2003年1月〜2003年4月
<26>
 世界4大文明は大きな川のほとりに発達した。揚子江に、ガンジス川に、ナイル川 に、そしてチグリス、ユーフラテス川に。中国、インド、エジプトはどこにあるか地 図ですぐ分かったが、さてインダス文明の地は?すぐに分からなかった。先週からの ニュースの地図で初めて認知した。アメリカが仕掛けた戦争相手、イラクがインダス 文明の地だった。
19日に空爆が始まったとき、その音のもの凄さに自分の真上の空からのように思え 思わず見上げた。穏やかな春を思わせる日和に、同じ時間あの音の中で息をひそめて いる沢山の人がいる。そして、2日目に兵士の死者が出た。日を追うごとに死者が増え、ついには 民間人にも!
 人の死なない戦争などあり得ない。
病で、年齢で、逝ってしまってさえ、残された人に哀しみを与える。ましてや昨日ま で元気だった人が心を持たない砲撃でアッという間に死んでしまう。正当な理由の戦 争もあり得ない。個の「欲」が絡んでいるに違いない。

何の力もない私に何が出来るのだろうと、考える。自分の生きている現場で訴え続け るしかない。微々たるものだがそれが周りに広がって大きな力になることを信じてい る。そして、今、日本が平和であることを心から有り難く思う。そう思いませんか? 大切なことです。
(2003.3.29)

<25>
今日は17日。確定申告締め切り日。無事に今朝税務署に提出してきました。ヤッ ター!すごい開放感!
・・・かと思ったらそうでもない。なぜかな?
海のように広がった領収書を片づけながら申告書に書き込んでゆくと、出るわ、出る わ紙のゴミ。
申告が終わっても私室にはまだ紙の山。この際片づけよう!と、自分の義務感を終了 させていないらしい。
春になったので部屋の絵も代えたいな・・・。ザルツブルグに手紙の返事が3通もた まってる。
申告が終わったらやりたいこと!が私にはいっぱいあるらしい。
こんな私も珍しい。気が変わる前にやろうっと!

そうそ、飛行機のマイレージが貯まってヨーロッパまで無料で行かれることが解りま した!これこそ、ヤッター!です。ウキウキしてます。何処に行こうかなぁ。考える だけでニンマリしてしまいます。
(2003.3.18)

<24>
弥生三月、春の季節!
学生は卒業式を迎え新たな生活への心待ちのとき。・・・が自由業の私には一年に一 度の試練の時!
・・・なんてね、私だけなんですが。確定申告真っ只中です。自由業の友人達は今年 はもう書き終えて、「出すばかり!」と曰う。ヒェ〜!ホームページの原稿書くの と、どっちが重要?そ、そりゃあどっちも。でも今週は確定申告を優先せねば!毎月 まとめておけばいいものを、一度に一気にやる方がアホなんです。
おとといから部屋で一年分の紙類(領収書等)を整理して、電卓で打って足して引い ての算数です。
良いこともあります。一年間に自分がどのように仕事をしてどの位の収入があったの か、何にどう使ったのかよく分かります。頑張った自分を褒めてあげたり反省した り。
これが終えると晴れて私も春を迎える気持ちになります。
さて、ねじりはちまきで細かな算数やりましょ!
(2003.3.13)

<23>
 氷雨が降ったり、ぼんやりした暖かさが帰ってきたりと春への胎動がします。
少し暖かくなってきたので野菜が値下がりしてきました。数週間前は寒波で野菜の値 段が高騰しました。キャベツもレタスも¥298。キャー、高くて買えない。そんな 折、地方に仕事に出ました。空き時間に農協に行くと“!”“安〜い!”即、買って しまった。帰路に就く。空港に早く着いたら、ご親切にひとつ前の飛行機に乗せてく れるとのこと。駆け込んで乗り込む。愛しのレタス君は恥ずかしいので席の下に入れ る。離陸。シートベルトを締めた。するとにこやかにスチュワーデスが近づいてく る。「お客様、椅子の下のお荷物はお隣のお席が空いておりますので、お乗せ下さ い。」私は何も悪いことはしていないのに俄にうろたえた。「え〜っと、これレタス なんです。東京は高いので!」なんて言い訳している。スチュワーデスさんは微笑ん で「私共もよく買ってきます。お気になさらずに(微笑み)」私の愛しのレタス君は 隣の席でシートベルトを締められて鎮座している。何と贅沢なお買い物。飛行機の 席、一席いくらだ〜?
(2003.3.3)

<22>
プリムラジュリアンと言う小さな花が店頭に出る。高価でもない可憐なこの花がとても好きで、 この季節必ず鉢植えを買って寄せ植えする。 今年も例に漏れず鉢に植え玄関前に置いて数日楽しんだある朝、ふと見ると「えっ?な、ない?」 カワイイきれいな花が、詳しく言うと花びらが無いではないですか!
小鳥が食べてしまいました。花びらは甘いそうで、小鳥の好物。小鳥では文句の言いようも無く、 玄関を飾るのを諦めて窓際へお引っ越し。気のせいか花は安堵して日差しを浴びているように見える。
      ・     ・     ・     ・     ・     ・      ・     ・
4/6日 みなとみらい大ホールに於いて、「横浜シティオペラ20周年ガラコン サート」に、アンサンブルで、 4/23日 県立音楽堂に於いて、 「横浜交響楽団定期演奏会」に、ソプラノ・ソ ロで出演が決まりました。 皆様どうぞ、お出掛けください。詳しくは『演奏会スケジュール』をご覧下さい。
(2003.2.16)

<21>
立春が過ぎ、三寒四温になってきました。今日は鹿児島で春一番が吹いたそう・・・。
春がそこまでやって来ています。
昨日はスタジオの生徒さん達の年に一度の勉強会、一年の成果の発表でした。
毎年思う事ですが、気付かない間に本当に上達しています。私もそれほどに上達して いるだろうか?と思うと反省しきりです。
さて、2/23に私の歌う曲が決まりました。「一月一日」「早春賦」「花」「さくら」 「しゃぼんだま」「我は海の子」「ちいさい秋みつけた」「雪」「ぺチカ」「故郷」です。
ソロあり、二重唱あり、四重唱ありで楽しいステージになりそうです。皆さん、是非お出掛けください。
昨日、勉強会で伴奏してくださった方にお茶をお出ししようとヤカンをちょっと高目に手にした途端、 ピタッとほっぺにつけてしまい「アチッ!」と言う間もなくやけど!生徒の皆さんに「どうしてほっぺに?」 と言われてしまいました。今、頬には二本のやけど跡が。今日はファンデーションはやめておきます! 早く跡消えるといいな〜。
写真 シェイクスピア・カントリーファームにて(2003.2.10)

<20>
 先週、今週と更新日が次第にずれてしまいました。理由はないのですが、ちょっと スランプのようです。何が?と言われると全体的にです。ボチボチ社会復帰します。
 夕べ、眠っていたら左脚がつってしまい、痛さのあまり目が覚めました。大概その 後は治るのに今回は今日一日痛みが取れなかったので、友人に連絡を取ると『電解質 のバランスが崩れているようでカリウム・ナトリウムを摂るように。果物も摂るよう に。温湿布で。』と教えてくれました。早速、果物とスポーツ飲料を買い込みまし た。即答できるこの友人はお医者さんではないのですが本当に優秀な人です。
 最近私と遊んでくれる友人が二人います。どちらも、自由業で独身。仕事のスケ ジュールをそれぞれが組んでいるのを承知しているので、あまり邪魔したくないので す。結果!
 一人の友人とは、おしゃれな公衆浴場で待ち合わせ、お湯の中で話をします。一緒 に温泉に行ったり・・・。最近はもっぱらお風呂友達!
もう一人とは偶然にもその逆で、朝に喫茶店でモーニングを食べながら話します。波 長が合うというか、ヘビーな話題でもガハガハと笑いながら話します。・・・気が付 くと、腹ぺこ!もうお昼の時刻!
 友達はいいもんだ!
(2003.2.6)

<19>
良く笑い、すぐ怒り・・・。私の顔は山の天気のようにクルクル変わる。
正直すぎて姪に、結構迷惑をかけている。私が先に「どうしよう・・・!」とか、
「あんたは、えらい!」なんて言っちゃうものだから、彼女は私に物が言えなくなっ てしまう。・・・反省。

浅田次郎の話題の「鉄道員(ポッポ屋)」を読んだとき、「ふ〜ん」と言う感じだっ た。ピアニストの友人が、それはそれは本好きで、他の浅田次郎の作品をしきりに薦 めてくれた。まぁ、読んでみるか!と言う感じで彼女から借りてきた本は「鉄道員」 とは全然違う印象だった。彼は巧みに話を組み立て人の心を掴む。なるほどこれはみ んなが喜ぶに違いない!という設定。この上なくピュアーな理想的な人が必ず出てく る。
今話題の「壬生義士伝」も同じ。上巻は(そうそ、パターンだよね。)(ちょっとテ クニックが見えるよ〜)などと思いながら読み進めていった。下巻は佳境に入り、い かにも(!)の美しい文章、言葉が続く。グッと来ている私は気が付くとボロボロと 涙が出ている。ウ〜ッ!泣ける。と気付く。・・・そうだった、ここは電車の中だっ た。パッと顔を上げると向かいの席の人が変な顔して、ジーッとこちらを見ている。 濡れた真っ赤な目は誤魔化せない。
やられた!すっかり浅田次郎にはまっていた。
しかし、涙もろい!笑う、怒る、だけでは足らず“泣く”までが私のトレードマーク か?
写真 「代官山のカフェにて」(2003.1.27)

<18>
寒い冬に厚手のセーター、暖かシューズと完全防備のはずが、お部屋が寒くて足に水 膨れのようなしもやけが出来てしまいました。(もうお部屋は暖かです)インフルエ ンザも流行りそうです。皆さん大事にして下さい。

昨日、訃報が入りました。私が人生初めて声楽を習った先生が他界なされました。9 4歳の高齢とは言え残念であり、寂しいものです。小沢征爾の師、斉藤秀雄先生のと ころで指揮法を習われ中学生の小沢征爾によく会った、とお話しして下さいました。 何をするのにも右手はいつも指揮の練習をしていました。
私が生まれるか生まれないかの頃、先生率いる桜丘高校合唱部は全国優勝の三連覇。 その集中力と気迫はお年を召されてから出会った私でももの凄いものでした。常に前 向きで、学校教育や日本のこれからを心配なさっておられました。人は亡くなってか らその素晴らしさが一層際立つものだと、昨年に続いて思いました。
私は本当にかわいがっていただきました。私は先生の最後の声楽の生徒でした。

悲しみも喜びも同時にやってきます。今年は私の周りにいる若いお嬢さんのお嫁入り がすでに3件も決まっています。こんなステキなことはありません。長い人生が散り ばめられた宝石のように色々な色にキラキラとし続けますように!
(2003.1.19)

<17>
今日は、私が持っている発声講座の新年第一回の練習日。特別に練習を早く切り上げ 新年会の運びとなりました。滅多に一人ずつのお話を聞けないのでいい機会でした。
この講座に参加なさっている方々の理由は一人ずつ違います。自分に元気のない時 に、みなとみらいホールの案内の中から私のコンサートを見つけて、お出掛けくださ りそれがきっかけで入ってくださった方がいた。ご自身は元気が出なかったのにこれ をきっかけに外に出る元気が出たとおっしゃる。でも私は、そのお話を聞いて本当に 嬉しさが胸に広がった。人間は片方だけが幸せなんて事はないのでしょう・・・。
【桜丘高校】のコーナーに書いたように、“太陽”でありたいとまた思いました。
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 さて、2日ほど前にリンクしてくださった方がいらっしゃいます。その名を、「三 遊亭亜郎」落語家さんです。ンで、私の生徒さんです。私のホームページの管理人さ んは驚いていらっしゃいました。私もまさか、落語家さんが生徒さんになるなんて 思ってもいなかったんです。いいえ、正しく言うと、彼が落語家さんになってしまう とは!です。
始めは、かの有名な劇団四季の団員でした。それなら分かるでしょう?私も公演を見 に行きました。九州公演の時だそうです。隣の小ホールで落語の独演会をやっていた そうです。・・・戻ってきたら、「先生、落語家になりました!でも、歌続けます」 へっ?落語は弟子入りしても日当¥500です。時給じゃないのです。¥5000で もないのです。5百円です、今時。しかも、二つ目になるまではアルバイトもできま せん。ようやく去年、二つ目になりました。
 すると、「先生、レ・ミゼラブルのオーディション受けたいんですけど・・・」と 久しぶりの登場となり、なんと!合格。7月からテナルディ役にて出演。オイ、オ イ、決まったのはいいけど大丈夫かよ!?本人よりも私の方が引きつっているので す。猛烈な特訓をしなければ!
こちらからもリンクしますので、皆さん見て下さい。そして、7月彼の勇姿を見て やってくださいませ。よろしくお願いいたします。
(2003.1.14)

<16>
   皆さん、あけましておめでとうございます。
昨年中は演奏会においで下さり、またこのページを見て下さってありがとうございま した。今年もどうぞよろしくお願いいたします。お幸せな一年でありますように。

皆さんはお正月をどのように過ごされましたか?
私は久しぶりに実家にジッとしていました。美味しい物を食べてゆっくりしてよく眠 りました。そして、3日に初練習。声の出ること!しかもきれいな声です。
・・・ということは、やはり日頃は忙しすぎるのでしょうか?今年はゆったりとして 自分の時間を多く作りたいと思っています。生徒の皆さん、その辺どうぞよろしくお 願いします。“!”(笑)
(2003.1.5)


プリマドンナ?のひとり言 2005.1〜2006.12

プリマドンナ?のひとり言 2004.1〜2004.12

プリマドンナ?のひとり言 2003.5〜2003.12

プリマドンナ?のひとり言 2003.1〜2003.4

プリマドンナ?のひとり言 2002.8〜2002.12

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