締め切りの週はなるべくスケ ジュールを空けておく!追い込みが効を成し、締め切り数日前に提出!!無事解放されました。
昨年、学校を辞めたのですが減収にならず、税率が変わったのでヤレヤレでした…!
予備として空けておいた日がオフ扱い。(キャ〜キャ〜!何しよう)内心あれやこれやと思いは募る。私にもやっと“春”が来た!!
友人と築地のお寿司屋さんに行く話もある。(何時にしようかな…?!)とスケジュールを見る為に手帳を手にするや、親戚からの電話…。
…山梨の叔母が危篤と。取る物も取りあえず駆けつけた…が、帰らぬ人となった。幼い頃からよく遊びに行った叔母に、 寂しさもひとしおだが、
重病でさぞ苦しかっただろう…と(少しは楽になったのだろうか…)と叔母の安らかな眠りに思う。
通夜、告別式が1日先になったので、一度戻り、改めて出かけた。行ってみてあまりに大勢の親戚に会い、泊まらず二日間通った。 さすがに三日目は疲れたが叔母にちゃんと別れを告げる事ができ、ホッとした。

春は思いのほか早く駆けてきて、“桜”が…咲いた。
(2008.03.24)

<146>

早、弥生三月。
合格発表、卒業式…。雛祭り。雛人形は飾らずとも、桃に菜の花、ピンクのチューリップとスイトピーを飾り、桜餅、 草餅、そして何故か(!?)柏餅!も参加し一夜独り雛祭り。でもなんだか“女の子”としては嬉しいものです。

コンサートの準備以来、ずっと映画や美術展がお預けになっていた。今年になってやっと『ミス・ポター』『エディット・ピアフ』 を皮切りに映画を観始めた。
先日は二年振りに会った声楽の友人と、『マリア・カラス最後の愛』を観て食事をした。既婚の方なので、夕方は早く解散しよう、 と音楽家としては早い朝イチ映画にした。
内容は、実際のカラスの恋愛よりは美しく甘く、我々二人は「オナシス側の人が作ったんじゃないのぉ!?」とプンプン。 そのせいでもないのだが、お腹ペコペコでお店を選ぶ間もなく向かいのお蕎麦屋に飛び込み、食べた。食べながら「明日まで の映画で見たいのがあるんだけど、もう無理かなあ…」と私。「何?」「『レンブラントの夜警』って言うの」「これから行 く?」と友人。「え〜!ご主人は良いの?!」「大丈夫!!」
…と言うことで新宿に移動。お茶して時間潰して、第二弾鑑賞会。レンブラントの時代は光が少ししかなく、映像も暗く、 絵画『レンブラントの夜警』に纏わる政治的なエピソード満載。
興味深く観たのにもかかわらず、終わったらこめかみがジンジン。
再びお茶。時計を見たら、友人との待ち合わせから11時間経過。二人で笑っちゃいました。濃い“遊び”でした!
(2008.03.13)

<145>

我が声楽門下の、毎年恒例の、勉強会が終り、一息つきました。
残すは確定申告!(これが一番大変…!!)

節分が過ぎても、まだまだ朝晩寒さ身にしみるこの頃ですが、気のせいか陽射しが明るくなってきました。
昨年より9日遅れで春一番の突風!!(もの凄い風でした〜!)。春に向かって季節は着実に進前。

私用を兼ねて今年もまた、小さな旅を始める。

よく歩いた。久しぶりに歩いたら落ちていたお尻の上の筋肉が盛り上ってきた(~_~;)(暮れの風邪以来の運動不足が…)

以前から気になっていた地でもあり、『隠れキリシタン』『ジャガタラ娘』の事も知りたいと思っていた。
大分の知りあいの方の「行かれたことは?」の言葉に背中を押されて、向かった地は“平戸”
北部九州バス3日間乗り放題のチケットを用意して、大分から基山(福岡)で乗り換え佐世保。また乗り換えて平戸に。佐世保から 程近いとばかり思っていたので、所要時間に少なからずびっくり(特急バスで1時間37分)。次第に西に向かってゆくにつれ、空気も 光も澄んでゆく…。平戸島へと架かる大橋から覗く海は言葉の如く“エメラルドグリーン”
最寄りのバス停で降りホテルへ。チェックインには早いのだが荷物を預かってもらおうと向かう。
………。誰もいない。「ごめんくださ〜い」と私の大声で叫んでも、………。仕方がないので、ホテルにいるのに、ホテルに電話 (落語みたい^^;)。やっとホテルの人と会話。すると「フロントの奥に置いておいてください。あ〜、それとも、お部屋401ですか ら入れといても良いですよぉ」「はぁ!?」内心(何と言うホテル予約しちゃったんだろ…)と思いながら独り自分の荷物を部屋に押し込み、なんとなく町を歩き始めた。街の広さも把握していないので、先ずはお城に登り高い所から一望して散策プランをたてようと、企てる。 城への途中の観光協会で情報を集める。
九州は雛祭りを盛大にするそうで、こちらでも商店街のあちらこちらを会場に、様々なお雛様が飾られて、なんとなく心がウキウキする。

ポイント好きの私としては、そこでのイヴェントのスタンプラリー2種に観光しながら参加することにした(一つは雛飾り巡り、 一つは教会巡り)。 お城に登って辺りを眺める。美しい海の風景だが、折しもの突風で飛ばされそうになり、早々に降りて休憩所へ。甘酒をいただきながら、お店の方とお話させていただく内に、我がホテルの話になる。「あ〜!あそこは家族でやっているホテルで朝食はすごい品数で美味しいですよ!!」ですって!。 人間なんて面白いもので、その 話にコロッとイメージ変わりルンルンとホテルに戻りました。翌朝選びきれないほどのご当地のおかず と、入れるとトロける海藻入りの味噌汁と、初めての物ばかりの朝食に舌鼓。朝食時ホテルの方や同宿のお客さんから、様々な情報を 教えていただいて観光に足を伸ばすのでした。(平戸の観光話は旅のコーナーにて近々お話致します)

お雛様のスタンプ6個ゲットで平戸温泉に無料で入浴でき、教会のスタンプ4個で、白く小さなマリア様の像をいただいた。お得 気分満載。

行きは途中から始まる旅の帰路は、(思えば、何と遠くまで来たもんだ…!)。
(2008.03.03)

<144>

久しぶりに洋品屋の友人からメールが来た。
呑めないのに呑めそうに見える!?私は、美味しそうなお酒をいただく。昨年もワインを数本いただき、内心(お肉でも煮込んじゃお うかなぁ…!?でも高そうだしなぁ…!?)と思っていた矢先のメール。
ビンゴ!!彼は赤ワインが大好き。我が家に赤ワインが来ると、時々彼の所に貰われてゆき、私の代わりに美味しく呑んでくれます。
近くまで仕事に来ているとの事なので、二本の赤ワインを持参して会いに行く事にして、メール。
と、返信。「家に、K18の片方なくしたイヤリングとか処分したいアクセサリー無い?」と。知り合いの貴金属買い取り業者に 訊かれたそうだ。(そう言えば…片方なくしたイヤリング、K18故に捨てる訳にもゆかず何処かにしまってあったっけ…)。そこか ら引き出しガサゴソとひっくり返して見れば、若い頃買った可愛い指輪が出てくる出てくる。当時薬指に入った物が今や小指… (マズイ^^;)。サイズ直して切った破片、鎖が壊れて取り替えた金具、そして片方だけのイヤリングと、K18の破片達が行き場も 無くひっそりと眠ってた。その中からチョイスして、ホントに小さな袋に入れて持って行った。ワインを渡し久しぶりの再会に、 その日の雪降る前の寒さにキャ〜キャ〜言って、早速レッグウォーマー売ってもらい直ぐ様履いたりしている内に、その貴金属 買い取り業者さんが計算してくれた。「紹介だから少し色を付けて…」と、小さな破片達は\20000になった。ヒャ〜!!ビックリ! (話によれば今南アフリカで金の採掘がストップしていて、買い取りも高値なんだそうです。)ちょっとしたお小遣いになりまし た。
これで何買おう〜!?
オイオイ貯めろよナ!とはもう一人の私(笑)。
心ワクワク☆
(2008.02.20)

<143>

早いもので一年の12分の1が過ぎた。

この三週間ばかり、早起きをしている。
それまでは、御身大事、ノド大事でゆっくり起きてゆっくり日常、でアッと言う間の1日。1日が6時間位しか無い感じ…が、 果たして早起きしてみると、1日が長いのなんの^^;朝の用事を済ませてもまだ、8時!。する事探して頭使って。(そうか、起 きてしまえば頭が回転して、やる事見つけて仕事が片付くのかぁ!)と今頃、当たり前の事を実感している。仕事で帰宅が夜遅い 事ももちろん有るが、先日なんて9時台にお風呂に入った日には、自分じゃない様で笑ってしまいました。無理せず続けていこ うかと、思っています。

年賀状では、なかなか話せない方々に一筆近況を語れる。
今回は昨年学校を辞めた事もあって、卒業後も年賀状を交わしている卒業生に報告。すると即、懐かしい電話。 もうすっかり奥さんで、良いお母さん。互いに昔のままの会話に心温まる。数日後、小包が届いた。“先生も学校卒業お めでとう”のメッセージ付き。

某日、きれいな花籠が届く(写真)。今年大学卒業して4月に就職の決まっている、卒業生からだった。“そろそろコンサートの花も なくなった頃かと思います…”と始まる素敵なメッセージが付いていました(男子生徒です!!)。
私の何気ない言葉を受け取り、糧にしてくれたそうだ。
私の方こそ、これらの深く細やかな心を持つ大人になった皆に喜びの驚きを覚え、感謝の気持ちでいっぱいです!皆さんの これからに幸せな道が続きます様に!!
(2008.02.12)


<142>

雪が降りました。 このところの“寒さ”に、違った心持ちは私だけでしょうか。
久しぶりの寒さの感覚は懐かしい。以前は毎冬この位の寒さでした。最近は暖冬ばかりで、引き出しの中の厚手のセーターは ずっと眠りっ放し、ロングオーバーもクローゼットにかかったまま!それを眺めて(このまま着られなかったらどうしよう…?!)と、 溜め息をついていただけに、久々に色々なセーターが着られ、長いオーバーを着てバッサバッサと闊歩できるのに、大満足 (「寒〜い!」と悲鳴を上げている方に叱られそう…!ごめんなさい)。
キンと冷えて澄んだ空気に、見上げると青い空に心もすく思いです。

独りで遅い年明けの後、恒例の友人との初詣。その一週間後、昨年知り合った知人と初ランチ。喫茶店のガラスがビリビリいう程 、共に笑える人はそう居ません(初詣する友人とあと一人位)。内心(見つけた!!)とばかり、都心のホテルの人気ブュッフェランチ を頬張りながら、食器やガラスの仕切りをビリビリと豪快に轟かせ、お腹いっぱい食べてきました。
新しい仲間が増えて心はポカポカ。時間が合ったら屋久島に縄文杉を見に行こうかと相談中。今年はそれが実現したら嬉しい!

年末年始はご馳走が多くメタボが気がかりな今日この頃。病院の血液検査に行くに行かれません(;o;)そろそろ、ジムに行こうかと マジに思っています。

(写真は初詣の昼食に、一年振りのしらす丼、友人の江ノ島丼。帰りに寄ったこれまた一年振りの喫茶店の憧れの “アウガルテン”のカップ)
(2008.02.02)

<141>

新しい年を迎えて早半月が経ちました。皆様いかがお過ごしでしょうか?遅ればせながら…

明けましておめでとうございます!

今年が皆様にとりまして、健康で一層のお幸せを心からお祈りいたします!!
今年もどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

私は風邪から晦日の何年振りかに38度の熱を出し、大晦日も元旦も床の中…。こうなると年末も年始もなく、ただの日々の重なりで、 違うのはTVの番組。長〜く賑か。不調の私には理解不能…^^;(笑)
三日にようやく床をあげて、ホッと一息。サッパリとして、それから遅ればせのお正月。年賀状もすっかり遅れてしまい、 皆様には本当に申し訳ありませんでしたm(__)m。
唯一、仕事にご迷惑をかけずにすんだ事だけが良かったです。

ピアニストさんと暮れのコンサートの打ち上げを、お気に入りの天ぷら屋さんで8日に行い舌鼓。その時彼女からいただいたお餅で、 やっとお雑煮を作っていただき、漸くお正月気分に心がほぐれました。

いつもなら友人と行く恒例の初詣は5、6日頃なのに、何故か今年は遅めの10日に約束。これをしないと歳が明けた気がしない。 (我々は今年の抱負を語り合うと叶うと信じている)病み上がりの私には丁度良い頃合いとなった。

さぁ、ようやく新たな年の幕開けとなった。悠々と自身の想いに添って一歩ずつ楽しく進みたいとおもう。
(2008.01.19)

<140>

リサイタルのあと、親戚の叔母を山梨に見舞い、束の間一泊温泉に行ってきました。窓からも庭からも海越しに見える富士山。 ちょっとシ・ア・ワ・セ☆
まったり過ごしたら、脳ミソも緩んで、ホテルのギフトショップで、私としては法外な値段のイタリア製の綺麗なブローチを 買ってしまいました^^; よ〜く考えると、タラ〜!自分に(ご褒美、ご褒美)と言い訳するしかない!?
その帰り仕事に向かい、それから数日、年内最後の生徒さんのレッスン。昨日あたりから、少しノドがガサガサしてきました。 ようやく私的な時間が取れた今朝、目覚めて「あ゛〜♪」と出してみた。凄〜い声?!「どちら様〜?」と言う感じの、オッサン 声!ヒェ〜^^;

やっとのオフなのに…仕方なし今日は休養。ちっとも年末モードにならず開き直り、リラックスな“冬休み〜♪”にルンルン・ 勉強から解放されて、やっと読みたい本を読める!とニンマリ(~o~)
…な〜んて言ってるので、まだ大掃除も年賀状も手をつけていません。風邪が治ったら頑張ってやります!きっとやります(*^m^*)

今年は私の人生のターニングポイントでした。講師職を終わらせ、初めての南フランス、そしてショパンの歌曲に明け暮れた日々 でした。何事も楽しく勉強になりました。
来年も新たな体験を楽しみにリラックスした毎日を過ごせれば、と思っています。

皆さんは今年いかがでしたか?新しい一年が元気で一層佳き日でありますように。

今年も演奏を聴いていただいて本当にありがとうございましたm(__)m来年も また聴いていただければ嬉しいです!どうぞ 宜しくお願いいたします。

皆様どうぞ佳い歳をお迎えくださいm(__)m 今年もありがとうございましたm(__)m
(2007.12.30)

<139>

過日20日の演奏会には沢山の皆様お越しくださいましてありがとうございましたm(__)m

その日までの日々は一秒一秒が感じられるほどの時の刻みでしたが、終わってしまった後の日々は1日1日が飛ぶ ように過ぎていきます。あまりにずっとショパンの曲と共に暮らしていたので、いまだに、朝起きて一息つくと (ショパン練習しなきゃ!)とか(演奏会まであと何日?)とか条件反射になっている自分に気付いては苦笑の日々 です。(本当に演奏会やったっけ!?)(…信じられない…!?)感じです。
でも、終わったんですよね♪今は事務員と化し事後処理しています。
年賀状も大掃除もこれから…X'masなんて何にも準備が出来ませんでした。でも今日はイヴ☆気分だけでも!


☆♪♪Happy Merry Christmas!
> 。   ☆ 。
>  ☆。/\。 。
>  /\/*'\ 。
> /*'\,'*,\ 。
> ~~‖~~~‖~~。.:*
>⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
皆さん良いX'masを!演奏会のお礼まで☆
(2007.12.24)


<138>

早いものでもう12月に突入。アッと言う間の歳月です。コンサートを二週間弱に控え、急にやるべき事が湧いてきて、忙しくなりました。 …とっくにやれば良いものを…との陰の声を聞きながら。

先日買ったホットカーペットのカバーを(うんしょ、うんしょ)と取り替えました。新しい物はそれだけでも温かで嬉しい。 …でも、以外にうちの生徒さん達気が付かない。歌に真剣なんでしょうか!?レッスンの部屋にまっしぐら。フカフカなカーペット なのに…。
炊飯器の方は、古い方で炊いてみたら、炊飯途中で電源がついたり消えたり。お米に芯が残りそう。(こりゃあ、 お粥にしなくちゃダメかしら…)と、しばらくしたら湯気が出始め、ご飯になりました。ヤレヤレ。次にご飯を炊くときは、 さてどうしよう…いよいよ新しいのに取り替えかな!?

過日、ポーランド大使館で開催されたフォーラムに参加してポーランドのあれこれを学びました(ショパンを歌う為に必要です)。
それぞれのスペシャリストの方々の講義は大変興味深く、午前中3コマの講義はあっという間でした。まばたきせずにいた目は渇き、 聞き漏らすまいと開いた耳から入った情報を頭の中に整理するのにパッツンパッツン!
…とここで、昼食。大使館からの心尽しの料理が提供され、本当に幸せ!
大好きなビゴス(ザウアークラウトを野菜、茸、肉で飴色になるまで煮込んだ物)に心もお腹もとろける。家で作ろう、作ろうと 思っているのになかなか作れず、久しぶり〜。(*^^*)
日頃の節食を破り、食べた食べた!デザートまで食べた!
食後は再び講義3コマ。
講義は熱を帯び、予定を大幅に遅れ最後の映画は、それからの仕事に間に合いそうもなく、途中で抜けてしまい結末知らず…! どなたか教えてくださ〜い。
(2007.12.09)

<137>

関東にようやく紅葉が降りて来たと思ったら、東北では大雪の報。
我が家にも、蜜入りのリンゴが届きました。リンゴの姿を見ると“冬”を認めざるを得ません。
朝食であまりに美味しくてペロリと一個食べちゃいました!剥いた美味しいリンゴの皮がもったいなく、棄てられず…。 「!!」紅茶にその皮を刻んで入れ、香り高いフルーツティーの出来上がり。(う〜ん、美味しい、幸せ〜♪)
この1ヶ月の間に我が家の白熱灯が次々と切れ、ピアノの部屋の照明の4つ、玄関の灯り、そして今朝洗面所の電球がバシッっと 切れた!買い貯めしていた電球全て放出です。確かに寿命ではあるのでしょうが、こう全ての電球を一度に取り替えると、気分的 に心機一転。ちょっと自分にプチ変化が起こります。心新たにやりましょう!と。
一方、過日スーパーの改装閉店セールで買った炊飯器。古い炊飯器、取り替えの前の最後に一度…とご飯を炊いたらその日以来復 活?!、絶好調。電気機器ではありますが、ひょっとして自分の立場を解っているのでしょうか…?
こちらもある意味考えさせられました。未だに取り替える機会を逸し…。大切にする事にしますっ!

夏にリサイクルショップに15点ほど、バックやらTシャツやらを預けていたのをすっかり忘れていて、先週引き取りに行ってきた。 9点ほど売れて予想外の臨時収入。数があるとは言え、“福澤諭吉様”にお目にかかれるとは思っておらず、ちょっぴり嬉しい(*^^*)
今度は冬物からゴソゴソ探してます!

成城学園の講習を受けに数回出かけている。今コンサートのショパンに頭がいっぱいで、なかなか周りに目が行かない。 その講習の帰り、成城学園の駅でフッと見上げたらきれいなイルミネーションがキラキラしていた…。(写真)
<136>

急に寒くなりました。風邪が流行っているみたいです。 上野文化会館での演奏会で多くのお客が咳やらクシャミやら…お陰でそれまで自己防衛で堪えに堪えていた、身体がついに堪えきれず、 帰りの声はかすれてきました…。声楽仲間からのメールでは“今の風邪はオカマの様な声になるらしいですよ!”との事!?内心 (え゛、女の私でもなるのかなぁ…!?)と想像しちゃって…。
いえいえ!そもそも風邪などひいてはいけません。12月20日の本番ピアニストさんとの合わせを日延べしていただき完全休 養しました。
良く寝てバランス良い食事をするしかありません!!山ほどの野菜を買い込み何種類もいれたポトフ(擬き)を作ってセッセいた だき体を暖めました。お陰で声はオカマにならずに済みました。オホホ。

☆プルプル…
野菜を買いに近くのスーパーに行く途中、農家の無人販売所でキャベツ、いんげん豆をゲット。スーパーに着けば、 改装閉店セール!!野菜もさることながら、炊飯器は弱ってきているし、ホット・カーペットのカバーもそろそろ換え時。 即決購入したは良いものの、両手にヨイショヨイショと帰宅。
その後直ぐの生徒さんのレッスン。(???)何だか腕がプルプルします。重い物持ったツケ。連打が上手く弾けそうな位に 腕が…プルプル!!

☆ノリノリ… やっと?!ついに?! 大好きなケネス・ブラナーが監督した映画「魔笛」を観てきました。会場が真っ暗になってから始まる序曲にワクワク♪。 流れてくる音楽に体が自然に動き、気付けば爪先はリズムを取り、体は揺れ、腕は今にも肘掛けから離れ“指揮者”状態! モーツァルトで超ノリノリ!?は…私(*^^*)

☆ギョギョッ! 私用で地方に行った時、移動で高速バスに乗りました。乗り込む前に、おにぎりとお茶を買い込み、二時間半を楽しんで到着。
用事が済んで帰り支度。「???」(ない?、ナイ?!、無い!)さっきおにぎりとお茶を買った時使った小銭入れが…無い。 何処へ落としたのだろう?バスを降りてからは、横断歩道を渡り次の路線バスに乗って目的地に行っただけ…。
(う〜ん?)無くなる気はしないものの、結局見つけられずに帰らざるを得ず帰宅。いやはや、不便極まりない。中身は決して 高価なものは入っていないけど、修理したばかりのパールのペンダントや電車の回数券数種、様々なポイントカード。全部買 い直したり、届けをだしたり。……。

☆パチパチ!
ポイントカードの一つに紛失届けを出した時、利用履歴を調べてもらったら、全然使われていない。
(これはひょっとして…)と、先ずは高速バスの営業所に電話。応対してくれた女性はご親切に、「こちらには届いていませんが、 そのバスは出発地に戻りましたので、そちらの営業所に聞いてみます」と言う事。程なく電話。ビンゴ!!「ありました!」
早速着払いで送っていただき、翌日には我が家に帰ってきました。ご主人様より長旅をしてさぞや疲れたろう…、よくぞ帰ってきた! と褒めてやり、バスの営業所のご親切な対応にお礼状を書いたのでした。おしまい。パチパチ!!
(2007.11.17)

<135>

高校を卒業した教え子からの便りが舞い込む。
留学した者は帰国リサイタルの。教育学部に行った者は横浜市の教員試験に合格!と。みんなおめでとう。
後ろから威勢のいい音を立てて追いかけてくる。そんな若者達に、真っ直ぐな心と力強いエネルギーを感じ、爽やかさと喜びと頼も しさと、チョッピリの焦りとプレッシャーを感じる。
私などしがない講師であったが、数え切れないほど沢山送り出した生徒の内の幾人かは、私を覚えてくれていて、卒業後の消息を知 らせてくれる。とても嬉しい。
一番長い歳月の付き合いは大学卒業したての頃の生徒。今や「○○ちゃん」なんて呼べない年齢だけど(失礼)、昔のまんま(*^^*)
彼らより歳上の私はいつも背中をみられている。それを意識して前を歩かなければ…と改めて襟をただす。

秋も深まり美術館に行く。
夢二のオリジナルを観て、その筆の線の生き生きとしたエネルギーに感激する。ロートレックのオリジナルを観た時と似た心地。
ポーランドの帰り、乗り継ぎの待ち時間が6時間もあり、友人と「出ちゃおうか!?」と空港を飛び出しオランダに入国。当時はまだ ユーロ直前。オランダ貨幣ギルダに両替。市内に入るのにモタモタして中央駅に着いたらグッタリ。「もうタクシーにしよう!」と 乗り込み、国立美術館に!
パタパタ(ドタバタとは出来ず)と早足加減にフェルメールの作品の前に行くと「……。」
日本で観た『恋文』が戻っていて“再会”。私の観たかった作品は何処かの美術館に“お出かけ”…。(ガ〜ン!)
もちろん、レンブラントの『夜警』も『サスキア』も素晴らしい。あ〜、でも、観たかった〜。・゜゜(>_<)゜゜・。
先日、六本木の美術館。恋人に逢うが如くイソイソと…逢えました☆
オランダで振られた絵に日本で逢えるなんて!!!『牛乳を注ぐ女』
(2007.11.03)

<134>

「まだ半袖…云々」と前回話していたら、急に気温が下がりアッと言う間に秋の風情。半袖どころか、朝夕の涼しさに「ジャケット!」 「長袖!」と大慌て。私の箪笥の中にはいまだタンクトップと半袖のシャツばかりf(^^;その中僅かにある長袖を引っ張り出して着ている 有り様。
秋晴れの1日、衣替えをせねば!!
親類の病気見舞いで、途中乗り換えた大月があまりの“寒さ”に震えた。“寒さ”と言う言葉が浮かぶ季節とは思いもよらなかった。
見舞いを終えた翌日の横浜での仕事。大月の寒さが身にしみて、秋モードの洋装で颯爽と出掛けた。のに、そこの稽古場が“常夏” だったのを忘れてた。汗ビッショ!になって帰る羽目に。
なかなか人生上手くいかない…(笑)
体温調節も難しく、通勤電車にのれば、咳とクシャミと鼻をすする音…。これらの飛沫は物凄く遠くまで飛ぶそうだ。あ゛〜、 呼吸をしただけで吸い込んでしまう〜(--;)(お願いですから助けてください!)祈ろうが無駄。ひたすら息をしない。最低限しか、 しない。あ〜それなのに、風邪引き軍団は口元に手もそえず、咳・クシャミをする。エチケットというのは無いのかい!と怒りにも 似た気持ち。こちらがマスクで防戦一方。あ〜哀し。せっかく気候が良くなり伸びやかに呼吸が出来ると思ったら…!
皆さんもどうぞお大事に。

食べ損なっていた秋刀魚を、大根おろしでようやく食し、秋の季節をホッと味わう。これが1番。
(2007.10.25)

<133>

われもこう、リンドウ…、秋の和花を飾る。やっと秋らしい気配…と思ったら急にふぁ〜と漂ってきた。そう金木犀。 一気に秋になる。
それでも信じられないほど気温が高く、まだ半袖を着ている。学生服の10月衣替えがお気の毒になってきた。

長い間、会えなかった高校時代の友人が、8月のコンサートに来てくれて「会おうよ!」の一声をきっかけに会う事となった。 何年振りだろう…。
友人は高3の時に転校してきて、僅か1年間のクラスメイトだったが、どう言う訳か気が合い、心に残る人に。(あ〜!誤解の無 いように…。我々は豪傑揃いの女子クラス(^o^)v)だった。
それは時空を越えても変わらず、日頃、独りで作業する仕事の、こう見えて甘え下手な私がテクテクと出かけて行き、当時のままに 安心して話していた。


お気に入りのイタリアンで食事をしながら、互いの長い歳月を話し、酸いも甘いもこれまでの経験が互いを察するに至る“大人” に成長させていた事を喜んだ。嬉しい時間はアッと言う間に過ぎ、再会を約束して別れた。
今年はそんな懐かしい話題が多く、出身高校が80周年だったり(残念ながら仕事で記念同窓会には出席できず、代わり…ではない けれど、依頼の冊子の原稿を書かせていただいた)、大学仲間もクラス会を企画しているらしく、懐かしい名前を耳にする。
また、魔女会議(?!)=えらくエネルギーに満ちて己れの道を突き進んでいる淑女の会(笑)、にも出席を果たし大いに回りの窓ガラ スを震わせてきた。(魔女会議場所は新しい丸ビルの中のレストラン。フワフワオムライスに一品添え。各々エビフライ、ロール キャベツ、クリームコロッケを注文。それを三等分して分け合う、和気あいあいとした会議でした(*^^*))
(2007.10.12)

<132>

ルチアーノ・パバロッィが逝ってしまった。一般には「三大テノール」以降知られる様になったのか…?私にとっては音楽生活の始まり の頃から、ずーっと大きな“星”。
学生時代、後にも先にも、ただ一度東京でのリサイタルを聴きに行った。(“三大テノール”のコンサートとは別)あの大きな体に、 トレードマークの風呂敷の様な真っ白なハンカチを左手に持ってにこやかに現れ、軽やかな声で次々と歌うオペラアリアの見事だった 事!(世界のレベルは凄い)と若い私はただただ感嘆したものだった…。
彼の発声は私にはとても勉強になった。
トリノオリンピックの開会式の“トゥーランドット”のアリアの歌声が最後になった。
亡くなった…と言うニュースが流れてから少しの間、私の心は沈んでしまった。もう居ない…、と思うと本当に残念でならない。 天国からも是非私達に歌ってもらいたいと願ってしまう。
沢山の喜びを与えてくれた彼に心からの感謝とご冥福をお祈りする。

お酒好きな方は、正月だ(1月)・節分だ(2月)・雛祭りだ(3月)…と理由を付けて呑むと言う。
私は、本番が終わったの・夏休みだの・自分へのプレゼントだの…と言っては旅に出ている。
今回は“誕生日プレゼント”と言う理由で、友人のいる福岡に行き、帰り長崎を回る旅をした。
友人のお子さん達とも仲良しで、彼等は、見た目「オバサン」だけどそうとも言えず、かと言って「お姉さん」とは決して言えず! 考えた結果は「瀬尾さん」。う〜ん、賢い!
可愛い二人に「瀬尾さん、瀬尾さん」と言われてデレデレの私です。そちらで元気を補給してもらい、高速バスで長崎に…。
高校の修学旅行で行った長崎は、団体でバスで連れ回され、位置関係が全く認識されなかった。もう一度自分の足で歩いてみたくて、 高校以来の再訪を果たす。

現地に着いてから、観光協会に行き、手頃なホテルを教えてもらい予約する。こう言うのを『男前の旅』と言うそうで、(なるほど…) 感心。ちょっと嬉しい!(笑)
…が、今回は関東に台風直撃。長崎は晴天だが、飛行機が飛ばず足止めを食らった出張サラリーマンさんに、大分ホテルを占領され (きれいなホテルから埋まる)、危うく野宿…なんて事もないが、駅前のちょいとボロい本当にオヤジが泊まる様なホテル(!)に旅の 荷物を解いた。結果は朝御飯もリーズナブルで美味しく、アクセスも便利(目の前バスターミナル、路面電車停)で、結果オーライ。 本当に『男前な旅』になってしまった。
スタートは“出島”。当時の街並みが復元されていて暮らし振りに想いを馳せる事ができる。
“グラバー邸”の敷地内には他の洋館もあることを知り、フリーメイソンのマークの入った門があり、グラバー夫妻は当時坂本竜馬に も会い、討幕の志士達を匿う隠し部屋を夫人の部屋前の廊下上部に造ってあったり…。高校生の私の知識を越えた情報に、今の私は感 動する。

“大浦天主堂”も然り。隠れキリシタンだった多くの民が、晴れて名乗りをあげ祈りを捧げた場所。そしてまたここに、身代わりとなり あのアウシュヴィッツの露と消えたコルベ神父が6年も居たそうだ。私はアウシュビッツに行って、そのコルベ神父の囚われていた狭い 狭い独房を訪れた事があるから、一層胸に迫る。
“鳴滝塾”西洋医学を教えたシーボルトの博物館。紫陽花の花をオランダ、ドイツに持ち帰り、夫人たきさんの名に因んで「おたくさ」 と名付けた話は有名。


今回は1時間に一本しかバスが来ない様な郊外に行ってみた。先ずは“弁天白浜”そして遠藤周作文学館のある“外海(そとめ)”、 隠れキリシタンの街“出津(しつ)”、そして船に乗り“沖之島教会”と、真っ青な空と吸い込まれそうな碧の海に心奪われた。
此処には神様が居るかも知れない…と心から思った。
(【旅物語】に詳細は書きますね!)
(2007.09.25)


<131>

地方に住む友人に「最近更新してない?つまらないから更新して〜〜!」とのお言葉を頂戴し、(はて…?)。
他のコーナーの原稿の更新や追加をしたりしているのですが、多分「お気に入り」からダイレクトにこの【プリマドンナのひとり言】 に来てくださっている様です(^-^;
トップページには更新記録が掲載されているのでわかるんですが…。でも、楽しみに待っていてくださる方がいらっしゃるのが分かり、 これからも頑張ってセッセと書かせていただく事にします。ありがとうございますm(__)m

8/24の本番を終えた翌朝、合宿のお手伝いのため、早起きして御殿場に。
恒例となっているこの合宿に行くと、思うのは、夏も終わり…。
珍しく御殿場は爽やかで過ごしやすく、高原避暑気分。
合唱の皆さん(総勢百人前後)はお元気で、朝九時から昼休みを入れて五時まで、指導者チーム3人交代の練習にずっと歌ってらっしゃっ て感心します。
一泊二日で私のお手伝いは終わり、帰宅。

その後数日はゆっくりめのスケジュール。朝夕も大分涼しくなったある晩。シャワーを浴びて部屋着に着替え、ちょっと一休み…。 “…ン?寒いかも〜”手を伸ばしてもタオルケットに触らず、仕方が無いから眼を開けてみれば、ちゃんと床を延べてるわけでもなく、 何もかけてなく、窓も開いてる…。既に朝5時。我が身を見れば“俯せ大の字”(--;)。それまでの疲れが出て爆睡してたみたい…。 声楽家にあるまじき姿!よく風邪をひかずに済んだものです…。
「よく俯せで苦しくなかったですね?」と言われ「そりゃ〜、歌歌って腹筋、背筋スゴいんで何とも無いんです!」とは私(>_<)バカ みたい(*^^*)

朝夕の涼しさに皆様も風邪などひかれませんように、お大事になさってくださいm(__)m
(2007.09.17)

<130>

8/24のコンサートには沢山の方においでいただき、本当にありがとうございましたm(__)m。初めて聴いてくださったお客様もおり、 とても嬉しく思っていますm(__)m
初めて歌ったショパンは軽やかでそれはそれは楽しいものでした。
12月20日には全曲を歌います。「ショパン」と言うことで、ポーランド共和国大使館やポーランド政府観光局が後援をくださいました。 嬉しくも、身の引き締まる思いで練習向かっております。どうぞ皆様楽しみにお越しください。
(詳しくは【スケジュール】のページを御覧ください)

さて、9月の声を聞いたら、関東は急に気温が下がり過ごしやすくなった。…どころか、台風が直撃。多摩川の近くの私はヒヤヒヤもので した(>_<)何とか無事でしたが、多分お近くで行方不明になられた方がおり、被害に遇われた方々がおられます。本当に心よりお見舞い申 し上げます。
8月は暑さに顎を出していた私も、9月になると俄然力が湧いてくる!!
誕生日月のせいかも?!生徒さんから鉢植えのお花を頂戴し、心弾んで過ごしてます。『一体幾つなのよ〜!良い歳になっても嬉しいの?』 答は『はい、嬉しいです(*^^*)』理由なんかありません。心が弾むんです!
今年は生で見られなかった花火を写真で眺める名残りの“夏”です…。
(2007.09.09)


<129>

残暑お見舞い申し上げますm(__)m

立秋はとっくに過ぎても、猛暑は続きます。毎日毎日の暑さにグッタリ。
皆さんもどうぞお体に気を付けてお過ごしください!

あまりに暑く、長目の髪をキリッと上げ、襟のない服を着て颯爽と街を歩き、帰宅してシャワーを浴びれば、「…(@_@)しみるぅ!」と ビックリ。襟足が1番の日焼け。すっかり反省し、外に出る時は髪を下ろし、襟の付いたジャケットをはおる事にしました。 (見た目には暑そうですが…)
また、水分不足にならない様に気を付けて、常に水を持ち歩いているのに、ふとホッペを触るとガビガビ…(@_@)(キャ〜!大変)外側か らのお肌のお手入れ、忘れてました(>_<)慌てて、ローズウォーターでローションパックをしました^^;。しばらく放っておいたのだから 一回では直ぐには元に戻らないものの、寝るときにフェイスクリームを塗って翌朝少しマシになり、ホッ!。今週は続けてお手入れデ ス…。
皆様も色々お大事に。

東京のデパートで開催された時行かれなかった、『マリア・カラスのオペラジュエリー展』が、箱根の“ガラスの森美術館”でやって いると知って、歌の生徒さんと出かけた。拙宅から箱根は電車で乗換え無しの一本。しかしこんな事でもなければ、なかなか箱根に行 かない。
湯本で割引き入場券を買って、バスに乗り初めての「ガラスの森美術館」。
入り口には、葉がクリスタルで出来ている木が、太陽の日を受けてキラキラとお出迎え。 入場。カラスがそのアクセサリーを身に付けている当時の写真パネルと解説付きの、それはそれは息を飲むほど綺麗なオペラジュエリー が並ぶ。オペラの作品毎にカラスがスワロフスキー社のデザイナーと相談して作った、カラスだけのオリジナルオペラジュエリー。 (我々は「これ付けてください!」と言われたものを言われたままに「ハイ」と付ける)
ちょうど首まわりにぴったりの物がお好きな様で、出来上がると自宅でそれを身に付け数日練習して舞台に挑んだそう。(練習に念入り な…完璧な…人だったそうです)
アクセサリーに使ったパーツをイヤリングに加工して売っていましたが、たった一粒でも結構重みを感じるのだから、さぞやジュエリー は重かったろう。
劇場に足を運んでオペラを見る客の為に、煌めくジュエリーを身に付けて演じていたそうだが、やがて映像の時代になり、次第にアク セサリーの役割に変化が生じ、これほど見事なジュエリーはもはや必要なくなってしまったそうだ。(写真はその一部。撮影禁止かどう かわからず、思わず撮ってしまいました)

ジュエリーを堪能し、ミュージアムショップを覗き、中のイタリアンレストランで昼食。ここでは時間でイタリア人歌手がカンツォーネ (ナポリ民謡ではない近代の曲)を歌ってくれると言う。上手い人になかなか出くわさないが、お上手で!!いつまでも聴いていたいくら い楽しかった。声も軽やかにイタリア語も美しく、サービス精神も旺盛で、この写真の様な事とあいなった(^^ゞ
(2007.08.20)

<128>

長い梅雨がやっと明け、ようやく“夏”と呼べる日が来た。…ら、暑い(>_<)物凄く暑い!!!

毎年仕事先でやっていた健康診断を、今年はグレードアップさせ人間ドックに近い内容で検査を受けた。バリウム飲んだり、 マンモ受けたり…と忙しかった。
これまであまり関心がなかったが、色々年齢と共に変化に気付き、これからに備えようと思う。

その後、珍しく人並みの時期(7月下旬)に人並みにの「夏休み」を取り、旅に出た。何処に行こうか…?としばし考え、国内も行ったこと の無い所ばかりなので、『広島・安芸の宮島』に行く事にした。
「誰と?」と聞かれるが、最近は“独り”が多いです。「へぇー、変わってるね」とよく言われます。…好きな場所にぶらりと出かける 気ままさにすっかり馴染んでしまいました^^;。(でも、「あそこには〇〇ちゃんと行きたい」「ここは☆☆さんと行きたい」と言うのも あるんですが…。)

独り修学旅行の始まりです。
広島港宇品(うじな)から船で宮島に。太陽がキラキラと眩しく、暑さにクラクラ。この日関東より一足先に梅雨が明け、かつての夏らし い“夏”を経験。
神社に向かうべく参道を歩けば、カキは焼いてる、穴子丼はある…。ついお参り前に、お醤油の焦げる良い香りにフラフラと店に引き寄 せられ『焼きガキ』を注文。一皿大きいのが4つのはずが、それに小さいのが1つ…と、もう1つ入っていて、ご機嫌(^o^)。
堪能した後、再び歩き始めて、いよいよ神社とご対面。
潮が引いていて鳥居近くまで行かれ、ずっと写真でしか見たことのなかった風景が目の前に広がる。もっと広い?!と思っていたが以外 に小ぢんまりとまとまってあった。周辺をぐるりと散策(凄く暑いのでサッサと!)し、昼食の“穴子丼”(サッパリだれの軽い丼でした)。

その後、宮島から船で「平和記念公園」まで行かれるというので、再び乗船。
初めて訪れる広島原爆の地。(高校の修学旅行で長崎には行った。)
新聞や本やニュースでは良く見知るヒロシマではあるが、実際に立てば…。体が固まる。心も固まる。
抜けるような青い空を見上げ、62年前にも同じこの青い空から原爆(リトルボーイ)が落ち、一瞬にして地獄の様になった事を想像す るに…言葉が出ない。…これまでだって、核も戦争も決して良くないとわかっているのだが、その場所である“ここ”に来てみると、 一層我が身に、怖さと哀しさと痛さと苦しみと…が実感として迫りくる(それでも実際に被害に遭われた方々には及ばない)。
記念館には外国人の姿を多く見た。このヒロシマを母国に持ち帰って語って欲しい。
人が人を殺す『戦争』に、どんな理由を付けても正当化される事ではない。
現在も様々な戦争がある。そこでは今も誰かが亡くなっている。
「戦争と言うものはなかなかなくならない」…と人は言う。でも、それでも声を大にしたい。「戦争は止めて!」と。悲しみしか残ら ない。愛する人達の悲しみしか残らない。
日本にとって、八月は悲しみの記念日ばかり。この負の記念日に心から『平和』を祈る。戦争で亡くなった世界中の方々のご冥福を 心より祈る。
(2007.08.15)

<127>

九州地方は大雨!台風と続いて大変な災害になってしまいました。先日、仕事で西へ行った帰り、折角だから!と念願だった 北原白秋の故郷の柳川に行ってきたばかりだったので、事の他胸が痛む。
そして、中越で大きな地震。
この極端な天候には言葉も…無く、災害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げる他にない。どうぞお体に気を付けてお過ご しください。m(__)m

毎週、横浜で仕事の帰り、毎度閉店間際に飛込むパン屋さんがある。開店当時に見つけて以来、そこの食パンが美味しくてずっと 気に入って食べている。
通っても通っても、職人肌の強面(!)の店長さんはいっつも無愛想でおっかなく^^;、どんなに声をかけても、挨拶しても、無反応…。 怯んだ私は、ひたすら美味しい食パンを黙々買って帰る日々。(ラスクがまた美味しくて絶品。友人に配っては感激させてい ます(^_^)v)
ふとしたキッカケで、やはり私の特殊な職業が話題となり、言葉を交すようになりました。それまで互いに張っていたバリアーが 一気に取り除かれれば、何のことは無い!似たもの同士。
「最初の頃からのお客さんだとはわかっていたけど、おっかなかった…!!」とは心外。辛抱強く通ったのは『私だい!!』
打ち解ければ早いもので、以来仕事の後、閉店直前に寄っては、パンを頬張り、お茶を飲みながら、様々な話をして一息つく。
お父さん方が帰りにちょこっと一杯飲み屋に寄る気持ち…とってもよく分かります。奥様達は「疲れてるんなら早く帰ってきたら良 いじゃない!」とくるんでしょうが、仕事が終わった直後、ヘロって疲れてる訳で、ちょっと立ち寄って一杯口に入れると元気になって、 「さ、帰るか〜!」と帰路の足取りが軽くなるのです。(エッ?私もオヤジ〜?笑)
ある日の事昼食を食べ損い、フラフラになって飛込んだ。(体の資本の仕事なのに…(>_<))
店長さん曰く「甘いの食べたい?」「…ウン!」すると…暖かいフンワリした『フレンチトースト』が出てきました。
またある日は熱々の『ビーフシチューソースのパングラタン』美味しい〜〜!
どちらも店長さんの暖かい気持ちから出た“裏メニュー”です。感謝m(_ _)m
(2007.07.23)

<126>

海開き、山開きも次々に!
(あ〜!お素麺が食べたいっ!)暑くなってきたある日、突然思った。(それじゃあ!)と、通販で注文し到着を心待ちにしていた時、 あまりに私が望んだのでしょうか…?
レッスンに来た生徒さん「私ウドンは好きなんですが、お素麺はもうひとつで…。食べていただけると…」と小豆島のお素麺を、 また他の生徒さんは冷や麦をくださり、宅配では讃岐うどんと稲庭うどんをいただき…。
お素麺でも、うどんでも、時には大根おろし抜きでも、おろしショウガと葱の薬味は忘れず玉子を入れ、お醤油かけて(納豆、 ジャコ、鰹節、シソ、ミョウガ、おくら等トッピングOK!)“自己流ぶっかけ”でいただいております。この夏は堪能出来ます。 皆様、ありがとうございます〜!m(__)m
そして更に『夏〜!』
テーブルに来た“冷やし中華”を目にし、頭に閃いた言葉。友人に美味しい中華のランチに連れて行ってもらいました。滅多に 冷やし中華を注文する事はないのですが、今回は食べたくて…。
ちょっとオシャレな冷やし中華が来ました。タレは胡麻ベースか醤油ベース。欲張りな我々は分け合う為に、一つずつ注文し両方 をお試し。胡麻ベースの方が食材に合っている様です。いや〜、美味しい〜!爽やか〜!
今回は夏を感じる“食”がテーマになってしまいました(*^_^*)
(2007.07.08)

<125>

この湿度は何だ〜。「暑い、暑い」とばかり言ってはいられません。世界的な規模の温暖化を個人的な規模で改善していかなければ 今や治らない様です。「つい…」「まぁいいか」と何気無くしている事が、全て人間の傲慢さ。自然との共存を真剣に考え、行いた いです。
政治もそう…。議員は公僕でありながら『先生』と呼ばれ裕福な一部の人の味方に見えます。80歳を過ぎた老人から介護保険料を取り、 地方税が今年は一昨年に比べ20倍となりました。区役所に問い合わせると「そう言う議員さんを選挙で選んだんですから!」と言われて 帰ってきたそうです。
平和ボケで享楽的になっている私達国民が哀しい。選挙で議員さんの総取っ替えしてみたい。皆さん選挙に行きましょ!!!

絵画(藤田嗣治の木版画・フジコ・ヘミングのリトetc,)・バックや洋食器を始め、色々な物を買わせていただき、親しくさせていただ いているリサイクル屋さんがある。これまでは買うばかりだったが、押し入れに頭を突っ込んでゴソゴソ。新品だけど使いそうに無か ったり、ほとんど新品だったりのバックや衣類物を初めて預けてみた。値段はいくらでも良いんです。ゴミとしては捨てられないの です。
私には重いけど、若い方には使えそうなバックは貰っていただいたりして、部屋にホンの少し空間ができたはず?!(エッ誰?焼け石に 水って??確かに…(-_-;))
気持ちの問題でしょうがちょっと…嬉しい。

先週は5月の本番の遅ればせの“打ち上げ”を伴奏の方としました。お話したら伴奏の方が是非!とおっしゃるので、これまた久しぶ りに、お気に入りの横浜のイタリアンにピザを食べに出かけました。先ずはマルゲリータ。つぎは生ハムとルッコラの白いピザ(トマ トソースを使わない)。(あ〜、やっぱり美味しい!!)
前回の天ぷらと言い美味しい物ばっかり食べてる私です。太るよな〜!(-_-;)
(2007.07.01)

<124>
いよいよ梅雨入り。鬱陶しいと思いつつも季節の移り変わりを感ずるのは嬉しい。
…とは言え、連日の暑さ、汗をかいた衣類をしょっちゅう着替えては洗濯し、身体の方も朝晩シャワー。 どちらも嬉しい〜☆楽しい〜☆
整体の先生に「骨盤の為になるべく歩いてください!」と言われ、いつもなら自転車で用をたす区役所や銀行にも 、徒歩を心がけている。
過日も最寄り駅一つ手前の駅前の銀行まで歩いた。桜の季節には花のアーチとなる川沿いを行くと若葉が鬱蒼として、 この季節もまたいい。歩いていると、珍しく蝸牛(かたつむり)を見つけた。幼い頃には当たり前の風景に、懐かしさと興奮。 この辺にもまだいるんだ〜と自然に対する安心。
先週は友人の誕生日のお祝いをダシにして、お気に入りの天ぷら屋さんに出かけた。およそ一年振り。“美味しい”は確かだが、 どれ程美味しかったかはちょっと記憶の彼方。それでも一口、口に入れると、それは想像を越える別世界。あまりの美味しさに 会話は…無い。うなるか、のけぞるか…出される天ぷらの具によりカウンターに並ぶ客達は、口に入れた順に次々と同じリアク ションになる。
友人をお誘いする時、ボキャ貧の私は「『美味しい』天ぷら屋さんにお誘いしたいのだけど…」。それではお相手も想像がつか ないでしょう。何とも言葉がありません。友人も「美味しい〜」の一言。「これが天ぷらなら、いつも私達が食べてるのはナニ?」 と言うので、すかさずワタクシ『フリッター!』(^^ゞ
(2007.06.24)

<123>
“花”は季節を味わうのにふさわしい。中でも、今の『紫陽花』と『鈴らん』は殊に季節を感じる。フランスでは “スズラン祭り”。我が家に来た2年目の紫陽花も色付き始め、店先にあった鈴らんにも思わず手が出た。“季節!”
早くも1年の半分が来て、6月の声を聞く。本番を無事に終えホッと一息。今回の本番は僅か15分だったのだが様々な要素で 大変楽しく刺激的だった。終えてから私の心はシャンとし久しぶりに活力の湧くのを覚えた。なかなかこう言うHappyな本番 に出会う事は少なく感謝しきりだ。風邪がぎりぎりまで練習を阻み、一瞬(降りようか…)と思ったほどだったが、出演出来て ホントに良かった。無駄になる本番は一つとして無い、とは本当。
ホッとし活力の湧いた私は、暑くなってきた気候に合わせ衣替えをした。毎回知ってる洋服の出し入れに(今年はいっぱい着 るぞ〜☆)の再びの決心も新た。(消費の一年を敢行中o(^-^)o)今年は今から真夏日や猛暑日の連続。夏は暑くなるそうで夏服 は活躍しそうで嬉しいが、あまりに暑いと思い遣られる。
洋服と共に生徒さんが使われるスリッパを友人の洋品屋さんで購入し新しいものに、シャワーカーテンも新調。ほんの少しの 部屋の新人に気分が変わってルンルン・の私は、何十年もやった事もないのにペディキュアを(転がっていたマニキュアで)した。 やってみたら自分の足の爪が、まるで他の物になった様に見え独り心躍りそれに自ら気付いてニヤケている♪
(2007.06.06)

<122>
梅雨の前の、ほんの短かな湿度の低い爽やかな季節。ピンとした空気はヨーロッパを思う。
旅で頭がスッキリし、日常生活が新鮮☆“リフレッシュ”というのだろう。改めて(あ〜、たまには必要なんだな〜)と実感。 (今更〜?って!)心も軽いので物欲も無くなり、今まで家に買い貯めていたモロモロを消費し、無くなってゆくのが趣味になりま した(スペースも出来ます)。自分のこの変化が滑稽です。
気分は、やる気満々!なのに咳風邪で足止めされていた私。…も、ようやく体が動く状態になり滞ってた様々な件に実動開始! (精神だけでなく体もリフレッシュかな?)
本番が目前で何だか気忙しくコンディションの調整と楽譜を読む日々。あ〜、あと一週間欲しい☆とはいつもの事…!
例のお気に入りの香水屋さんで香水と共にフェイスクリームを買って以来、突然お肌のケアに目覚め、それまで長年使っている 「化粧水と美容液」…で済ませていたのに、そこにフェイスクリームが重なる事になった。
『好奇心』と言うのはそんなもので、それまで目にも止まらなかった基礎化粧品(アンチエイジング!?)に目が行くのです!友人の 洋品屋に遊びに行けば、通販で買うと\8000で売っているものが半額以下で売っていて、「これ効く〜?」と聞くと「スゲ〜ゼ〜☆ 試してごらん!」とテスターを出してくれ、左側だけつけて帰宅したら左の小皺が減り、リフトアップ↑。左右ビッコに!(ヒエ〜!)。 慌てて友人に連絡。「顔がビッコになっちゃったから売ってぇ!!」と、ゲット。(一回量が大事。ケチケチしてると効果少ないみたい)
そんなわけでお手入れが始まりました。“物欲”が無くなった!と言ったばかりでしたが、これだけは『安く・良いもの』を見つけては 朝晩違う物をつけては楽しむ今日この頃。いくら私の顔がデッカイ(!)と言っても限度が有ります。あんまり買っても使いきれません から、もう“お買い物”も終わり消費生活です。

さて、明日はフランスのヴェリズモオペラ『ルイーズ』(シャルパンティエ作曲)のルイーズのアリアと二重唱を演奏会形式で歌います。 お時間のある方はどうぞお越しください。(お問い合わせはオフィスTAK まで)m(__)m
(2007.05.25)

<121>
桜の季節!と言ったは束の間。今や新緑の季節、見上げた木々は陽射しに透ける若々しい青葉が揺れる。
学校を辞め、自分に“春休み”をあげようと初めての南仏の旅に出た。小さな街々を訪ね、画家セザンヌのアトリエ、ゴッホ縁の地を 歩き、大好きな香水メーカーの工房を訪ねるツアーは私には「持って来い!」のものでした。(ツアーなんて滅多に参加しないのです が…)ツアー参加の他の皆さんとも和気あいあいの、ホントに楽しく夢の様でした。
戻って(さあ、これから頑張るぞ〜!)の心意気とは裏腹に風邪をもらって、突然咳込み、以来一週間ダウン。咳で眠れぬ夜を過ごし、 持ち合わせの薬は効をなさず、遂にホームドクターの所へ…。処方の薬が効を奏し、咳はやっと遠のき、ようやく熟睡でき良くなって きました。
ゴールデンウィークに一気に勉強したい曲が有ったのに、なかなか捗らず出るは美声ではなく溜め息ばかりなり…。それでも頑張って やっていたのに、またまた咳がぶり返し、再びダウン。それからまた一週間。やっと普通の人間になってきた様な気がします。
ようやく共演の仲間と稽古を開始。すると、皆、咳風邪をひき、またぶり返したそうで、風邪談義に盛り上がっていた、可哀想な音楽家 達でした(^_^;)
(2007.05.09)

<120>
気温がグングン上がり四月の声を聞いたら桜が一斉に咲きました。私もウズウズして近くの桜並木を歩いてきました。 綺麗です〜(~o~)ベランダの鉢植えも葉っぱが一気に盛り上がりました。自然はホントにちゃんと季節を感じて育ちます。凄い!
さてさて、友人のプレッシャ〜のお陰で確定申告を例年になく早めに提出し、その友人と待ち合わせの約束し、和食ランチして映画に 出掛けました!待ち合わせの近くに綺麗なマカロンを売っているお店を見つけ(マカロン大好きなんです)、「ちょっと見ていい?」と 私。「私も好きよ〜」と友人。バレンタインのお返しもあって(友人は女性です!)私が二人分買い求め、帰宅して1日一個美味しくい ただきました。
巷で話題の映画に行ったのですが、思っていたのと違い、見終ったら友人共々疲れきってグッタリ…!お茶飲んで一息つく有り様で した。


声楽の生徒さん達の“年に一度”の勉強会も終わりました。皆さんに同じ事を同じ様にお伝えしているつもりですが、各々の個性や 「何を大切にしているか」の価値観に寄って大きく違ってきます。楽器の中で『声』は体の中に在るが故、1番心が現れやすく、 一人一人の気質やその時の心根がストレートに出て興味深いです。表情にも現れます。各々の人生が見えるのです。また一年皆さ んと楽しく勉強したいです。
年度の境目の今、学校の荷物を片付け新しい年度に気持ちも新たです。今年の四月はその気持ちも一層です。ゆっくり部屋に居た くて長年勤めた講師生活に終わりを告げました。巣だって行った沢山の生徒さんが嬉しく、最後の授業に駆け付けてくれた卒業生 の「先生も卒業おめでとう!」の言葉が何より胸に熱く迫りました。みんな、ありがとう。
(2007.04.09)

<119>
梅が満開!と思ったら菜の花も咲いて、一体今は何時!?と言うこの頃。何時も受験期には必ず降ると言っていい程の名残の雪も、 今年は無いのだろうか…。などと語っている内に早や二月も半ばを過ぎ、いよいよ確定申告の時期。今年は友人達が早くも終らせ ていて、「終わったら遊ぼ〜!」なんて余裕のお誘い。私の声楽クラスの勉強会目前。拙宅はレッスンやら伴奏合わせやらで人の 出入りがいつに無く多く、1日が終る頃にはかなりヨロヨロで、確定申告の足し算引き算が出来ず、待たせてる友人達に対して焦 りのプレッシャーを感じる始末(~_~;)。これこそコツコツやらねば終りません。頑張ります(^^ゞ
皆様今回は短いコメントにてお許しくださいm(__)m
(2007.03.03)



<118>
アッと言う間に2月。一年の12分の1がもう終わったと思うとびっくりして、慌てます。高3の授業が一月で終わり高2の授業だけに なって少し時間に余裕が出来、忙しい友人と手帳をニラメッコしながら決めた某日朝10時。我々は六本木に1/21にオープンしたばかり の国立新美術館に行ってきた。
元陸軍本部のあった所で後に国立大学の研究所となりこの美術館となった。今でも別館の表は当時の陸軍本部の建物の姿を残してある。 (それで六本木などと言う東京のど真ん中にあんな広い敷地が残っていたんですねぇ。)そして自らは美術品を持たず、企画展ばかりを する美術館なのだそうだ。
開館と同時の入館。1番に入ったの初めて。先ずはセザンヌの油絵から…(フムフム)。1Aの扉から始まったんだからそれほど大きくな いだろう…と思った我々は甘かった(>_<)。
行けども行けども部屋は続き、セザンヌから始まった作品はピカソからキュビズムへ、キュビズムから現代へ、挙句にはアイロンの底 に錨(びょう)の貼った物、『泉』と称した便器、最後には『床にたてた鉄板』(当たり前!)。友達と部屋に入るたびにア黙…絶句。 タイトルの中に『アートってなんだ!』と言うのがあったけど、友人と喧喧諤諤(けんけんがくがく)。「自己主張」は勝手にやってい れば良いけれど、「芸術」は鑑賞する側が存在し、何かが伝わり感じなければそれとは言えないのではないか…と結論。確かに頭の中の 混乱と長きに渡るウォーキングの疲れは「感じた…」?けど。
ヘロヘロになって「お昼食べよ!食べよ!」有名なレストランが入っているから、そこでランチを…と楽しみにしていたのに、この美術 館のレストラン、鑑賞しなくても入れるそう。知ってる人は沢山居るようで、『一時間待ち』。…ガックリ。諦めて地下のビュッフェス タイルのカフェに。ヨーロッパの美術館で見たことのあるスタイルを懐かしく思い、珍しくドイツ風の料理もあり、(まぁいいか)と弱っ た心と疲れた足を癒し、空きっ腹を満たしたのでありました。メデタシメデタシ。

先週はヴァレンタインでしたね。皆さんはいかがお過ごしでしたか?
私は生徒さんやらお友達からいくつもいただき、ハッピーで美味しい思いを致しました。渡すのは…いろんな事が起っていて結局歌の 恩師のご主人にだけ…もらっていただいて終りました。
皆さんに良いことがありますように!ハッピーヴァレンタイン(*^−^)ノ
(2007.02.18)

<119>
去年の今頃はザルツブルクでモーツァルトの誕生日を祝い、幾つものコンサートを散々聴きまくったので、日本でなかなかコンサート に行くエネルギーが湧かず、サッパリ出かけなかった。唯一盛り上がったのはお気に入りのテノール氏。リサイタル(一人で催すコン サート)やらないかな〜!と切望していたら今春やります(^_^)v(ヤッタ〜!)とばかり、演奏会によく出かけられる声楽の生徒さんと 情報交換しつつ、チケット獲得いたしました。内心ホクホクのご機嫌です。あまりに慌てて代金を振り込んだら金額間違えて多目に 入金してしまい(@_@)、パニックになって帰路に。『!』気付けば自転車で出かけたはず…慌てて戻る始末(-_-;)年なんだか、ドジな んだか…。エッ、両方?…確かに(>_<)兎に角、その春の楽しみに今を頑張ろうと、元気が湧きました。
少し前このコーナーに書いた、お気に入りの香水ショップ『フラゴナール』横浜店。訪れるのを心から楽しみにしていたのに、 今月で閉店!同じ香水好きの音楽仲間と待ち合わせに使っていたのに…。また、以前に書いた、洋食器を楽しく見に行ってはチョコ チョコと買っていた自由が丘のお店も閉店!(ガーン)私の遊び場が一度に二つも無くなるなんて!!心に穴が開いた様…。(大袈裟?) この春から少し仕事を整理するので『無駄使いするな!』と言う事でしょうか?
心を立て直し、コツコツ買いためた愛するカップで日々美味しいお茶を楽しんで生きる事にします!!(やっぱり大袈裟〜!)
(2007.02.07)

<118>
3が日は年賀状を書き書き、食っちゃ寝の日々。 4日は近年恒例となった友人との鎌倉訪問。今年は、江ノ島へ。 まだまだ混んでいる横須賀線にモミクチャになりながら、鎌倉駅に汗だくで下車、江の電に乗り継ぎ江ノ島駅に。テクテク歩く道 すがら『しらす丼』の幟はためくのをみては「今日のお昼は絶対しらす丼食べる〜〜!」と友人に大声で宣言するのは、私。呆れ顔 は友人。
江ノ島に架る橋の途中「『岩や』まで船で!歩けば45分!」と漁協(多分)のおじさんが呼び込んでいる。友人の顔を見れば乗る気 満々。きっと私もおんなじ顔。「行こう!」と小舟に乗り込み(\300)僅か数分の乗船。岩場を歩く。澄んだ海を覗いたり、海辺の 動物見つけたり、暖冬のお陰で何のその!暫く遊んで島へ登る。
階段またまた階段。その間にもお土産屋や食堂が次々と現れ、「ね〜!もうお昼過ぎたよ。お昼にしようよ〜!」「そうだね。 でも私達まだ初詣してないよ〜!どうする〜?」「どうしようか?」と言いつつも、既に食堂のガラス戸に手がかかり…。暖かい のでベランダで、「しらす丼」注文(^_^)v念願のしらす丼を頬張る。ん〜美味し〜い!軽〜い!御飯の上に刻み海苔、刻み大葉、 しらすがドドーン、胡麻、ショウガ(これが効果的!)まぁ新鮮なシラスの柔らかい事、フォアフォアです。食事しての〜〜んびり 広がる海を眺め、景色を満喫。
ようやく神社で手を合わせ、銭洗い弁天で小銭を洗い、本来の目的を遂げたのでした。
我が家のワカメがきれていたので生と乾燥をお土産に帰路につく。 行きから決めていた珈琲館に入りコーヒーを飲む。沢山の有名ブランドのカップが並ぶ中、友人が「あなたにはシン プルなローズのカップが来る様な気がする」と。ナント!その通り。しかもアウガルテン(オーストリアの窯)の物。日本 で初めて手にしました。オーストリア好きの私としては、憧れのカップ!(ウッワ〜!)嬉しくて嬉しくて手を放し難くナデ ナデしている私を見て友人「前世はオーストリアの田舎の歌の好きな娘だったんじゃない?」“田舎の…”っていうのがチ ョイトひっかかったが、ご機嫌の私はニッコニコ。正月から良い日になりました。今年は良い年になりそうです。
(2007.01.27)

<117>
あけましておめでとうございますm(_ _)m

昨年中も沢山の方に演奏会においでいただき誠にありがとうございました。今年は新たな世界をまた皆様にお届け出来れば…と思って おります。楽しみにしていただきたいと思います。また、皆様のご健康とお幸せを心よりお祈りいたしております。本年もよろしくお 願いたします。m(__)m

本当にこの冬は暖かで、皆さんはどんな新年をお迎えでしょうか?私は…今年はスローライフを目指そうと思っています。新たに挑戦し ている楽曲に時間がかかりそう…と言うのもあって…。(その為にも、先ずは片付けよね!!)と、自分で納得し、暮れは大晦日まで 片付け、掃除していました。
日頃のツケが回り、人様には「何処が片付いたのぉ〜〜?」ってなものですが^^;、外回り(窓ガラス、ドア、天井、壁etc.)を暖かい 日中に、そして食器戸棚の下の茶葉の入っている開き戸!百均ショップで籠を買い整理に取り掛かったところ、出て来るわ出て来るわ、 フレバリーティが…!大好きな日本茶やストレートティ(殊にグレイ)は次々に減ってゆき、いただいた香りの強いフレバリーティばかり 残ってしまって…。立派なフランスの2〜3種のメーカーの缶が沢山!唖然〜!…(沈黙)!これは少しずつでもストレートティにブレン ドしていただかなくちゃ…。と、冷や汗の心地です。
お次は他の棚のスパイス類。あまり立派なお料理が出来るわけでもないのに、何だか結構スパイスが出てきました。白・黒コショウは 勿論マジョラム・サフラン・パプリカ・シナモン・オールスパイス・タイム…etc.(今年は料理のレパートリーを増やしましょ!!)と言 う結論。
時間ばかりが過ぎ、いよいよ新年を迎える前にお風呂に入って!と支度をしてイソイソと。バスルームに置いてある時計を見ながら 逆算して入っているつもりが、かけていたラジオからの声、『皆さん明けましておめでとうございます!』と。「???」な〜んと 時計の電池が減って5分遅れていました(>_<)。お陰で目標のスローライフを地で行く新年の迎え方となりました^^;
(2007.01.20)


プリマドンナ?のひとり言 2005.1〜2006.12

プリマドンナ?のひとり言 2004.1〜2004.12

プリマドンナ?のひとり言 2003.5〜2003.12

プリマドンナ?のひとり言 2003.1〜2003.4

プリマドンナ?のひとり言 2002.8〜2002.12

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