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平成16年度全国単位制高等学校設置状況-分析4
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3 単位制定時制・通信制課程の統計 単位制といういう制度は、定時制課程や通信制課程で3年で卒業できるための制度であった。そのため昭和63年より、毎年、定時制課程や通信制課程 で、単位制に移行する学校が増えている。現在は、定時制課程187校が単位制の制度を導入している。定時制課程は、従来は働きながら学ぶため生徒の ための学校という役割を背負っていた。しかし、現在では、正社員で定時制に通う生徒は激減し、正社員で定時制課程に通う生徒は皆無に 近い学校も多くなっている。 現在は、中学校時代に不登校であった生徒、学力不足で全日課程に進めなかった生徒、全日制課程を中退した生徒などの多様な生徒が学ぶ学校となっている。 そのため、自分の学びたい科目・学びたい時間帯を選べる単位制を導入した学校が増えてきているのは、当然の結果であると考えられる。青森県、山梨県、 広島県、岐阜県などでは、既存の夜間定時制をすべて単位制に移行している。 |
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| 定時制課程というと、夜間定時制というイメージが強い。確かに統計からも、過半数の定時制課程が夜間に開設されており、2/3以上の学校が 全日課程に併設されている場合が多い。 しかし、上記にも書いたような理由で、昼間(昼夜間)に開設され単独校が増えつつある。これは、定時制が常に定員割れをおこし、定時制課程の 統廃合も後押しをしているようである。また、2部制や3部制のシステムをとるところも多く、他部の授業を履修することにより、3年での卒業を 可能としている。代表的なのは、都立新宿山吹高等学校で、ここは昼夜間4部制で、通信制も併設している。また、社会人講座も多く開設されており、 在籍している生徒も社会人講座で学ぶことができ、卒業単位に含められるなど、柔軟なシステムで全国でもうまくいっている例である。今後も、 夜間定時制の統廃合が促進され、他部制の定時制課程が増えるようである。 | ||||||||||||||||
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学科の統計から見ると、圧倒的に普通科が主体となっている。高度成長期には、即戦力として工業科などの需要が多く、工業科で学ぶ生徒
が多かった。産業構造の変化や学ぶ生徒の変化で普通科主体となってきていると考えられる。 3課程の中で、唯一、私立が多いのが通信制課程である。不登校生徒が増える中で、インターネットを利用した授業展開する広域通信制高校が 急激に増えつつあり、また、サポート校を全国に開設し、平日も授業も実施している場合が多い。当然ながら、公立とは違って独立校が圧倒的に多い。 現在の定時制課程では、基礎学力の充実が大きな 課題であり、卒業までに基本的な学力をつけることが定時制課程の役割である。 学年制の定時制課程でも0時間目の設置などで、3年で卒業できる定時制課程も増えてきている。単位制においては、ほとんどの学校で、 定通併修や大検・実務代替による単位を認定しており、在籍3年以上での卒業を認めている。 今後の教育界では、生涯教育という言葉がキーワードとなっている。その意味でも定時制・通信制課程の充実が図られ、開かれた学校となっていくことが 定時制・通信制課程の望ましい姿ではないか。 | ||||||||||||||||
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